月と衛星と連星と英語とガミラス語

分かり易いタイトル募集したい *補足をいただいたのでツイートを追加しました。
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いとしいさかな @pfishp

ふと。テロンの言語に「惑星を公転する天体」を意味するひとつの単語として「月」があるように(ない言語もあるのかな)、ガミラスには「二重惑星の片割れ」を意味するひとつの単語があったりするのかもしれない。もしかしてそれが「イスカンダル」だったりとか。

2014-09-10 06:16:39
いとしいさかな @pfishp

つまり、日本語で「月」が地球の衛星という固有の天体と、ある惑星を公転する天体全般の二つの使われ方がするように、ガミラス語のイスカンダルもそうだとか。ガミラス語の感覚だと、カロンのことを「プラートのイスカンダル」みたいに言うのかもしれない、とか想像してみた。

2014-09-10 06:18:25
いとしいさかな @pfishp

まあ冥王星とカロンを二重惑星と呼ぶかは微妙なラインではある。たしか両者の重心は冥王星の外にあったはずなので、解釈次第だとは思うけど。

2014-09-10 06:19:05
いとしいさかな @pfishp

@TenJacuP ああ、そこは確かにw ガミラスとイスカンダルについては、文明や知識がイスカンダル→ガミラスへと伝播したようなので、長いけど使っていた可能性はあるかもです。あるいはイスカンダルがさらに分解されて、二重惑星全般は例えば「イスカ」とかそういう?

2014-09-10 06:20:42
てんやくP @TenJacuP

@pfishp あるある (ただ間違いなく基礎語彙であろうのにだいぶ長い単語なのが気になります)

2014-09-10 06:18:52
いとしいさかな @pfishp

どこまで妥当かはともかく、「プラートのイスカンダル」という表現が自分でちょっと気に入ってしまった。

2014-09-10 06:21:55
いとしいさかな @pfishp

こういう「ガミラス語ネタ」で短いお話ちょっと書いてみようかな。メルダさんと玲さんがお茶しながらそういう会話するの。もうちょっと言語の素養が私にあれば、厚みをぐっと増やせるんだけど。

2014-09-10 06:23:15
いとしいさかな @pfishp

雪さんが「この星の月は大きいのね」と言った時、ガミラス語の翻訳機は、例えば我々の感覚で言えば「この星の衛星は大きいのね」みたいなニュアンスで翻訳していたのかもしれない。

2014-09-10 06:24:31
てんやくP @TenJacuP

@pfishp イスカンダルにとってもガミラスは「それ」であるのでやはり長いのは気になりますが、「つき」というより「衛星」的な学術的などの人工的な語彙だったりするなら自然ぽさは上がりましょうかね。さらに分解できるというのはありそうですね。

2014-09-10 06:26:31
いとしいさかな @pfishp

@TenJacuP なるほどなるほど。あるいは自らをそれぞれガミラス、イスカンダルと呼んでいた両者が、互いの星にそれぞれつけていた短い名前は昔あったものが、交流が始まるのをきっかけに相手の自称に置き換えたとか。それなら元の単語の痕跡が何かに残っていても面白いかもしれません。

2014-09-10 06:29:06
いとしいさかな @pfishp

「『月』のような基礎語彙としては長いかも」とリプライを頂いて、なるほど確かに。交流が始まる前のイスカンダルとガミラスは互いを別の名前で呼んでいたが、互いを知ったのを機に単語を置き換えた。とか想像したけど、むしろ二重惑星の片方を意味する一般名詞がその古い名前という方がありそうか。

2014-09-10 06:30:35
いとしいさかな @pfishp

「二重惑星の片方」を意味する基礎語彙(でいいのかな)が日本語や英語にないように、「惑星を公転する天体」を意味する基礎語彙がガミラス語やイスカンダル語にはない。という辺りはたぶん確実でいいんじゃないかと思う。そういう天体の存在が確認されてから、学術的な単語が作られたと。

2014-09-10 06:33:51
いとしいさかな @pfishp

ちなみにアメリカだと私の知る範囲では、人工でない衛星を指す時はmoonと言っちゃうことがほとんどなので、「土星の衛星」みたいに言うことの方が多い日本語とはまたちょっと単語の感覚が違うっぽくて、これはこれでなんか面白い。

2014-09-10 06:35:55
いとしいさかな @pfishp

英語のsatelliteの語源は従者とかそういう単語っぽく、天体を指す使われ方は17世紀からとなってる。地球の月以外の衛星を指してmoonとsatelliteのどちらが使われてきたのか、という話も興味あるけど、私のヒレには余るなー。 etymonline.com/index.php?term…

2014-09-10 06:40:01
いとしいさかな @pfishp

まあでも私としては「プラートのイスカンダル」ってちょっと言ってみたい(そこに戻るのか

2014-09-10 06:40:40
てんやくP @TenJacuP

@pfishp そこは非常によくわかるww

2014-09-10 06:41:08
いとしいさかな @pfishp

@TenJacuP なんかこう、聞きなれた単語のちょっと違う使い方が面白そう&「俺いいこと思いついたんじゃね? どう? どう?」感が!w

2014-09-10 06:42:43
てんやくP @TenJacuP

@pfishp 地球以外の衛星の発見そのものがガリレオが最初でそこで初めてsatellitemを使ったとのことです。

2014-09-10 06:44:59
いとしいさかな @pfishp

@TenJacuP おお、なるほどなるほど。衛星の発見がガリレオというのは存じていましたけれど、satelliteに相当する言葉そのものも彼が使ったものなのですねー。一人の人間の言葉の選択が今に至るも残るのってほんとすごいw

2014-09-10 06:46:23
いとしいさかな @pfishp

あああと、ガミラス人の肌が青いのと、ガミラス人が青い色に食欲とかを感じる(かもしれない)のとは関係するのかな。こちらはこちらで、またぜんぜん違う分野の学問の話になって私にはさらにさっぱりだ。

2014-09-10 06:51:02
てんやくP @TenJacuP

@pfishp あスミマセンsatellitesでした…しかもガリレオは見つけただけでこの言葉を選んだのはケプラーでしたわん…

2014-09-10 06:53:07
いとしいさかな @pfishp

同じ話をするなら、さっきの「月」や「連星の片割れ」みたいなニュアンスでは、ガミラス語のサレザーもそれだと思う。恒星を指す一般的な単語として使うこともあるし、恒星を意味する学術用語も別にある、みたいな。「ゾル星系のサレザーは」みたいに言うとか想像するのも楽しい。

2014-09-10 07:00:49
いとしいさかな @pfishp

近代以前(という呼び方も雑だけど便宜上これで)から存在する単語もあれば、近代以降に必要に応じて作られて定着した単語もある。ということを考えるに、ガミラスが"近代化"からどれぐらい経過しているのか、というところも影響しそう。同様にイスカンダル史も。

2014-09-10 07:03:02