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2010年11月24日

仏像の著作権のこと

仏像の著作権にまつわる、biwazoさんとpuriketzの対話です。
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三浦耀山 @biwazo

イブニング「ブッシメン」第二話で主人公が彫った毘沙門さん、どうみても現代の有名仏師の作品に似ているんですが、これはありなのかねー?昔の仏像を模刻するのとはまた違う気がするんだが・・・。

2010-11-22 00:14:59
三浦耀山 @biwazo

仏像の著作権って、どうなんだろ。たしかに仏像彫るときは平安や鎌倉のものを参考に彫っているし、模刻もよくするから、基本的には過去の作品を真似て伝承していく文化なんだろうけど。どうやったら調べられるのかなー?

2010-11-22 00:38:06
Ken Takashio @puriketz

@biwazo ちょっと違う話なのかもしれませんが、以前に駒込大観音の頭部すげかえ事件で、仏師の著作権が認識されていますね。しかしなるほど、伝承の文化に対してどの程度一般的な著作権の考え方を適用できるものか?と思うと、考えてしまいます。 http://bit.ly/cFRNWo

2010-11-22 01:22:30
三浦耀山 @biwazo

@puriketz この仏像の裁判に関しては私も以前ちょっとニュースでみたことがありましたが、たしかにすげ替え前 の仏像のお顔はちょっと怖かったです。この問題は一度真剣に考えてみようかなとも思ってます。情報大変参考になりました。ありがとうございます。

2010-11-22 01:48:41
Ken Takashio @puriketz

@biwazo 素人考えですが、あえて商売に例えると、仏像を「納品」するということは、著作権も含めた「買取り」で行われるのか、あるいは表現行為の結果ということで権利は制作者が保有できるのか、その辺の「契約」みたいなものがどうなっているのかは興味が湧きます。

2010-11-22 01:56:01
Ken Takashio @puriketz

@biwazo でも、そもそも仏像って、商品じゃなくて、人々の信仰の対象とされるものなんだ、て考えると、一概に商売の理屈を適用するのもなんか違う気がする…でも、仏師の方々の権利も守られて然るべきのような気もする。この辺は、そう感じるってだけで、理屈は無いのですが…

2010-11-22 01:59:54
三浦耀山 @biwazo

@puriketz 法律知識が無いので感覚だけの話になりますが仏像を納めた時点で著作権も含めて相手に預けたような気がします。仮に仏像が気に入らなくて手を加えられた時は悔しいけど作り手として負け、未熟だったのかなと思うだろうなと。でも法律的には当然制作者に著作権があるでしょうが。

2010-11-22 19:44:07
Ken Takashio @puriketz

@biwazo 興味深いです。自分は音楽回りにいるものなので音楽の事を言うと、著作権まで含めた値段で楽曲を売ってしまう場合と、著作権は保持して、楽曲の二次使用等が生じる場合は別途相談、等、場合によると思います。但し前者は「オシゴト」的、後者は自己表現、のような感覚がありますね。

2010-11-23 00:14:32
三浦耀山 @biwazo

@puriketz 2種類あるんですか。初めて知りました。音楽は著作権についてしっかりルールが決められてそうですね。仏像はそのあたりかなり曖昧そうです。例えばですが仏像の顔を作り替えるというのは音楽でいうとどんな二次利用に当たるんでしょうか?結構大きな改変になると思いますが。

2010-11-23 01:12:57
Ken Takashio @puriketz

@biwazo 二次使用とはちょっと違いますが、楽曲のサビを改変したり、暗い歌詞を明るい歌詞に変えちゃったり、くらいのインパクトはありますね。そう思うと、権利買取でないとすれば、これを作者に無断でやっちゃうってのは、法的にも問題あるし、人道的にもどうかなあと思ってしまいます。

2010-11-23 23:47:23
三浦耀山 @biwazo

@puriketz なるほど、別の曲にしてしまう程のインパクトがあるんですね。確かに仏像にとって顔は命です。しかしうちの業界は著作権についての意識が相当低い気がします。私自身今作っている仏像を自分の作品と思うことはあまり無くあくまで拝まられるものを作るという意識が高いです。

2010-11-24 02:30:49
Ken Takashio @puriketz

@biwazo ミュージシャンと一口でいっても、アートとして自己表現を目指すタイプもいれば、クライアントから求められる音楽をそつなく製作できる事をよしとするタイプもあり、音楽に対する姿勢によって著作権の認識も違うと思われます。逆に気になるのは、仏師のみなさんはどうなんだろ、と。

2010-11-24 06:06:40
Ken Takashio @puriketz

@biwazo おっしゃるとおり、拝まれるものを彫る以上、仏像は単なる美術品ではなかろうと思うので、自分の彫った仏像をどこまで「自分の作品」と主張できるのか?という点が音楽とは違う状況のように思われます。そこに1000年以上昔からの伝承の文化も絡むとなるとなおさらだな、と。

2010-11-24 06:12:24
三浦耀山 @biwazo

@puriketz 仏師の中にも作家として生きていく人、一職人として生きていく人の2通りいます。かつては仏像の需要が多かったので、職人として仏具屋などを通して作っていれば食っていけたかもしれませんが、今は日本で買える仏像の殆どは中国製です。値段が一桁違います。

2010-11-25 12:43:18
三浦耀山 @biwazo

@puriketz これからの仏師は否が応でも作家としても名前を売っていかなければ生きていけない時代になったのかもしれません。著作権に対する考えもこれから真剣に向き合う必要があるでしょう。

2010-11-25 12:43:32
三浦耀山 @biwazo

@puriketz ただ個性を売りにした仏像は作りたくないですね。やはり信仰の対象ですから、拝む人誰もが違和感なく手を合わせられるものを、そして何百年も保つものを作りたいです。そこは伝統を守りたいです。

2010-11-25 12:43:42
Ken Takashio @puriketz

@biwazo 現代の仏像・仏師を取り巻く状況、過渡期でもあるのかもしれませんね。難しい…しかし、興味深くもあり、今後の仏師の皆さんの活路が楽しみにも感じます。biwazoさんの、奇を衒わない真摯な姿勢に感動しました。お話し聞けて良かったです!

2010-11-25 16:46:24
Ken Takashio @puriketz

@biwazo やはり、信仰の対象であることや、古い伝統を受け継ぐ宿命を背負っていることで、音楽とは一味も二味も違う新たな著作権の考え方や枠組みが必要なのかも知れませんね。作品の写真の商用利用や隣接権など、どこまで「信仰の対象」に権利を認めていくのか…等。

2010-11-25 16:52:34
Ken Takashio @puriketz

@biwazo 食っていかねばならないことは音の人も同様。格安の著作権フリー音楽素材や素人でも作曲できる音楽ソフトなどが盛んに作られるなかで、プロとしての自分の立ち位置を改めて見極めなければならない時なのかも、と思います。

2010-11-25 16:57:22
三浦耀山 @biwazo

@puriketz こちらこそ、音楽の著作権についての生の声を聞かせて頂き大変勉強になりました。自分がこの道で食っていく為には技術だけでなく、もっと色々勉強していかなければなりませんね。ありがとうございました。

2010-11-25 19:37:04

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