ジョンお姉さん慰安婦論争と南京論争を語る

ジョンお姉さんによる慰安婦論争と南京論争のまとめ
125
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

慰安婦の話も「朝日がどうこう」じゃねえのだよな。朝日の虚報は虚報として処理すりゃいいし、責任者の処罰でも吊し上げでもすりゃいいけど、慰安婦の募集から雇用までの管理システムが、どういうものだったのか、それを史実に基づいて明らかにしないと朝日の擁護も反論もできねえだろ、と。

2014-09-16 23:05:44
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

朝日(及び朝日擁護派)も、反朝日派も、断片的な証言や資料を自己の願望で補ったものを主張しているだけで、トータルとしてのシステムやその運営がどうだったのか、あれだけの人数と組織を管理する以上、一定の規則やガイドラインはあるわけで、それを明らかにした上でないと、話にならんだろと。

2014-09-16 23:08:01
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

現存する史料からは、慰安婦の管理システムは、基本的に内地の売春宿に準ずる規定で管理されており、往々にして「軍の管理下」の論拠とされる「軍医による慰安婦の検診」は、内地において保健所が行っていた売春婦の検診を、内地の役所の手が届かない占領地において代行したものであるとは言える。

2014-09-16 23:14:49
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

また、慰安婦の営業については、慰安婦の営業許可(慰安婦を含む売春婦は、法的には、現在のホステスなどと同じ個人事業主)に当たっては、本人の直接の意思確認と監督官庁に出向いての署名捺印、親権者の承諾、戸籍謄本の提出により、人身売買や誘拐の防止を図っている事も解る。

2014-09-16 23:18:00
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

明治末以降、前借金による廃業の妨害は無効であり、「娼妓取締規則」第6条に「娼妓名簿削除申請に関しては何人と雖も妨害を為す事を得ず」と明記され、これに違反した場合の罰金刑が13条に規定されている。この法規は陸軍憲兵学校でも教育されており、軍も同様の認識であったことが解る。

2014-09-16 23:26:18
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

マレー軍政監部が昭和18年に施行した規則等に基づき、戦地において慰安所の経営の監督を軍が行った事をもって、「軍の関与」とする主張があるが、占領地における行政を軍が行う「軍政」は日本に限らず世界中の軍隊が義務的に行う事であり、同規則によれば、(続く

2014-09-16 23:33:40
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

承前)「軍人相手の慰安所」だけでなく、一般の映画館、娯楽施設等も、本土の監督官庁に代わって監督している。この事は、軍人相手の慰安所であることをもって「軍が関与」したのではなく、本土の監督官庁が存在しない占領地において行政機構の業務を軍が代行をしたという事に過ぎない事を示す。

2014-09-16 23:36:55
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

その他の史料を見ても、狭義の強制性はおろか、「本人の意思に反して売春を強制するシステムを国家が構築し、運営した」などとは言えるものは、今のところ見当たらない。( ´H`)y-~~

2014-09-16 23:46:28
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

「中には売春を強要された者もいたはずだ」という主張がある事は予想できるし、世の中売春があるところ、必ずそういう被害者が出るのは常態である。現在、公娼制を採用し、管理売春を合法化しているドイツでも、東欧やロシア出身の人身売買被害者が売春を強制される例が見られるとおりである。(続く

2014-09-16 23:49:38
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

承前)このことから、戦時の慰安婦の中に同様の境遇の者が紛れ込んでいた事は想像できるが、現在のドイツで起きている人身売買事件が個別の犯罪として扱われ、「ドイツ政府」の責任に帰されないのと同様、日本政府と軍が定めたシステム外の犯罪被害については、個別の犯罪として扱うのが妥当であろう。

2014-09-16 23:53:01
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

また、「人身売買」や「誘拐」を主張する場合、その犯罪行為の主体は誰かという事を置き去りにして、「そのような事件を起こした(或いは防止し得なかった)国の責任」とするならば、現在発生している変質者による幼女誘拐等も、実行犯の犯罪ではなく、「国家の犯罪」と認定せざるを得ないであろう。

2014-09-16 23:56:22
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

このような観点から、お姉さんは「慰安婦は戦時の国家による組織的な奴隷制度」という、情緒的かつ論理の飛躍した主張には同意しかねるのであるよ。また、「管理売春自体が性奴隷」というならば、ドイツをはじめ公娼制を復活させている諸国を「性奴隷国家」認定しなくちゃならないと思うのであるよ。

2014-09-17 00:00:43
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

まあ、なんというか、図書館やネットに転がってる資料で慰安婦に対する軍の直接的強制が立論できるなら、朝日新聞が20年も粘った挙げ句に白旗揚げるなんてないと分かれと、何度言えば理解できるんだろう?

2014-09-17 14:10:45
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

行政機関の通達が現場のアドリブで出るとか、「通達」という用語の行政上の定義も知らずに、「業務連絡」程度に考えている証左なのよね。つまり、史料の意義をまるで判断できてない。

2014-09-17 14:13:49
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

通達とは、上級行政機関が指揮関係に基づき、下級行政機関に対して示す業務実施上の規則であり、法的効力を持つものなんだがなあ。それが現場のアドリブで出るとか、マジで噴飯もので。

2014-09-17 14:18:01
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

元慰安婦という個々のババアの証言に嘘があるということは、それも朝日の虚報と同じく「個別の問題」でしかなく、そのババアが嘘つきであることをもって、日本政府あるいは日本軍の行為の正当性を立証するもんでもねえよね、ということは覚えておいた方がいい。

2014-09-17 15:43:02
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

日本軍の慰安婦募集および業者管理システムがどのようなもので、それが、国家や軍が個人を拘束するものかどうかで、事の性質を述べなくてはならないわけで。 で、お姉さんは、現状において、国家や軍が個人を拘束した根拠も、業者をして違法行為をせしめる性質のものも発見してないというお話。

2014-09-17 15:52:03
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

お姉さん個人の感想としては、朝日新聞が社運をかけて20年以上の永きにわたって探しても発見できなかった「軍や官憲による慰安婦の強制連行」や「軍による売春の強要」を立証する根拠を個人で発見するのは絶望的だと思ってるの。 既知の史料を新発見する李泰鎮方式を使っても難しいと思うの。

2014-09-17 15:59:33
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

お姉さんは、慰安婦が軍や官憲によって売春を強要されていたとか、業者の裏で糸を引いて違法行為をなさしめていたとかいう、客観的な証拠があるなら、慰安婦を「奴隷制」「誘拐」等と持論を変えるのに全く吝かでこをざいません。

2014-09-17 16:41:17
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

もうね、個々の事象、それも内容をよく確認もしない印象のみで慰安婦に関する勝手なイメージを作り上げて語るのは、左右どちらの立場であろうが不毛だと言ってるのに解ってくれない人が多いのだなあ。( ´H`)y-~~プハー

2014-09-17 18:58:04
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

まあ、なんというか。 昔作ったネタだけど普遍性があるので再掲。 p.twpl.jp/show/orig/hmd6f

2014-09-17 22:45:57
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

慰安婦と合わせて右左が騒ぐ「南京ナンチャラ」については、「南京事件」「南京大虐殺」等の言葉が示す地理的範囲や時期が不明確であって、なにをもって「南京ナンチャラ」というのかさえ解らないけど、30万人虐殺というのもアレだけど、日本軍の狼藉はなく歓迎されたなんて主張もアレだとは思うの。

2014-09-17 23:27:54
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

1937(昭和12)年末に、在支の日本軍が、「兵士による婦女暴行で現地住民感情が悪化し、また外国の宣伝に利用されているから対策が必要」という趣旨でいわゆる「慰安婦」というシステムができたのを見ると、軍が無視することができないレベルで兵士の狼藉が問題になっていた事を示している。

2014-09-17 23:31:59
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

ただ、昭和12年前後の日本軍人による中国人女性に対する強姦事例は数件の史料を押さえているのと、軍の対策についての検討を示す史料は見たけれど、総数とかはよくわからんちん。どうも潔白ではないよね、という事は言えるのであろう。

2014-09-17 23:38:57
ジョンお姉さん @jpn1_rok0

その一方、兵士の婦女暴行に対して軍が対策を講じているこという事実は、いわゆる「南京ナンチャラ」前後の日本軍兵士の強姦事案が、中国が宣伝するような日本軍の組織的な作戦行動であったという主張を否定する。

2014-09-17 23:39:06