Smips・研究現場の知財分科会(第17回)【クラウドファンディングで集めた研究費の管理いったいどうなってる? 〜academist第1号プロジェクトの事例紹介〜】
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開催概要
■内容
海外では「Experiment」が支援総額100万ドルを達成、国内では「academist」第1号プロジェクトが目標金額40万円に対して60万円以上を集める形で達成と、学術系クラウドファンディングが盛り上がりを見せています。
今回の研究会では、academistの発起人をゲストに招き、京都大学フィールド科学教育センター瀬戸臨海実験所にポスドクとして所属する岡西さん(2013年7月の研究会で「SNSを活用したイマドキの分類学」について話してもらいました)が挑戦した第1号プロジェクトの「深海生物テヅルモヅルの分類学的研究」をケーススタディとして、
・集まった支援金は研究者に直接渡る?研究機関を経由する?
・支援者へのリターンに対して研究機関から何か指摘はあった?
・どのタイミングで研究機関に相談した?
・誰に相談した?研究室のPI?URA?
など、学術系クラウドファンディングならではのポイントを中心に話をしてもらおうと思います。
クラウドファンディングの活用を考えている研究者の方も、所属研究員から相談される可能性のある研究機関職員の方も、ぜひ一緒に意見交換させていただければと思います。
(以下、補足)
一般的なクラウドファンディング系の講演だと
・プロジェクトや挑戦者をいかに魅力的に見せるか
・支援者への魅力的なリターンは何か
などクラウドファンディングの成功率を高めるための話が多いですが、その辺りの話は手短かに済ませる予定です。学術系ならではの魅力の見せ方に関しては、過去に開催した研究会も参考になるかと思います。
第15回 研究者の魅力を「引き出し」「伝える」、プロのこだわり
http://www.2nd-lab.org/#!studygroup-015/cqz7
第9回 分野特化型の同人イベントは学問への新しい入り口になるのか?
http://www.2nd-lab.org/#!studygroup-009/cjjv
■ゲスト
株式会社エデュケーショナル・デザイン代表
柴藤 亮介(しばとう りょうすけ)様
■日時
2014/10/11(土) 13:00〜14:30
■会場
政策研究大学院大学
※参加費無料&事前申し込み不要ですが、参加いただける方は下記イベントページから「参加」押していただけると嬉しいです。
https://www.facebook.com/events/338831832948505/
講演資料
開催前のつぶやき
これから10/11( 土)のSmipsについてつぶやきます。今月はテーマを微妙にかぶせた感じの二本立て構成。
2014-10-09 17:47:4613:00-14:30は「クラウドファンディングで集めた研究費の管理、いったいどうなってるの?〜academist第1号プロジェクトの事例紹介〜」。ゲストはacademist発起人・柴藤さん。 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 17:48:50クラウドファンディングの講演だと「どんなプロジェクトが成功しやすいの?」「どんなリターンが効果的なの?」みたいな話が多いですが、今回はその辺の話はほとんど入らない予定。 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 17:50:15その代わりに「研究機関に所属している研究者がクラウドファンディングで集めたお金の管理はどうなるの?」という話を中心に話してもらおうかと思っています。研究者本人にポンと渡せるのか、研究機関を通すのか等。 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 17:52:22なぜその切り口なのかというと、僕は研究者がクラウドファンディング(というか、もっと広い視点で一般市民から研究費を集める)に挑戦しようと思った場合、「支援集まるか?」ではなく「誰かに怒られないか?」が先に来ると思ってるからです。 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 17:54:37僕がパッと思いつくのだと「他の予算元からもらった研究費との用途の切り分け」、お金に関係ない話だと「リターンでどこまでやっていいのか」あたりです。後者で言うと、国費でいった野外調査で撮った写真をリターンにするのはありなの?とか。 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 17:56:42僕は「昆虫大学」「なまけっと」「博物ふぇす」等のイベントと接点を持つようになってから、「研究者にポンッと30万円くらい渡してあげられる状況」が明確に見えているので、その際の注意点をいまのうちに整理しておきたい 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 17:59:09同日の17:00-18:30は「とあるポスドクの研究生活とacademist活用の裏側 〜学会参加や野外調査に使えるお金と時間の実態について〜」。ゲストは京都大学 フィールド科学教育センター 瀬戸臨海実験所でポスドクしている岡西さん 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 18:02:48岡西さんは2013年7月にも別テーマで登壇してもらってます。ちなみにこのとき紹介してたエピソード(鳥羽水族館の方との相互フォローの話)絡みの論文が最近受理されたようで感慨深い > 「ソーシャルメディアを活用したイマドキの生物分類学」 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 18:06:49岡西さんはacademist第1号プロジェクトの挑戦者&達成者なので、所属研究機関とどんなやり取りしたのか、モヅルの乾燥標本をリターンにするにあたり、何か注意したか・指導があったかとか聞きたくて声をかけたところ 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 18:10:00たまたま岩手に標本収集に行くタイミングに重なっていて、「野外調査や学会に出張行くのも所属機関や雇用されてるプロジェクトによってはいろいろ大変なんですよ」みたいな話になって、その話おもろいやん、てそっちの話もしてもらうことになった 2nd-lab.org/#!studygroup-0…
2014-10-09 18:12:24というわけで、10/11(土)の研究会は、academistの主催者&第1弾プロジェクトの挑戦者コンビで話をしてもらいます。興味ある人は13時or17時にこちら参考に直接会場までお越しください。 > 研究会の参加方法 2nd-lab.org/#!how-to-join-…
2014-10-09 18:16:50(リバネス研究費の担当者にもっと早く声をかけておけば良かったというのが心残り。研究費を個人に渡すという意味で、似たような苦労を既に積み重ねているだろうから話聞きたかった)
2014-10-09 18:20:45当日のつぶやき
@RShibato さんの話題提供スタート。最初に僕との馴れ初めの話をしているw > クラウドファンディングで集めた研究費の管理いったいどうなってる? 〜academist第1号プロジェクトの事例紹介〜 togetter.com/li/721391
2014-10-11 13:10:23クラウドファンディングの5分類の話。寄付型、貸付型、ファンド型、購入型、株式型。academistは購入型。 crowdbank.jp/magazine/?p=102
2014-10-11 13:14:12学術系クラウドファンディングサイトは世界全体で60個弱。でも、2014年に入ってから急激に増えてきている。
2014-10-11 13:16:11特定の大学の活動に特化したクラウドファンディングサイトもある。OB/OGからリターンを募る上では面白い仕掛けだなー
2014-10-11 13:17:41