ツイッター連詩【詩のレシピ】pw連詩組&現代詩手帖共同企画 #pwGT組 完全版

【pwGT組・開催のお知らせ】 ☆ちょっと<新しい企画のツイッター連詩・pw連詩>を開催致します。☆ ☆9月21日(日)〜10月5日(日)までの15日間の期間限定です。 続きを読む
文学 書籍 ツイッター連詩 共同詩 現代詩手帖
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宮尾節子@0302ポエトリー花電車 @sechanco
★【告知・pwGT組始まります!】9月21日〜10月5日まで15日間。ツイッター連詩が新企画で始まります。5人の担当メンバーと自由参加のみなさんとの共同連詩です。ご参加お待ちしております!★詳細は画像ご覧下さい。組長拝 #pwGT組 pic.twitter.com/dlIrxRdFUO
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        *** はじまり ***

宮尾節子@0302ポエトリー花電車 @sechanco
「シナナケレバイイト思ッテ」え。お母さんそんな事を?「ヨウスケノヨウハ中庸ノ庸ヲ取ッテ」の笑顔からヨウ家も波乱に満ちた。シハ「一般的主体より一段低い所に身を置き、この世界の受容体とならなければ」と安川。そんなにいい事は、ないよ。覚悟は良いか。ヨウソロ!(詩のレシピ1)#pwGT組
亜久津歩 / アクツアユム @ayusuke_
仄暗くすれ違う風の揺さぶるさざ波は脚をひらく角度でひろがり、辿りつく頃には島を割る。さべつ/ようご/です/か、お母さん? はて卵黄になれなかった精子として何処へいこうか。洋洋と酔う孤独が要るようだ4には。それすら幻の、おなじ渦のなかで (詩のレシピ1)#pwGT組
バンバサナエ @tombolo2010
窓を開ければ、また窓がある。網越しの恋。宵越しの夢。指を離しても走る窓。慣性スクロール感性ストローク。タイムを上り下りするラインの流れ。難所と嘆きと鎮魂と。熱狂も捏造も妖怪ものせて。よ、みとれ、渦の中の渦うむ岩を。待ち伏せするシ。窓を巻く。 (詩のレシピ2)#pwGT組
とよよん @to_yo_yo_n
夜を泳ぎ抜けて 幾つもの夜を 闇のコールタールが絡み付いて ところどころ黒く固まりこびりついている そんな魚に朝日は届かないが 目を射抜かれはっとする 花嫁衣裳の白(詩のレシピ2)#pwGT組
カニエ・ナハ @naha_kanie
私の頭を抱えて 私が空を飛んでいた (シャガールの絵のように) フロイト(一九三九年九月二十三日没)と ユングの交流と決別を描いた映画の 私の記憶の中では ジークムントは全てのシーンで 葉巻を燻らせていて そうやって吸い込んだ 他人の夢を燃やしている (詩のレシピ3)#pwGT組
齋藤旧 @kyuuuv
夢をはらんだ しろい息吹は 細く紡がれ 雲になる かたちを変えてでも側にありたかったものたち 『私』を溶かして、頭を見れば 目を閉じた安らぎと、 (詩のレシピ3)#pwGT組
s.kaneco @000214
空だけある部屋でパンの皮をかじる 心寄せるものがなくてもきっと生きてはいけるのだろう おや、鱗だね にぎりしめた右手には 跳ね回る朝の贄 (詩のレシピ4)#pwGT組
川澄萌野 @acchonbrico
魚の黒ずんだハラワタを割り箸の先でほじくってチロチロ舐めては、安い酒を呷る夜だ。 あの女の汚らわしい内蔵をぼくは刻んで焼いて、醤油をかけて食べた。骨は森の中に棄ててきた。 さようなら、ぼくの過去。 さようなら、ぼくの肉体。 (詩のレシピ4)#pwGT組
SATO A @a8ca
手押し屋台のバッテリーが少なくなっています、のれんの臙脂が至極まっとうにひらめき、さきほど皆さんを遠まきに数えていたうちのひとりが大将と呼ばれる、どこまでを持ち場とするかは歯を磨きながら考えるとして、バッテリーの問題は目の離れた女に置き換えられない (詩のレシピ5) #pwGT組
sample @kaibutsu_head
ぼく子どもだからお酒飲めない。歯は生えかわったばかりで骨かみ砕けない。耳は大きくなったからおとなの嘘を聞きわけたい。聞きわけた嘘を鶏小屋に埋めたい。生えた茸を粉末にしたい。白い粉末あの子にかけたい。夜の街頭に立たせて売りたい。そしてぼくが買い戻したい。(詩のレシピ5)#pwGT組
宮尾節子@0302ポエトリー花電車 @sechanco
「ねりました。ねりました。ねりました。」洟水かんたろうの絵日記。ねりました攻めほどのインパクトはのち経験がない。絵の枠は黒で塗り潰し。字の枠は全行これねりました。寝ました。夏休みは寝てばかりと判っても後手。母まであのねりましたは元気かと詩譜をなぞった。(詩のレシピ6)#pwGT組
はるもりしゆう @junju_usako
手に入れば満足して練らないで置くものたちが、出番を待って佇んでいる。真剣なことが外からは見えない。 「陽が沈む前に帰りなさい。」腕時計は持たなかった日の夕陽はとても赤かった。鳥より遅れた帰還にお土産の花。無事であればいい。お味噌汁の匂いが染みる。 (詩のレシピ6)#pwGT組
バンバサナエ @tombolo2010
コオロギの夜を明かして、朝、あたらしい鬼に遭う。うつむく日にも失われてゆく砂の上で。雨でも晴れでもやつらはやってくる。桜の花びら肩にのせ、コスモスくわえやってくる。きのうのキバは骨だった。きょうのツノも手強そうだが、冬年の滋養になるだろう。鬼を喰う。(詩のレシピ7)#pwGT組
Seia @shijin_kari
散、歩河川、敷向こ、う岸、人、影肌色、が。ぽつぽつと出てくる意味以上単語以下に耳を傾けメモをとる。水中無、音苦し、苦しか、っ足首。見たくないのに何度も見てしまう、足、首。順番右、目左目。うし、たことだ、ろう、私ま、で言、葉がう、まく、窓には、足首 (詩のレシピ7)#pwGT組
カニエ・ナハ @naha_kanie
「そのマイルスのレコード、A面最後のところ、ごくまれに針飛びをするの。彼はステージから姿を消したまま、時間の歪みに足をとられて身動きがとれない。うまくいけば戻ってきて、さいご短く鋭利なソロを奏でて、拍手喝采。私たちはB面へと盤を進めることができる。」(詩のレシピ8)#pwGT組
あきこ@順風 @acico55
波形のてっぺんで破裂したのは何だったか。心臓をまわりごとぐいっと掴んでいった。痺れをほどきながら演奏は続く。 波頭を支えた厚い厚い水の層。暗がりの底に湛えたもの。 届かない、けど、撫でていった。 余韻よ去るな。目の前にはノートの新しい一行目がある。 (詩のレシピ8)#pwGT組
s.kaneco @000214
「喉をふるわせろ 新しい陸地を目指せ」 海陸風の響きを乳呑み子は聴いた 実りを倉におさめる頃 干したアカザを手渡され 私たちは田園を出た (詩のレシピ9)  #pwGT組
葉月野 @hadukino_tc
声調を気にしすぎてはだめだよと やんわり諭す掌のかさつきが 右手の甲に貼り付いて消えない 面影は翻した袖の通り道に埋めた 花壇にアベリアが咲く間は 目印になるから 冬までにはおいで (詩のレシピ9)#pwGT組
SATO A @a8ca
駅前にドーム屋根のついた石造りの遊び場があり、あちらには芝生の広場、むこうへ短い坂をくだれば西町の小学校、そのあとあのときの森がきて、農道へ抜けてビニルハウス、背高泡立草が倒れ合い、ガードレールが池を囲うのか (詩のレシピ10) #pwGT組
二匹の猫は互いに同時に存在する。 @zwei_katzen
天文台へ続く道沿いに楢の薪で焼き上げるピッツェリアがある、茸を摘んでいくと生地代だけで焼いてくれる、毒茸もこの窯で焼くと食べられるよ、なんて職人の戯言はさておいて美味しくピザを頂くと皿にそのような物語が書いてあった。代金を支払う。 天文台へむかう。 (詩のレシピ10)#pwGT組
落葉[Rakuyou] @a_fallen_leave
代金は覚えていない 笑顔に誘われて小話をした この先に目的地は在る 良い思い出になるだろうか いつの間にか隠れた太陽は再び道を照らし出す 小さな黒い影が横切り 目で追いかけた 餌を目の前に綺麗な灰色の猫が顔を洗っている 気分も洗われた様だ (詩のレシピ10) #pwGT組
宮尾節子@0302ポエトリー花電車 @sechanco
いけ が一つあったのよバス停の睫ヶ下に 青物狙いの朝まづめ アタリとアワセを 身体で 覚えた ほか 物も知らない 食えるか の問いがノウゼンカズラを昇って逝った夏 (父さん) なってない答えは末尾へ つづく きれいに洗ったらコスモスが 挿せる (詩のレシピ11)#pwGT組
梁川梨里 @riri_yanagawa
前頭葉が蔓を巻き 螺旋階段を駆け上る 足の裏がきれい かばかりが気になって、しかたない 背中に書かれた、わたしの名前 がしりたい 頭上から見下ろすあまたの魂 が雪崩のように送る電波信号 を幼いシナプスと第七感覚 がキャッチ出来ますように (詩のレシピ11)#pwGT組
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コメント

宮尾節子@明日の詩集出版プロジェクト @sechanco 2014年10月5日
☆【詩のレシピ】担当者詩と参加者選詩30詩をまとめました。
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