【詩のレシピ2】ツイッター連詩 #pwGT組 始まりました。

【pwGT組・開催のお知らせ】 ☆ちょっと<新しい企画のツイッター連詩・pw連詩>を開催致します。☆ ☆9月21日(日)〜10月5日(日)までの15日間の期間限定です。 続きを読む
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     *** 2日目・詩のレシピ2 ***

バンバサナエ @tombolo2010

窓を開ければ、また窓がある。網越しの恋。宵越しの夢。指を離しても走る窓。慣性スクロール感性ストローク。タイムを上り下りするラインの流れ。難所と嘆きと鎮魂と。熱狂も捏造も妖怪ものせて。よ、みとれ、渦の中の渦うむ岩を。待ち伏せするシ。窓を巻く。 (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 00:13:24
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

☆2日目にはいりました。番場さんの詩につないでくださいませ。たくさんのご参加感謝です!今日もよろしくお願い致します♪→(詩のレシピ2)#pwGT組 ☆明日のカニエさんも、スタンバイよろしく!

2014-09-22 01:43:31
花夜 @kayanokaya

手を伸ばしても、声を荒げても その先にはベールがあって たったひとつの動作で翻る 柔い透明が邪魔をする 重ならない時間の 被るフィクションに また惑わされて 燻る指先のなかで 僕らは怪物にだってなれる きみを待ち惚けするように シを落とした (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 00:30:41
二匹の猫は互いに同時に存在する。 @zwei_katzen

それを拭く手は半透明でしたか、続けられるべく拡張される「べけれ」、既に飽きがくる、鈴虫をふみ 窓はない、叩くても存在しない、ヒースの丘に出で想いびとの骨を採掘せよ 孕むまいとしてけれど孕む、私を土壌として裂け、一条の緋色よ 清冽にして極まればよい (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 01:43:28
akutsu ayumu ꪔ̤̮" @ayusuke_

針葉色のフェンスをはねるしら魚は指。髪を梳くように滝のような雪晴を裂く。六花のかるさで着陸する熱は致命的な毒物なのに、見とれるまま看とられる白昼夢にまかれていたい。完成する前に誰も知らないすべての窓のすべてを割りたい。向こうのそれを取りだすために、 (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 02:45:41
加藤生物 加藤明日花 @katouseibu

青空嘆くも 叶えられない夢が 夢の中でさえ 出来ない時 我を忘れて動作を続け 情を押し込んだ朝を 開け放ち 夜さえも覚えられない私が 愛する人に、愛していると 言えたか (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 05:24:32
葉月野 @hadukino_tc

トリビュタリが全身に張り巡らされる。例えば左手薬指には孤独。右手人差し指には希望。脚に流れる目標が止まらない。血筋をのこしたい。と思ってもう、そうしている。どうきは不純がいい。混じり気のないイノセンスはよくしに抗えないから。(詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 07:27:50
春森しゆう @junju_usako

窓から外を見れば出たくなり出たのなら帰るだけ。 追いかければ逃げるのを分かっているけれど追いたい。追いつかない。 陣地をうまく仕切られている。 逢えない猫に逢いたいみたいな世の常に。 望めば遠くなるものを。 熱。熱。浮かされているのです。 (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 07:36:14
akutsu ayumu ꪔ̤̮" @ayusuke_

閉ざせば、また離される。ひかりに溺れ岸辺の粒子をあつめても、くずれおちる手ざわりはつめたい産湯。拒めば、また剝がされる。シ人まみれの滝壺なのにシがなかなかみつからない。転覆する窓からあふれるようにとりもどす朝、壊せば、また放たれる (詩のレシピ2) #pwGT組

2014-09-22 08:03:43
佐織@KITAERILIVEALIVE @saori_pnd

星が輝き ループする私を見て 現実と非現実 夢の世界はここにある すべてを忘れて 朝まで踊りましょ 夜はこれから 朝は来ない 永遠に輝く世界 ループする世界 私はここにいる 私を見て (詩のレシピ2) #pwGT組

2014-09-22 08:18:26
akutsu ayumu ꪔ̤̮" @ayusuke_

ぜんぶうそだよ。ろうえいするモノローグ、上からする?下から?後ろ?その突起からの同心円⚪︎年輪○レコード◎コンパスの・でいたいけれど嬲るという字を転がすためにテープの蔓を巻くように指をさす。ぜんぶゆめだよ。唱えながら裏がわから、なき声を舐めている (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 08:40:43
梁川梨里(やながわりり) @riri_yanagawa

冷たき窓にタップする、ステップする、回転軸をわたシ、たかが一枚の硝子に傷つけられ捲れた皮に、ジリジリと深淵へ追いつめられシ、脳内麻薬による幻覚、指した先で刺されて咲いた花の、弁が風をまきあげハブで繋がれた窓へ裏側からまわり、鳩が飛び立つのを撃ち落とシ (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 08:46:57
御砂糖の妖精☆森朱鞠。 @goldeneyelulu

造花をじゃぶじゃぶ洗う都会暮らし悲しみが喩えを着てるうちは花だ羅列して流れてく呟きをおはじきする夜小鳥諸君あなたの青い羽に目が覚める檸檬色の羽は朝餉のぬくもり孔雀ちゃんのマニキュア鶉ちゃんの物思い君の声は指すり抜ける色の川だ空に流れる川に手を伸ばして(詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 08:49:16
タムラアスカ @asuka_tamura

蛇みたいな細長い舌としたたかさ、神妙なしなやかさでしの渦を遊泳する螺旋とカレイドスコープ、美しいね、最後を看視する君の右手にはインクが切れたペン、引っ掻くごとく中枢を刺せ。窓の鍵は壊れている、疾走し、 (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 08:49:21
御砂糖の妖精☆森朱鞠。 @goldeneyelulu

泡ちゃん泡ちゃんぷくぷくの 小鳥さん小鳥さんぺちゃぺちゃ姦(かしま)しきょろきょろの 銀の背のお魚さんお魚さんあっ鼻にはねた水飛沫 はやいはやい とっとことっとこ駆け抜けるお馬さん 蒼い蒼いお馬さんわたしの柵においで 時折 墨汁ぽとりほら死が匂うよ (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 09:17:03
Yuka Yoshida @yoshida_nenka

今もなお、開く数の術だけ残り、景色はその都度生みだされる、ならば踊れ、はじめから述部は消されているのだ、妖しく、どちらともつかないお前の脚の、引き延ばされる期限、深度の向こうから、来る、お前を急きたてる何かが、明らかな顔を持ち、 (詩のレシピ2) #pwGT組 

2014-09-22 09:30:20
Seia @shijin_kari

窓と窓の間を叩きながらイく。庭の花はもう枯れてしまったから、また種を埋めなければならない。スルー、ロール、スルー、ロール、プレイング。立ち止まったら、心臓も止まってしまうような気がするのに、石メ。赤く染まる足。 (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 10:06:32
西原真奈美/来春詩集を上梓します @m_a31354363

白を着ていたのは  無垢でいたかったからではなく 開いてほしかった 書き連ねた言葉の果て 私は真白の便箋になったから 夜がくれば畳まれて 私は真白な水中花になる あなたという窓の その水槽の中で 開かない窓を手繰りながら ぬばたま 真白に漂っている (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 10:18:31
みいと かろ @KaroMiito

それはまた くるくるしている 渦にのる このは ことのは してきな死の詩のつもり よっつのタップで 呟ける「うっ」 制服みたいに 紺色の 川のおもての 「カルピスを たくさんこぼした」 あなたの言葉に たくさんの星がきらきらしていた。 (詩のレシピ2) #pwGT組

2014-09-22 10:24:07
林明乎 @acico55

潜ってしまえよ、上も下もわからなくなって、呑まれる中で泡、掴もうとしてクラッシュ。枝分かれの枝、遠ざかる近づく迷路。あのひとが生んだのはなんだったかしら。ウミウシには殻がないからどちら巻きにもできる。チリチリ、似てるけどちがうの、シはシなの。 (詩のレシピ2) #pwGT組

2014-09-22 10:40:28
上野江来晴 @UEraharu

流氷を抱き 辿り着いた珊瑚の水槽を あぶくの銃が囲む 巻貝は稚魚の泳法をまね 苔の夢をむさぼる 人魚は現実 強者も食われる 深海に錆びる筒を手に盛るな 山頂に朽ちる旗を立てるな その世界でいつか砕ける 渦巻く景色よ救ってくれ 輪の中へ 水面へ跳び出せ (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 10:50:40
伊藤 透雪(いとまん本垢) @tohsetsu

瞼の裏にあるもう一枚のフィルター越しに流れに篩をいれては探す 鉱脈から次々に運ばれてくる金 の輝きは格別な太陽 夜のやる気との戦い 動物的な感覚を呼び覚ませ! 我らゴールドジプシー 、だから何ども探し すくってふるう (詩のレシピ2) #pwGT組

2014-09-22 11:08:25
akutsu ayumu ꪔ̤̮" @ayusuke_

次に磨り硝子を割る。それは自由という修羅場にほとんどおぼれている一人称複数の眼だから、ふりあげた骨をゆっくり点滅させる。けれど結局割る。時代のせいにするつもりはないが、択んでもいないから。灰に唾棄して泥を練る。次のシのための次の壺。そして結局割る、 (詩のレシピ2)#pwGT組

2014-09-22 11:19:51
深青 @synnblue

つちのおと、アスファルト、改築中の今日が定まらない。あけた、夏が明けた、週が明けた、終わりと始まり交錯する月曜日。降り注ぐ真昼の6等星たち。布団取り込む夢を描いて。 (詩のレシピ2) #pwGT組

2014-09-22 11:24:18