『グラスリップ』全13話の簡易解説

>>> ※10/2現在、深水透子の解釈について致命的な読み違えをしていたと思われること他、諸々含め訂正を途中から入れ続けてまとめを拡張し続けているところです。 既にどこがどう「簡易」なのか、当人にもまるで分かりません。 いずれ、ブログ記事にでもまとめたいとは思います。 <<< 続きを読む
アニメ グラスリップ
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相楽 @sagara1
『グラスリップ』、あえて言えば「1話「何があっても未来の私が全部解決してくれますように」と13話「何があっても未来の私が全部解決してくれますように」はどう違うのかという話」と一言でまとめられる。勿論、すごく丁寧に積み上げいった上で、そうなってる。(続く #glasslip 続き)
相楽 @sagara1
『グラスリップ』13話は(12話もですが)「わかんないな……」と思ったら、こちらtogetter.com/li/724041 も参考にして頂きつつ、ニコ動無料公開の1話http://t.co/AcajDWgEeHを改めて見ると色々わかることも多いかと思えます。 #glasslip
相楽 @sagara1
13話で透子母が総括してるけどそれは唐突ではなく、1話からずーーっと「「未来」が見えたとしたら」と透子は自分にも家族や友人にも聞き続けてるし、やなぎと駆もその話をしたりしてる。毎回そのまんま聞いてるから、初見はともかく、改めて見直せば見逃しようがないと思う。 #glasslip
相楽 @sagara1
13話の深水真理と透子との総括は、透子と同じように「未来が見える」のかと当人も思う能力を持っていたその彼女は、その力の見せたものを踏まえた彼女の予想もしないことばかりをいつも一生懸命にやって一心に心を向ける深水健に出会って、それで透子が生まれた……という話。 #glasslip
相楽 @sagara1
「あれは未来なんかじゃなくて。まだ起こってない、だけどきっとこれから起きること。あれ…これって同じ意味?」 「同じ意味で言ったのかい」 「え…ああ…違うかも」 「だったら、それは違う意味なんじゃないか」 この会話も、1話13話のあの台詞の違いの親切な解説。 #glasslip
相楽 @sagara1
透子と駆については1話と13話で幸が視聴者に示す作品、カミュ『追放と王国』に始まり乱歩『押絵と旅する男』に終わる話でもある。 短篇集『追放と王国』の「不貞」のラスト、断絶を示す「なんでもない」が乗り越えられ、押絵~最初の段落のように彼らは振り返られる。(続く #glasslip
堀川憲司 @horiken2000
12話のラストシーンで透子が呟いた台詞は、4話のラストシーンで幸が観ていた映画中で、女性がフランス語で呟いた台詞と同じなんですね。両話数とも西村監督シナリオです。そこに込められた演出意図な何かしらん? と考えながら午後の紅茶。
相楽 @sagara1
『グラスリップ』のこの話。 twitter.com/horiken2000/st… 映画は『転落と王国』で、スクリーンでは屋根に荷物を載せたバスが砂漠を走っていたから映されていたのは6篇の内「不貞」と分かる。で、(続く #glasslip pic.twitter.com/lHtr12sxag
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相楽 @sagara1
(続き 『転落と王国』の「不貞」を締めくくる台詞と状況を引用すると。 「夫は敷布の間にもぐりこもうとした。そのとき、片膝を寝台にかけて、妻の方を見つめたが、訳が分からなかった。彼女は泣いていた。もうこらえることもできなくて、さめざめと涙を流していた」(引用続く #glasslip
相楽 @sagara1
(引用続き 「何でもないの」と彼女は言った、「あなた、なんでもないの」 (カミュ『転落・追放と王国』大久保敏彦 窪田啓作・訳/新潮文庫、p192) (続く #glasslip
相楽 @sagara1
約束されながら見出せずに居た彼女だけの「王国」は、二十年以上連れ添い、これからも共に過ごしていく夫には決して理解されないだろうという断絶。 (続く #glasslip
相楽 @sagara1
こうした「王国」(その在り方は『追放と王国』本文や文庫解説参照で)は沖倉駆の孤独であり、未来視と思い込んでいた能力なんだろうか、と思う。 で、透子は12話で本当の意味でようやくそれに触れたということなのかな、と。 #glasslip
相楽 @sagara1
ちなみにカミュ『転落・追放と王国』は1話の時点で登場し、それからも度々画面に映されている。 →グラスリップ感想まとめ togetter.com/li/688763 作品に深く関わるものとして示されている、ということなんだろうな。 #glasslip
相楽 @sagara1
グラスリップ第12話「花火(再び)」考察 - さんぽジョイナスブログ blog.livedoor.jp/chimpo_joinus/… 「その一方で、「未来のかけら」が見せた光景は1話「花火」で願った深水透子の「ずっと5人でいられますように」という願いが打ち砕かれた世界とも言える」
相楽 @sagara1
「この話が私の一時的狂気の幻でなかったなら、あの押絵と旅をしていた男こそ狂人であったに違いない。だが、夢が時として、どこかこの世界と喰いちがった別の世界をチラリとのぞかせてくれるように」(引用続く ※江戸川乱歩「押絵と旅する男」冒頭 #glasslip
相楽 @sagara1
続き) 「また、狂人が、われわれのまったく感じえぬものごとを見たり聞いたりすると同じに、これは私が、不可思議な大気のレンズの仕掛けを通して、一刹那、この世の視野のそとにある別の世界の一隅を、ふと隙見したのであったかもしれない」※江戸川乱歩「押絵と旅する男」冒頭 #glasslip
相楽 @sagara1
続く) ちなみに、以上引用した(グラスリップ13話で登校を再開する幸が鞄に入れる)「押絵と旅する男」冒頭を読んで駆(と透子の方を見やって)「狂人w」とかいうような奴は、乱歩ファンに死ぬほど殴られるといいと思うよ。 #glasslip
相楽 @sagara1
グラスリップ13話、「押絵と旅する男」は白崎祐が(1話のように3D眼鏡で幻を見せるのでなく)永宮幸に双眼鏡を渡してピントの合わせ方を教える、その「双眼鏡」にも掛かっているのかと思う。語り手は双眼鏡であれを見るから。で、そのすぐ後の台詞が素晴らしくいい。(続く #glasslip
相楽 @sagara1
幸「私、透子って名前、好き。……でも、拓って名前も大好き」 3話の告白(未遂?) twitter.com/sagara1/status… のお返しであると共に、「好き<大好き」は、9話「月」終わりと10話「ジョナサン」冒頭からの関係変化を彼女らしく告げるもの。(続く #glasslip
相楽 @sagara1
透子を向いて「月が綺麗ですね」(「告白は相手の方を向いてしなきゃ」と透子が補足)、その後二人に「好き(like/love両方の意味をとれる)といった話の上書き。 要するに13話の幸のあの言葉(と表情や仕草)は"良かったな、デコ助"という話。 #glasslip
相楽 @sagara1
1話透子/駆の構図をあからさまになぞる13話透子/雪哉の「なんでジョナサンだけ」談義は、「なんで透子だけ特別なのか/だったのか」という彼に口にされるべき問い。 雪哉は「強いていえば冒険者」というけど、個人的にはタロットの「愚者」がより適切ではないかな、と思う。 #glasslip
相楽 @sagara1
透子が、他が皆哲学者の名前で描き続けてきたジョナサンだけ違う(『かもめのジョナサン』)と知らなかったというのも全く正しい。彼女は何より彼女自身を知らなかったから。 駆が苛立ち続けたのも、13話で「そんなに分かり易い!?」に「そうでもない」と応えたのももっとも。 #glasslip
相楽 @sagara1
ちなみに沖倉駆は他五人と違って空を舞う鳶(トンビ)として示されてるから、『グラスリップ』で鳶の姿やその鳴き声が現れる場面は、彼の心情、とりわけ「唐突な当たり前の孤独」と絡めてなんかしら意味を探ってみるといいんでは、と思う。 #glasslip
相楽 @sagara1
『グラスリップ』を分かりにくくしている要素って、 1:透子の度を越した天然無神経無自覚ぶり 2:視聴者にも確信しにくく、当人以外の作中人物たちも見えていなかったlikeでなくloveだった幸の透子への思い 3:五羽の鶏は五人の象徴、ジョナサンは透子 (続く #glasslip
相楽 @sagara1
(3)透子を求める駆と同じく、深層では出会いから求め続けていながら、当人の顕在的な意識と言動では駆に"仲良し五人組でいるためにはどうすればいいのか"ばかり話し、求め続けたズレ。 (4)雪哉は5話の告白までやなぎをすっかり「家族」だと思っている。 (続く #glasslip
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コメント

マジレス赤字 @red_majires 2014年9月27日
解説を読んでもわからん!
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