血縁日和

※注意!未完。ほぼ設定のみです(自分の厨二力が尽きたため) 日和御三家が血が繋がってたらいいな、という妄想。ほんわかさせたかったのに、まさかの全員厨二病発症。
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はんぺん @hannpenn_29

御三家全員が兄弟とか親戚同士だったら、盆に正月に実家で集まったりして楽しいに違いない!とほんわか和み系を想像したはずだったのに、途中で「探○学園Q」で読んだ「竜生九子」が割り込んできたせいで、全員厨二病発症という恐ろしい事態に・・・

2014-09-26 23:19:36
はんぺん @hannpenn_29

その上、途中で自分の厨二力が力尽きてしまったため未完。これは吐き出すまいと3日溜めましたが溜め込んだせいで変な夢(例:祖母の家の近所の川で30m超えの黒出目金に追いかけられる)を見続けるので、迷惑を承知で吐き出します。 いちお自分用覚書ってことにしとこう。

2014-09-26 23:27:56
はんぺん @hannpenn_29

竜生九子・・・竜生九子(りゅうせいきゅうし)とは、中国の伝説上の生物で、竜が生んだ九匹の子を指す。それぞれ姿形も性格も異なっている。各々の性格に合わせた場所で各々の活躍を見せるが、親である竜になることはできなかったという。 Byウィキ先生

2014-09-26 23:29:46
はんぺん @hannpenn_29

血縁日和→先代の七回忌で実家に集まる親族の中、幼少以降顔を出さなかった曽良が数十年振りに訪れる。 「でっかくなったな」と声をかける親族達を尻目に閻魔と芭蕉に「印が出た」と襟元を捲くって静かに伝える曽良。驚いて顔を見合わせる二人。

2014-09-26 23:44:25
はんぺん @hannpenn_29

その夜の宴会の席で酒の入った親族からあることで詰られる曽良。かばおうとした芭蕉が罵倒されるのを見て相手を殴り倒す。殴られた親族は激昂した曽良の姿を見て大雨の中屋敷から出て行く。 翌日、村の駐在員が出て行った親族が崖の下で亡くなっていると屋敷に伝えに訪れる。

2014-09-27 00:00:12
はんぺん @hannpenn_29

昨夜、彼を殴った曽良に疑いの目が向けられるも、宴会後は家のしきたりで仏間の蝋燭を絶やさぬよう親族達が徹夜しており、その中に曽良もいたことから事故であると結論づけられる。 その日の夜、疲れたように見える曽良を気遣って芭蕉は彼を散歩に誘う。

2014-09-27 00:09:53
はんぺん @hannpenn_29

深夜、蝋燭の番をしていた太子と閻魔は裏口から物音がするのに気づき、その場にいた妹子と鬼男を連れて様子を見に行く。 そこには目を閉じて動かない芭蕉と彼を腕に抱いた全身濡れ鼠の曽良がいた。事態を理解できずただ呆然と立ち尽くす4人に、曽良は自分が芭蕉を手にかけたと告げる。

2014-09-27 00:17:23
はんぺん @hannpenn_29

曽良の言葉に慌てる3人を制し、閻魔が芭蕉を床に寝かせ、死んではいないと言う。 事の顛末を話終えて屋敷を去ろうとする曽良に「屋敷から出るな」と言う閻魔。逃げませんよと答える曽良に、今度は妹子が「自分を殺すつもりか」と怒鳴りつける。

2014-09-27 00:25:58
はんぺん @hannpenn_29

「お前が死んだら芭蕉さんどうなるんだ」と太子からも嗜められる。結局、曽良の願いで警察が来るまでの間、屋敷の地下牢に彼を繋ぐことにする4人。 朝になり意識を取り戻した芭蕉は罪の意識に苛まれ苦しむ曽良に向かって柵越しに自分の話を始める。

2014-09-27 00:32:44
はんぺん @hannpenn_29

太子、妹子、閻魔、鬼男の4人は土砂崩れで立ち往生する警察が来るまでに、今まで触れようとしなかった自分たちの血筋に起こる現象と原因について村中を調査に奔走する。 ・・はい、ここで力尽きましたorz 誰かオラに(厨二)力を分けてくれ! ただし妙に細かい設定が残っているのでまた後日。

2014-09-27 00:38:12
はんぺん @hannpenn_29

厨二病絶賛蔓延中、血縁日和(設定のみ)→ ばしょ:山に囲まれた片田舎 とき:戦後/昭和中期 晩夏~早秋くらい 14代目だった先代の七回忌 先代からの血縁関係がある男性は生まれつき、または二十歳までに体に三日月形のアザが出ることがある。 アザの出た人間のみ次期当主候補にあげられる

2014-09-28 00:14:40
はんぺん @hannpenn_29

候補者の中で一番長男に近い者が次期当主になる(長男→長男の第一子→第二子→次男の順) アザの出た位置により通り名が与えられる。 アザのない者は次期当主の座や相続がなくなること、また彼らが激昂した際に瞳が黄色味を帯びることから妬みや畏れを抱き、裏で差別語として「龍憑」「竜人」と呼ぶ

2014-09-28 00:29:44
はんぺん @hannpenn_29

太子(36):螭吻(ちふん)遠きを望むことを好む/アザは先天性でこめかみに出る。 先代の長男の一人息子。現時点で一番次期当主に近い人間。 市議会議員。17歳の頃に事故で足が不自由になり車椅子で生活している。

2014-09-28 00:34:08
はんぺん @hannpenn_29

妹子(28):贔屓(ひいき)重きを負うことを好む/アザは後天性で9歳の頃左肩に出る。 先代の長女の次男坊(三人兄弟)。地方裁判所判事補。幼い頃から太子に遊んでもらっていた(というか遊んでやっていた)

2014-09-28 00:41:04
はんぺん @hannpenn_29

閻魔(35):椒図(しょうず)閉じることを好む/アザは後天性。アザの出なくなる二十歳目前で左掌に出る。 先代の五男(末っ子)。刑務官。兄である芭蕉とは母親が異なる。年上の甥である太子と歳が近いため仲が良い。

2014-09-28 00:45:54
はんぺん @hannpenn_29

鬼男(17):狴犴(へいかん)力を好む/アザは先天性。右脇腹に出る。 千代の四男とその愛人とされる女性の間にできた子供。本来であれば母親共々追い出されるところ、アザが出たせいで父親の家に引き取られる。義母と義兄の妬みに耐え切れず、中学卒業後、土木作業員として一人暮らしを始める。

2014-09-28 00:57:11
はんぺん @hannpenn_29

芭蕉(44):蚣蝮(はか)水を好む/アザは先天性。右膝裏に出る。 先代の三男。下水処理場水質管理員。 先代の息子の中では閻魔にアザが出るまで唯一「龍憑」とされた人間。太子が産まれるまでは次期当初の座が最も近く重圧と偏見に苦しむが、姉(次女)である曽良の母親に大きく支えられる。

2014-09-28 01:08:03
はんぺん @hannpenn_29

曽良(19):睚眦(がいし)殺すことを好む/アザは後天性。 先代の次女の一人息子。学生。 17歳の頃、母親を病気で亡くす。姉の見舞いに来ていた芭蕉と病院で知り合い、母親から彼の句集を貰う。 19歳目前で父親が火事が原因で亡くなり、父の葬式の日の翌朝、鎖骨左側のアザに気づく。

2014-09-28 01:27:46
はんぺん @hannpenn_29

いまだ厨二病羅患中、血縁日和(設定のみ)→ 体に出るアザの事を親族内では「鱗」と呼ぶ。アザの出た人間は一般人とほぼ変わらないが、激昂した際に瞳が黄色みを帯びる事がある。ただし、この状態になることは稀で、死ぬまでにあるかないかくらいの頻度。この状態になることを「逆鱗に触れる」と呼ぶ

2014-09-30 00:00:29
はんぺん @hannpenn_29

崖下で亡くなっていた親族が雨の中屋敷から飛び出したのは曽良くんの逆鱗に触れたから。 曽良くんが激昂したのは、かばおうとした芭蕉さんを「龍憑の信用なんぞ出来るか、化物」と罵倒したから。芭蕉さんがかばおうとしたのは「(父が火事で亡くなったことに対して)睚眦は親も殺すのか」と詰ったから

2014-09-30 00:12:56
はんぺん @hannpenn_29

ちなみに、太子・閻魔・鬼男はまだ逆鱗に触れられたことはない。 ただし、太子は自分が事故で歩けなくなってからというもの何かと世話を焼こうとする妹子に、自分のせいで妹子の大切な時間を奪ってると罪悪感を感じ「もう私に関わらなくていいよ」と伝え、妹子の逆鱗に触れたことがある。

2014-09-30 00:17:47
はんぺん @hannpenn_29

幼いながらに「僕が好きでやってんだから、あんたは黙ってろ!」と物凄い形相で吼えられ「私のことそんなに怒るの妹子だけだなぁ」と泣き笑いする太子。 以降は世話を焼かれてもニコニコしながら「お前、私のことホント大好きだな~」と言って妹子から踵落としを喰らう太子。

2014-09-30 00:25:04
はんぺん @hannpenn_29

芭蕉さんは太子がアザを持って産まれるまで、唯一の龍憑だったため幼い頃からよく親戚や同級生から嫉妬や好奇の目を向けられ部屋に引きこもることが多かった。けれど歳の近い姉(曽良くんの母親)が親身に話相手になってくれたため、少しずつ周囲にとけ込めるようになる。

2014-09-30 00:33:55
はんぺん @hannpenn_29

芭蕉さんは大人になって随分社交的になり、姉とは少々疎遠になる。ただ、年に数回実家で会うごとに彼女が少しやつれていっているように見える。数年後、とうとう入院した姉の見舞いに行きそこで甥である曽良くんに会う芭蕉さん。

2014-09-30 00:44:26
はんぺん @hannpenn_29

彼は母親を通じて自分が趣味で出した句集を読んでくれていて、多弁ではないものの真っ直ぐに話してくれる曽良くんと病院で話すのが少し楽しみになる芭蕉さん。しかし姉の病状は悪くなる一方で1年半の入院生活の末息を引き取る。

2014-09-30 00:52:30