「ブラ博物月報」 国立科学博物館編
上野の科博に用があったついでに、小一時間だけど、展示を見てきた。ただいま地球館の半分が改修工事中で展示はカロリーハーフ状態。 pic.twitter.com/BdGC95lu00
2014-09-30 17:27:21これはイソギンチャクに見えるけどキノコのアカイカダケ。野外で会ってみたい! pic.twitter.com/ZbCCntE1Mo
2014-09-30 17:30:55この生け花の花器みたいなのは、シカマイアという二枚貝の化石だそうだ(写真は復元模型)。そのまま工芸品にできる。 pic.twitter.com/Ta97hlr6gP
2014-09-30 17:36:00なお、アンモナイトの異常巻きというのは、かつて奇形とみられていたこともあったが、殻口を0~40度の範囲で保ちながら成長するとこのような巻き方になるというシミュレーション結果があるそうだ。 pic.twitter.com/wbRkYsTb9a
2014-09-30 18:00:52異常巻きは殻口が海底に向くことが多い。これはこの種が海底の腐肉食で、エサを見つけやすいように成長した結果ではないかとの仮説がある。実証は難しいが、一見異常に見えてもある種の法則性があることは確かなんだろうな。 pic.twitter.com/91n0u2xGdp
2014-09-30 18:06:57法則性といえばこんな展示もあった。一見、バラバラに生えてるように見えるヤツデの葉っぱだが、各々柄の長さや大きさを調整して、お互い重なりあうことなく日光を浴びている。こういう自然の法則性に気づかされるのも自然史博物館の魅力だろうな。 pic.twitter.com/NpDNnrjRga
2014-09-30 18:14:20科博散歩続き。これな~んだ? 実はよくわかってないらしい。白亜紀の海の化石で、植物っぽいためコダイアマモと名がついているが、底生生物の痕かもしれず、とのこと。植物にみえても群体だったり這い跡だったりすることもあるし、化石は難しい。 pic.twitter.com/3p9P73is8f
2014-09-30 20:35:26深海魚の化石もあった。なぜ深海魚だとわかるかというと、腹部に発光器のあとが明瞭に見られるから。 pic.twitter.com/pT7h77hcb9
2014-09-30 20:38:00数年前、マグロやサバなどの青魚は白亜紀以後、深海魚から進化したという研究成果が発表されたっけ。深海魚だから白亜紀の大量絶滅をクリアできたのかもしれない。写真は戻り鰹の展示(こんな展示もある)。 pic.twitter.com/FcPr0s8GLE
2014-09-30 20:46:02ご存知ダイオウイカ。この標本自体はだいぶ前からあったように思うのだが、科博の窪寺先生の大奮闘で、今では標本の前に人だかりができている。 pic.twitter.com/kVctEkTkQP
2014-09-30 21:38:40ハイスクール!キメンガニ (世代を限定するようなギャグで申し訳ありません) pic.twitter.com/IlakNLbJBE
2014-09-30 21:41:28サメハダヘイケガニ。キメンガニともども“怖い顔”をしたカニの代表選手。人間がこのカニを忌み嫌って、この手のカニが選択的に生き残ったという説があるけど、化石時代から怖い顔してみつかっているので、現在ではこの人為選択説は否定されてる。 pic.twitter.com/WtBhaETZ3l
2014-09-30 21:58:13ヘイケガニ人為選択説はカール・セーガンも紹介していたな。やはり平家のネームバリューだからだろうか、平家は落人伝説とかいろいろあるけど、生物界にも伝説をつくったことになる。
2014-09-30 22:01:28ちなみに今、科博では探査機「はやぶさ」がイトカワから持ち帰ってきた微粒子を展示中。わずか0.049mmを顕微鏡で覗く。 pic.twitter.com/AwVTp9iHRJ
2014-09-30 22:10:36日本館では港川人、縄文人、弥生人などを実物大で再現。そして、最後の現代人のコーナーには貴方のために展示スペースが空けてある。銅像が建つような人にはなれなくても、博物館に展示されるような人にはなれる! pic.twitter.com/kG364QYLE3
2014-09-30 22:18:28そんなこんなで閉館時間になったので科博散歩おわり。滞在1時間でちょっと気ぜわしかったけど、いい気分転換になった。たまにはこういう空間に身を置かないと(笑)。連ツイ、おつきあいありがとうございました。 pic.twitter.com/IKi6p0kiDj
2014-09-30 22:22:37