【詩のレシピ13】ツイッター連詩 #pwGT組 始まりました.

☆ちょっと<新しい企画のツイッター連詩・pw連詩>を開催致します。☆ ☆9月21日(日)~10月5日(日)までの15日間の期間限定です。 毎日、日替りで5人の固定メンバーのツイート詩に自由参加でみなさんが繋げて頂くというやり方です。その日のメンバーさんのツイート詩があがったら、いつものようにツイート詩に(お題とその日の数字)#pwGT組をつけて、ご自由 にご参加ください。今までのように色 んな人にどんどん繋いで行くというやり方ではなく*当日の担当者の詩にのみつなぐ というのが新しい企画です(何編でも可です)。そして、さらに。 続きを読む
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加藤生物 加藤明日花 @katouseibu

混雑している 心に多数の虫食いを見つけ、私は殺虫剤を撒かれる。、いらない。淵に立たされた。夜に迷う影。吐露が耳を横切り、旅先のコンパスが盗まれる。 「私の復興」に顔を埋める、私の故郷を人は笑った。 (詩のレシピ12)#pwGT組

2014-10-02 11:18:30
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

☆「詩のレシピ12」から「つながれました」(カニエ選)は加藤明日花@katouseibu さんです!ぱちぱち♪ #pwGT組

2014-10-03 07:04:21
宮尾節子*新刊『明日戦争がはじまる 対話篇』好評発売中です。 @sechanco

☆13日目にはいりました。カニエさん@naha_kanie の詩につないでくださいませ。皆さん極まってきて目が離せません♪本日もよろしく!→自由参加です!(詩のレシピ13)#pwGT組 ☆金子さん@000214  ラスト当番の、スタンバイよろしく♪*カニエさん、お疲れさまでした!

2014-10-03 07:13:35

    *** 13日目・詩のレシピ13 ***

カニエ・ナハ @naha_kanie

(人の國の牛馬淋しや秋の風 蛇笏) ―ミンナドコヘ行ッテシマッタノ? ―コンナニ堅ク閉ザサレテハ私タチトテ入リコメナイ ―サッキハ酷イ雨ダッタネ ―終ワリニヨク似タ始マリダッタ (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 06:34:45
二匹の猫は互いに同時に存在する。 @zwei_katzen

シャワーを浴びる 何回目の朝だろう 髪を洗い乾かし梳る 絡んだ切れ毛 パンの焼ける匂い 珈琲を注ぐ白い手はなく テーブルの上には 枯れた花が飾られて 四角い便箋が残されていた そんな朝もある 生きていれば ワイシャツの糊が 効きすぎて困った (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 06:48:55
葉月野 @hadukino_tc

ハカバニハニワカシジンガイテ コンクリートノカベヲ ニラミツケナガラ ワラッテイル ヲトメノヨウニ ヌマニハマッタ ケソウスルシソウデ ロマンチックナシヲツヅリナガラ (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 07:14:51
sample @kaibutsu_head

なのるなのない 私の愛馬は 食べることと笑うこと あと、死ぬこと ばかり考えていた だから、よく生きた 生前は、よく鳴いた 彼女は長く生きて やっと完成した 私の愛馬として いきものとして はじめて、完成したのだ なのるなもなく (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 08:25:56
西原真奈美/来春詩集を上梓します @m_a31354363

真夜中のキッチン 温めたミルクの膜を嫌う 鈍い光りのシンクに 10月の猫がひとまわり膨らんで啼く ほどいたらいなくなってしまうの 何もかも 綴じたかった私の指先だけが いつまでも微かに痛い (詩のレシピ13) #pwGT組

2014-10-03 08:31:39
梁川梨里(やながわりり) @riri_yanagawa

キエタ、キエタ、ナニガキエタ? 秋風や (むことなし 野に (刈り取りを終えた稲の 一塊の (俵が転がり 妙義(山)(団の緑のハチマキよ 其処にいたニンゲンが いたのかすら明らかでない フルサトは脳内にアリ わたしは名もなき胡蝶デスか? (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 09:02:00
そらの珊瑚 @sangosorano

月を食べていた ふうわりと焼けたそれにバターをのせて 食べ尽くして 夜は真暗闇に戻る 目覚めて 朝、心臓に手を当てると そこで月がごとごと動いた (詩のレシピ12)#pwGT組

2014-10-03 09:14:43
春森しゆう @junju_usako

中学生と交換日記をしている。 お祭りが好き、感じるのが好き、交換が好き。 遠出は怖い。人混みが苦手。「ひとり」が嫌い。 変わらないところと変わったところ。 「落ち葉が舞うより桜が舞うのが好きです。」 机の落書きを消さなかったんだね、母さん。 (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 09:17:08
そらの珊瑚 @sangosorano

アセチレンランプの猥雑な灯 雑踏 ざわめき 屋台の群れ 従姉妹の手にはりんご飴 夜市に集う人の口は赤く滴り 迷子 鳥居 金魚の群れ 詩のレシピ12)#pwGT組

2014-10-03 09:33:22
そらの珊瑚 @sangosorano

たぶん、の中のたぶを いまいましく思ったこともあったけど 今朝は おいしくいただきました それは みみたぶのたぶにも似て ふにゃっと優しい味でして 断定しない、あなたの たぶん (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 10:03:12
御砂糖の妖精☆森朱鞠。 @goldeneyelulu

金木犀の酒は記憶の壺 高床式の家は文字の生成どおり床下に豚を飼っていた 棚田に鈴なりの子供達がけらけら笑った 隠れ里の人たちのあくびの音を思う 過去はバウンドして懐をリズムする 夏の終わりの雨を走る馬の後足よ 記憶だけを燃料にして往けよ (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 10:33:52
西原真奈美/来春詩集を上梓します @m_a31354363

絵本の中の騙し絵のループ 三角帽子の小人が歩く 気がつけば一人一人と消えて行く ーミンナドコヘ行ッテシマッタノ? ほとりほとりとほてりを冷やし 気がつけばずっとひとり あたり、そば、きわ、の、はし、 その、はずれ 始まりのような終わりの、 (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 10:56:52
そらの珊瑚 @sangosorano

生きていることを抱きしめれば したたりおちる みず あなたのことを 生き抜けなかったとは思わない 更紗を敷いたテーブルに 朝とれたてのいちじくを捧げる 供物 (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 10:58:27
happiness @favorite__h

シャワーを浴びない  はじめての朝 短く切った髪の毛 白いご飯と味噌汁と 卓袱台には二膳の箸 誤解が溶けた朝もある 生きていればこそ 柔軟剤のきいた シャツが心地よい (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 11:04:37
Seia @shijin_kari

何だこれはと聞かれた気がして「私の船です」とずぶ濡れの体で答えた。船を知らない訳でもないだろうに何故そんな質問をしたのか聞きたいが言葉がわからない。聞きたいことは他にもあるけれど(ここはどこだとか)船の修理を再優先にしなければならないしあと文字数も足(詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 11:26:50
なぎさひふみ @hifumi_nagisa

花香り天の風遊ぶ。留めし屯に時は夢を掬う。かぎろいの躊躇いが哀を揺らし、白粉に慣れた素肌が艶かしく問う。淡いに染められる心にもやう息が愛しい。過去からの閉ざしが祈りとなる。 めぐりゆく めぐみのゆめに こころまい かぜのしらせに はなはかおりの (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 11:30:02
なぎさひふみ @hifumi_nagisa

震えの微かに夥しい夢の跡、密かな薄明の永遠が閉塞を取り巻き、魂再びと夢見る。響きは叫びではない。心の襞が震える。何かが必要だ。天の声でもなく男は吠える。あなたを愛している。 たましいの ゆくえにときの とどまりし あなたをあいす とわにたどりし (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 11:51:43
雑感❕ @mimi_4567

人間は欲しがりやだから 何でもかんでも欲しがって いろんなものを手に入れた 今度は失くしたものが欲しいの 無ければないなりに あればあるなりに 生きてもいいかな 答えて雨さん (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 12:09:04
どこかの旦那 @dokokanon

私は一度死んだのです 目を開けると真っ白なカーテンが 木の香りをゆらして 雲からは幾重にもひもが垂れている カップには白湯が二つ ドアノブには黄色と黒 『あと千年まっておくれ』 書き置きにはそう書いてあった 出会える日まで私は待つの (詩のレシピ13)  #pwGT組

2014-10-03 12:10:10
西原真奈美/来春詩集を上梓します @m_a31354363

(シ・シ・ス・スル・スレ・セヨ)の 「約束」は 階段のチヨコレイトジャンケンみたいだし (コ・キ・クル・クル・クレ・コイ) は「来る」のための花占い。 カ行とサ行の変格活用 変わらないものが好きなのに。 (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 12:15:28
末松 努 @dejodajo

(ぼくたちはみな消えていく運命にある) 通りすがりの風がうたう 立ち止まって聞きたいけれど 風は静かに消え 感情の置き引きに遭う (もしかしたら永遠が…) あふれかえる遺言のひとつが ごく小さな一瞬という 大きな時間に響く (詩のレシピ13)#pwGT組

2014-10-03 12:19:45
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