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2014年10月3日

坂口恭平さん @zhtsss 2014-10-02

まとめました。
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坂口恭平 @zhtsss

僕は幼い頃からずっと視界に靄がかかっているような印象があった。何か行動を起こしても他の子のようにうまくできない。経験が体に結びついていかないという感覚があった。無邪気にできない、というか迷いのない行動が困難だった。それでも回りからは何でもできると言われていたので相談できなかった。

2014-10-02 19:36:37
坂口恭平 @zhtsss

唯一、僕は記憶力だけは自分でもコントロールできたので、それで他者や外界との関係を調整していた。それでも内心はヒヤヒヤものだった。記憶力で学校ではなんとかうまく乗りこなせるが、大学に入ってから日雇いなどバイトをするとボロが出た。仕事を全く覚えられないのである。よくコケていた。

2014-10-02 19:38:47
坂口恭平 @zhtsss

仕事の休憩中とかが特にしんどくて、これは弟からも指摘されたのだが、世間話というものができない。病院などに行っていたら、発達障害とか自閉症とか言われていたのではないかと思う。やたらと他者の内面、意図するところを敏感に感じるので目を合わせられないし、よくトイレで一人になっていた。

2014-10-02 19:40:37
坂口恭平 @zhtsss

家族の中でも、僕はよく笑われていて、忘れ物はよくするし、デパートや服屋などに行くと、急激に緊張してしまい、時々、訳も無く怒ったりしていた。自分が選んだ服を家族に審判されるのが怖く、選択することができなかった。あまりにも細かいことなので、誰にも相談できなかった。人生やべーと思った。

2014-10-02 19:42:24
坂口恭平 @zhtsss

大学卒業後、僕は師匠である建築家石山修武氏の研究所に行ったのだが、ここも本当に息苦しかった。威圧的な場所にいたり、自由に体を動かせない場所だともう駄目なのである。会社なんてとても行けなかった。すぐに烏山神社まで逃げ出し、よくそこで煙草を吸っていた。すると気が楽になった。

2014-10-02 19:44:36
坂口恭平 @zhtsss

その後、築地市場で働いたのだが、ここもみんなに快く受け入れられたのだが、仕事は一向に覚えられない。それで緊張して手元が不安定なので、果物を落としてしまい、卸先にもたくさん迷惑をかけた。みんなはそんな僕を優しく笑うのだが、その笑いが突き刺さってしまい、すぐにトイレに逃げ込んでいた。

2014-10-02 19:46:44
坂口恭平 @zhtsss

さすがに人生お先真っ暗だと不安になった。それとともに躁鬱の波もどんどん激しくなっていった。その頃出会ったフーには、自分の状況を打ち明けることができた。フーは別に変だと言わないので、彼女といる間はトイレの中にいるのと同じような安定した状態になった。僕はそこから少しずつ変わっていく。

2014-10-02 19:48:27
坂口恭平 @zhtsss

その後、ようやく自分の本を出版するという方法を思いつく。なぜかというと自分のやるべきだと思う仕事をやっている間は、バイトをしているときに感じていた「経験と体が結びついていかない」ことが一度もなかったからだ。このとき24歳。今から12年前。その道は厳しかったがお先真っ暗ではなかった

2014-10-02 19:52:01
坂口恭平 @zhtsss

あれから4年後、僕は24時間、自分のやるべきだと思う仕事だけに集中できるように試してきた。すると徐々に視界の靄がとれてきたのだ。お皿を洗っていても割ることが全くなくなった。コケることもなくなった。ようやく経験と体が合一し、思考をそのまま行動に移せるようになった。

2014-10-02 19:54:15
坂口恭平 @zhtsss

今思うと、単に、自分の得意なことじゃないことだけをしていたのだ。自分の才能を伸ばそうと思ってくれる仲間といなかっただけなのだ。自分が作り出したものをちゃんと提示できていなかっただけなのだ。そのことに気づいてふっと体が軽くなったのを覚えている。

2014-10-02 19:55:40
坂口恭平 @zhtsss

自分で駄目だと思っていたところは障害ではなかったのだ。違う場所にいただけなのだ。今、いのちの電話を受けていてたびたび若い頃の僕の姿と重なるような人びとの声を聞く。才能あるのになあ、違う場所にいけたらなあと思う。寄り添って見ることはできないのでそう声だけ掛けている。僕も同じだったと

2014-10-02 19:58:10
坂口恭平 @zhtsss

僕は全ての人びとの問診をしてみたいという妄想がある。適材適所ではないが、ちゃんとあるべき場所へ行くと、とてつもない可能性を広げるのが人間なので、それを試してみたいという妄想がある。自分勝手な妄想だなあと思うが、妄想だからまいっかと思うところもある。新政府はそれを少し試してみたのだ

2014-10-02 20:05:06
坂口恭平 @zhtsss

問題は大抵、日本銀行券である。世の中、うまくできているというか、よく仕組まれているというか、一体何のためにそのような足枷が必要なのか、あらゆる人間は社会にとって有益であるはずなので理解に苦しみそうになるが、つまりはこの世界には人間のフリした悪魔も存在しているということなのだろう。

2014-10-02 20:13:11
坂口恭平 @zhtsss

僕はこう見えて銭ゲバとまではいかないが日本銀行券での不利を一切排除するという思考回路が、全ての行動の一番先頭にくる。無償行為もよくやっているが、そのためには事前に違うところでお金を稼いでからしか行動をしない。世の中には悪魔などいないという前提の無垢な人が多いが、僕は違うと思ってる

2014-10-02 20:16:16

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