長篠合戦の前哨戦でのセイントおにいさん鳥居強右衛門とアフロ武田勝頼の選択とは
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勝頼率いる戦国の雄・武田家と、飛ぶ鳥を落とす勢いの新興・徳川家。両家の間にあって常に立場を揺らされていたのが長篠城である。
城主の奥平家はもともと徳川家に仕える地元の侍であったが、勝頼の拡大路線の版図に組み込まれ、武田家へ従属。国境の弱小城主が大国に挟まれて運命を翻弄されるのは、この時代の常であり、だからこそ、そこには常にドラマチックな物語が生まれており、長篠城とて例外ではなかった。
ひょっとしたら、足軽という身分としては、秀吉に次ぐ武勇を残しているのではないか?
今回の主役は、奥平家に仕えていた、当時、下級武士だった鳥居強右衛門(とりいすねえもん)である――。(作・アニィたかはし)
スネえもんさんが捕まった理由は、長篠城へ忍び込もうとしたからであります。もともと長篠城の兵士であったスネえもんさんは、いったん城を出て岡崎城は家康さんのところまで援軍の要請に走り、そしてまた素早く戻ってきて城兵たちに「援軍の到着を知らせよう」としたわけです。
そして捕まってしまった。
このとき長篠城は兵糧が尽きかけており、スネえもんさんが持ってくる情報が極めて重要だったワケです。徳川家の援軍は来ない・・・そうなったらあっという間に落城となる流れでありました。そこで勝頼は…
まさに真田兄弟の言うとおり!
「徳川の援軍は来ない」 そう言わせれば長篠城は瞬く間に陥落したことでしょうが、簡単に仲間を裏切るような人物なら、そもそも命を賭けてまで城を抜け出し、さらには再び忍び込もうとはしないワケで。
親父の信玄さんだったら、絶対にそんなことはせず、もっと狡猾な手口で籠絡したでしょうね。勝頼さんを再評価する動きもありますが、この一点だけはどう考えても危険なワケで・・・
その12 ow.ly/i/76JWS このほか計4本の新作4コマ! bushoojapan.com/book/comictaka…
2014-10-04 14:20:21結局、勝頼、やっちゃった><;
そりゃ城兵たちも奮い立ちますよね。実際、この武勇が称えられた鳥居強右衛門の家系は、その後も当主が同名を名乗り、高禄をもらうようになったようです。
戦国時代、すげぇ!
(続きは次週へ)