鷲谷花氏が語る『ジャージー・ボーイズ』

まとめました。
4
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』。・・・とりあえず、ウォーケンさんの涙目ウィンクいただきました! ごっつぉさんです! 寿命延びました! そしたらフィナーレが! ウォーケンさんにも華麗なフィナーレが! きゃあきゃあきゃあ

2014-10-01 18:54:35
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』はウォーケンさんの涙目&ウィンク&涙目の合わせ技喰らってぱちこ〜ん! と脳のヒューズが飛んだ感があり、もっかい見ないと冷静には論じられないすな。とりあえず大男ふたりとちっちゃいふたりの体格とキャラクターと力関係のギャップの見せ方が映画仕様だったかな

2014-10-01 19:08:21
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』は、「多くの喪失を強いられる《ツアー》に無邪気に出発する若者たちの映画」ということで、『父親たちの星条旗』とかぶり、ずり上がり音声の使い方もそんな感じだったような。「第四の壁」破りのほか、イマジナリーラインもガンガン破っていた印象

2014-10-01 19:17:38
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』は、オリジナルの舞台からそんなに構成を変えてはいないんじゃないかと思うけれども、にもかかわらず、これはまごうことなく『父親たちの星条旗』を作ったのと同じ作家の作品、と見えるあたりが感慨深い

2014-10-01 20:12:48
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』は「若者の映画」であっても、「同じ二十年を生きたとしても、各人が経験する時間は均質ではない」ことを知る老人による映画でもある。少年のまま外観だけどんどん老け込むちっちゃいフランキーと、一番若くても老成してて(でも童貞)、外観は終始若々しいでかいボブの対照

2014-10-01 20:52:33
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』の若者たちは、それぞれに時間の流れの作用を被るのだが、かたやウォーケンさんの、人類の時間とか関係ありません、フェアリーですから、的な謎の安定感

2014-10-01 21:04:25
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』見てぼっちゃんたち迎えにいって帰ってみると、『ディスクウォーズ』でもデッドプールさんが「第四の壁」を破っていた、が、比べるわけじゃないけれど、やはりテンポがもひとつ良くないね。惜しいね

2014-10-01 21:15:05
鷲谷花 @HWAshitani

『ジャージー・ボーイズ』のオリジナルの舞台については、トニー賞のパフォーマンスしか見たことないけれど、フォー・シーズンズのメンバー4人がナレーターをリレーする四部構成ということで合ってるでしょうか。フランキー・ヴァリだけが「第四の壁」を破らないのは、映画独自のアレンジですよね?

2014-10-02 00:26:21
鷲谷花 @HWAshitani

@Kazk_T ご教示ありがとうございます。

2014-10-02 01:18:12
鷲谷花 @HWAshitani

映画の『ジャージー・ボーイズ』のナレーター4人のうち、フランキーだけが「第四の壁」を破らず、あちら側の世界だけに留まり続ける(代わりに実は緞帳だった背後の《壁》が落ちてビッグバンドが出現したり)。しかし、映像作品の「歌い手」とは、例外的に「カメラ目線」が許される役柄ではなかったか

2014-10-02 00:34:26
鷲谷花 @HWAshitani

クライマックスの《君の瞳に恋してる》のお披露目のところ、トニー賞授賞式のパフォーマンスでは、転調のところで登場するブラス・セクションは、袖から行進して出てこなかったっけか、背後の《壁》が落ちてそこにビッグバンドが、前面には客席が、という映画の見せ方とはちょっと違ったような

2014-10-02 00:41:48
鷲谷花 @HWAshitani

まあ、『ジャージー・ボーイズ』の映画とオリジナルの舞台とどう違うか、両方見ないと確かなことはなんにも言えないので、映画公開ついでに舞台も日本公演しないかな、と。それと、プロデューサーのボブ・クリューのせりふに、所謂「オネエ言葉」の日本語字幕が付くのはどうなのか

2014-10-02 00:58:59
鷲谷花 @HWAshitani

『五線譜のラブレター』のコール・ポーターのせりふは所謂「オネエ言葉」じゃなかったし、ジョン・バロウマンのジャックほか同性の愛人たちもそうじゃなかった。『ジャージー・ボーイズ』のポール・クリューはコール・ポーター系の人物に見えるけれど、字幕は終始「オネエ言葉」。基準がわからん

2014-10-02 01:02:04
bugs grooove @BugsGroove

'@HWAshitani コール・ポーター系ではなくリベラーチェ系の扱いなのかと思いました。

2014-10-02 15:09:31
鷲谷花 @HWAshitani

いずれにしてもストーンウォール暴動以前、クローゼットにセクシュアリティの秘密を隠しておかなければならなかった時代の人物に対して、「オネエ言葉」の字幕でセクシュアリティを明示するやりかたには、個人的にはかなり引っかかります。@BugsGroove

2014-10-02 15:21:48
鷲谷花 @HWAshitani

『五線譜のラブレター』のコール・ポーターのせりふは所謂「オネエ言葉」じゃなかったし、ジョン・バロウマンのジャックほか同性の愛人たちもそうじゃなかった。『ジャージー・ボーイズ』のポール・クリューはコール・ポーター系の人物に見えるけれど、字幕は終始「オネエ言葉」。基準がわからん

2014-10-02 01:02:04
鷲谷花 @HWAshitani

たとえば『GF*BF』の忠良のせりふに「オネエ言葉」の日本語字幕が付いたとしたら、あの世界のバランスは崩壊し、映画館はお客の怨嗟の叫びで満ちるであろう。ストーンウォール暴動以前のゲイ男性に「オネエ言葉」でしゃべらせる日本語字幕の慣習には、それに類する理屈にあわなさを感じる

2014-10-02 15:27:45
鷲谷花 @HWAshitani

『GF*BF』の日本語字幕では、1997年に同性婚パーティーを開くオープンリー・ゲイの神龍のせりふは「オネエ言葉」、セクシュアリティを秘密にし続ける陳忠良のせりふは男言葉に訳してあって、ルールとしては一応わかる

2014-10-02 15:40:55
鷲谷花 @HWAshitani

「ミュージカル」と「ヒットナンバー満載の音楽家の伝記映画」はしばしば別個のジャンルであるとして、どのあたりが分かれ目なんだろうか。『五線譜のラブレター』は後者かと思いきや、けっこう「ミュージカル」だったような、などと考える

2014-10-02 18:46:32
鷲谷花 @HWAshitani

遅ればせの反応で恐れ入ります。『ジャージー・ボーイズ』は、ポール・クリューを過剰にゲイ化して外部に置くことで、「ボーイズ」のホモソーシャルな世界を、ミュージカルというジャンルと不可分のクィアネスから区切る操作をしているのかな、という印象はありました。@Cristoforou

2014-10-03 10:03:26
鷲谷花 @HWAshitani

「ミュージカル」と「音楽家の伝記映画」が異なるジャンルであるとしたら、後者では「夫婦愛」にフォーカスしたヘテロノーマティブな価値観が支配的、という点が、重要な分かれ目なのかな

2014-10-03 10:10:55
鷲谷花 @HWAshitani

クィアな感性へのアピールと不可分の「ミュージカル」と、基本ヘテロノーマティブな「音楽家の伝記」の、二つのジャンルの亀裂それ自体を作品化した『五線譜のラブレター』と、頼みの綱の夫婦と家族の絆を喪失しつつ、「ミュージカル」化には抗う『ジャージー・ボーイズ』、いずれも興味深い

2014-10-03 10:16:52
残りを読む(32)

コメント