昇る 昇る 光の彼方 高く 高く 空どこまでも シハナケレバ シナナケレバ 散り散りのカケラ 粉々の過去等 透き通る スキトオレ スキトオセ 身のタケに余る 熱 水だけに解ける 密 雨充ちて海へ 深く フカク 沈めて ホシを 継いで (詩のレシピ1) #pwGT組
2014-09-21 12:29:37光受け錨を上げる昏がりの想い日々行く星間飛行。祈りの炎張れ風受け進め。雪の瞬き空舞いながら、かき分け途を、嗅ぎ分け啓け。果てを眼差すコトバ探して (詩のレシピ1) #pwGT組
2014-09-21 16:41:04連詩着地点探しながら、空放つコトバは祈りか理かと考えていたら、ふとこの宇宙には摂理だけでなく情も存在しているのかと。言霊が話し手を離れて一人立ちするのは、そんな世界の情に触れたからなのかなとか。あちこち纏まらないまま
2014-09-22 00:02:42つちのおと、アスファルト、改築中の今日が定まらない。あけた、夏が明けた、週が明けた、終わりと始まり交錯する月曜日。降り注ぐ真昼の6等星たち。布団取り込む夢を描いて。 (詩のレシピ2) #pwGT組
2014-09-22 11:24:18しんしんと ひだまりが ころころと うたたねを するすると はしりだし ちくちくと はりおとが てくてくと あしたいろ しずしずと まくおりる えんえんと まっすぐに うずうずと おちてゆめ ぬくぬくと きろくから すやすやと きおくへと (詩のレシピ2) #pwGT組
2014-09-22 13:36:30炭酸の弾ける度に雨粒が生まれ、壊れた並行世界は重なり合って生クリームの下に。甘い夢をと掬ってみても、居留守騙りに砕けた欠片。赦し形見に集めたイドラ。シードルの海、生まれた記憶をかざしてさがして。 (詩のレシピ3) #pwGT組
2014-09-23 13:22:05啓け空行く鼠の雲に落ち穂拾いの種まきすずめ。宵を呼ぶ笛水辺に響けば溶ける藍闇とめどなし。何処と手綱の赴く先は汎く途なり谺する声唯の一つを胸にして (詩のレシピ4) #pwGT組
2014-09-24 22:35:38捏ねる、投げる、曲げる、揚げる、フライの度にピッチが進み、捏ねる、投げる、焦げる、弾ける、ボール織り成す永久機関、拗ねる、悄気る、尖る、削げる、ぐるぐる回る思考の渦は、ごねる、よろける、しばたく、寝入る、バター油の匂いの夢へ (詩のレシピ5) #pwGT組
2014-09-25 12:26:08