皆河有伽さんによる「宇宙戦艦ヤマト」製作スケジュール（推定）に関するツイートまとめ

ゆかにゃん＠いろいろないしょのおしごとちゅう @minakawayuka

ヤマト放送40周年ということで、以前、DVD-BOXやその他資料をベースに再現した当時の製作スケジュール（推定）をアップしておきましょう。#ヤマト40周年　サムネイル＞twitpic.com/ecgg47　大サイズ＞dl.dropboxusercontent.com/u/68184260/yam…

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恐ろしいことに、秋放送開始が決定したのが５月。松本零士氏の参加もこの時期で、ビジュアルそのものが刷新されていく。物語も松本氏のアイディアによってふくらんでいく。ただ、「原作」と呼べるものはなく、泥縄的に会議で展開をつくる羽目になり、スケジュールはますます逼迫。#ヤマト40周年

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ヤマトは１話完結物ではなかったため、明確なシリーズ構成が必要だったが、あまりにも事前の準備期間が短かった。「会議」が製作スケジュールを悪化させたという見方もあるが、とにかく「この話が決まらないと次の話をつくれない」という点がネックになってしまった。#ヤマト40周年

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制作を管理した設定制作の野崎欣宏氏、プロデュサーの柴山達雄氏は虫プロ系だが、ヤマトの作画戦力充実のため、柴山氏が東映動画出身の上野寿夫氏に作画制作として参加を要請。上野氏は社外発注を中心に担当し、これがタイガープロの参加に繋がった。#ヤマト40周年

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ヤマトのスケジュール逼迫は作画負荷によるものと思われがちだが、実際には作画発注までのスケジュールがかなり厳しいものだった。スタジオぬえの松崎健一氏はこのとき、担当としてぬえと現場を行き来したが、ぬえに戻る時間すら与えられず、現場で設定を描かされたという話も。#ヤマト40周年

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製作は苛烈なスケジュールの中、秋から冬を迎え、桜台のスタジオに現場スタッフは連日の泊まり込みとなり、「セルってくるまって寝るとあったけぇんだよ」状態に。セルを置いた台所で野菜炒めをつくったこともあり、ヤマトの画面の汚れはこうした苛烈な環境も影を落としているらしい。#ヤマト40周年

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とまぁ、そんなふうな話とか、ここ数年、いろいろ集めたり、組み立てたりしていたわけですが、世に出す機会なく #ヤマト40周年 の日を迎えてしまったわけです。