2014年すばるバースデー

∞の妄想を垂れ流すやつ。 @mapan8_8moso

∞S.S×You 1∞ 『おはよー。』 誕生日。 もうこの歳になってくるとそんな喜ぶもんでもないけど、 「あ、すばるおはよ」 やっぱり 「ごはん出来てるよ」 好きな奴にぐらいは 祝ってもらいたい訳で。 『おん。』 少しその言葉を待ってみたり。 「ん？どしたの？」

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∞S.S×You 2∞ 『…いや、なんでもない』 とは言うても、 自分ではなかなか言い出せんもんで。 『いただきます』 テーブルに並べられた いつものご飯に箸をつけた。 「あ、すばる」 お、なんやなんや？ 「今日、友達と飲み会があって…だから遅くなる、ごめんね。」

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∞S.S×You 3∞ 『え、あー…うん』 こいつ、 まさか覚えてないんか？ 「すばるも外で食べてきてね？」 何食わぬ顔で言う。 『わかった。』 衝動的に俺も何食わぬ顔で返す。 ……おい、マジか。 彼氏の誕生日覚えてないんか！？ 悶々としながら仕事へ向かう。

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∞S.S×You 4∞ 『はよーございまーす』 今日は全員揃ってレコーディング。 途中で大倉は抜けて映画の何からしい。 ただ、 こうなったらメンバーにすら期待を込めてしまう。 「渋やんおはよぉ」 『ヤス早いやん』 先に着いてたヤスが、ヘッドホンを外しながら振り返る。

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∞S.S×You 5∞ 「でも着いたんちょっと前やで？」 『そーか』 ………え？ ヤスも？嘘やろ？！ 「はざーす」 「はよー」 ヨコとヒナや。 この2人はさすがに覚えてるやろ！ 「すんません、これなんですけど…」 「ヤス、ここのハモやねんけど…」 何、これ？え？

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∞S.S×You 6∞ 嘘や… 関ジャニ∞で10年…いやそれ以上。 こんだけやってて誕生日を忘れられるなんて。 「すばる君？」 あ、亮。 「次すばる君やで？」 お前も違うんかい！！ なんやねんもう！ この歳でおめでとう求めてる俺なんやねん！ 『お、おう、ありがと』

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∞S.S×You 7∞ …そのまま 「ごめん、お先！」 大倉は先に映画の仕事へ。 「お疲れっしたー！」 「お疲れっすー」 レコーディングも順調に進んで 予定よりかなり早く終わった。 「今日めっちゃ巻いたやん」 「ほんまやねー」 ヨコとマルが時計をみて呟いた。

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∞S.S×You 8∞ 「なぁ、久しぶりにみんなでメシ行かん？」 突然、ヨコが言い出した。 「おーええよー」 「今から？行く行く」 ヒナと亮も乗った。 「渋やん、行く？」 マルが俺に尋ねる。 "外で食べてきてね" せや、帰ってもあいつおらんねや。 『行くわ』

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∞S.S×You 9∞ 「おーくらも今終わったらしいで？誘う？」 ヤスが遠くから声をあげた。 「そら誘おや。んなら店探すわ」 ヒナがスマホを触り出す。 「返信早っ。おーくらも行くってー」 なんやかんや、 寂しくはなくなりそうやな… 「すみません、渋谷さん！！」

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∞S.S×You 10∞ 突然、スタッフさんが俺を呼ぶ。 『どしたんー？』 「すみません、最後の曲なんですけど、ケツがちょっと切れてまして…」 まさかの、俺だけ録り直し？！ …でもやらなしゃあないしな…… 「すみません、お願いします」 ついてないなー… 『わかった』

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∞S.S×You 11∞ ………… 録り直しはすぐに終わった。 ブースから出ると、大倉からのメール。 "地図んとこ来て、もう飲んでるで♡" 添付ファイルには 地図の画像と住所。 『店の名前教えろや』 どうせあいつの事やから、 最初っから飛ばしてもう酔ってんねやろ。

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∞S.S×You 12∞ 『とりあえず急ごか』 すぐにスタジオを出てタクシーを拾う。 『すんません、住所いけます？』 地図の住所を伝えて、車が走り出した。 「ここ、ですね。1090円です」 『ほなこれで、領収書お願いします』 すぐにタクシーを降りて、店の扉を開けた。

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∞S.S×You 13∞ 「「「Happy Birthday すばる！」」」 ……！？ 「何、すばるその顔！」 「固まってもた！」 「渋やん？渋やーん？」 「あっはっはっは」 「すばる君めっちゃええリアクション」 「渋やんええ顔すんなー」 なんや？ まさか、こいつら！

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∞S.S×You 14∞ 『おま！またお前ら！！』 前にもやられたやつ。 いや、今回心配はしてないけど！ 気持ちめちゃくちゃや！ 「今回は俺らちゃうよ、こっち。」 6人の間から見えたのは、 『……っ、お前…』 俺の、 いっちゃん大事な人…。 「おめでとう、すばる」

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∞S.S×You 15∞ 『っ……アホ！！』 気づいたら、皆おるのに 「すばるっ…くるしいよ…」 力いっぱい抱きしめてた。 『アホ！お前なんかアホや！年甲斐もなく拗ねかけてんぞ俺！』 「うん、朝から拗ねかけてたね」 そっと俺の腰に腕を回す。 『どこまでお前の計画？』

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∞S.S×You 16∞ 「全部や。俺等も、スタッフさんも。」 そう言って、ヨコが満足げに笑う。 『まさかあの録り直しもか！？』 「当たり前や」 ヒナがけろっと答える。 「レコーディング巻いたんも計画通りやで？」 亮がはにかんでピースした。 ほんまに、こいつら…

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∞S.S×You 17∞ 「あとね。これは私のおせっかい…」 そう言った瞬間、店の扉がまた開いた。 「…おい、まじかよ」 そこに現れたのは 「…無理言ってお願いしました」 「「「内！！」」」 内 博貴。 「関ジャニ∞10周年おめでとう！」 また、8人が揃った。

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∞S.S×You 18∞ 『アホ…お前』 「黙っててごめん。でも今年の誕生日は、"10年後の今日の日"だから。」 これは誰も知らんかったらしい。 みんな驚いた顔して。 内はなんか照れ臭そうな顔して。 「じゃ、乾杯しよか」 「明日の事は気にせんと、な？」 「それ俺のやつ！」

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∞S.S×You 19∞ 皆で笑い合って しょーもないことして。 誕生日が過ぎて行く。 『耳貸して』 「ん？」 でも最後ぐらい 俺のペースに戻さしてくれよ？ 『……』 「…っ//」 改めて、こいつらと一緒で良かった。 それから "ありがとう、愛してる" ∞fin∞

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∞S.S×You 1∞ 『おはよー。』 誕生日。 もうこの歳になってくるとそんな喜ぶもんでもないけど、 「あ、すばるおはよ」 やっぱり 「ごはん出来てるよ」 好きな奴にぐらいは 祝ってもらいたい訳で。 『おん。』 少しその言葉を待ってみたり。 「ん？どしたの？」

∞の妄想を垂れ流すやつ。 @mapan8_8moso

∞S.S×You 2∞ 『…いや、なんでもない』 とは言うても、 自分ではなかなか言い出せんもんで。 『いただきます』 テーブルに並べられた いつものご飯に箸をつけた。 「あ、すばる」 お、なんやなんや？ 「今日、友達と飲み会があって…だから遅くなる、ごめんね。」

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∞S.S×You 3∞ 『え、あー…うん』 こいつ、 まさか覚えてないんか？ 「すばるも外で食べてきてね？」 何食わぬ顔で言う。 『わかった。』 衝動的に俺も何食わぬ顔で返す。 ……おい、マジか。 彼氏の誕生日覚えてないんか！？ 悶々としながら仕事へ向かう。

∞の妄想を垂れ流すやつ。 @mapan8_8moso

∞S.S×You 4∞ 『はよーございまーす』 今日は全員揃ってレコーディング。 途中で大倉は抜けて映画の何からしい。 ただ、 こうなったらメンバーにすら期待を込めてしまう。 「渋やんおはよぉ」 『ヤス早いやん』 先に着いてたヤスが、ヘッドホンを外しながら振り返る。

∞の妄想を垂れ流すやつ。 @mapan8_8moso

∞S.S×You 5∞ 「でも着いたんちょっと前やで？」 『そーか』 ………え？ ヤスも？嘘やろ？！ 「はざーす」 「はよー」 ヨコとヒナや。 この2人はさすがに覚えてるやろ！ 「すんません、これなんですけど…」 「ヤス、ここのハモやねんけど…」 何、これ？え？

∞の妄想を垂れ流すやつ。 @mapan8_8moso

∞S.S×You 6∞ 嘘や… 関ジャニ∞で10年…いやそれ以上。 こんだけやってて誕生日を忘れられるなんて。 「すばる君？」 あ、亮。 「次すばる君やで？」 お前も違うんかい！！ なんやねんもう！ この歳でおめでとう求めてる俺なんやねん！ 『お、おう、ありがと』