公衆被曝の上限は年1mSvまで

国際的には公衆被曝の上限は年1mSvまでです。 どうも一部に20mSvまで引き上げたいという人がいるようですが
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原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

ICRP勧告無償公開分 Publ.60 1990年勧告、Publ.103 2007年勧告 Publ.109 緊急時被曝状況における人々の防護、Publ.111 汚染地域に居住する人々の防護 jrias.or.jp/books/cat/sub1…

2014-10-08 00:21:29
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

ICRP Publ.111 附属書A. 長期汚染地域に関する歴史的経験 A.2 ビキニ 年間平均4mSvの線量。地域の食品で生活すると約15mSv/年。

2014-10-08 00:25:36
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

A.3 マラリンガ オーストラリア。英国の核実験による汚染。 継続的な滞在で5mSv/年を超える可能性のある全ての地域で土地利用制限。

2014-10-08 00:27:24
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

A.4 キシュテム 旧ソ連。軍用プルトニウム生産施設における事故。 1 mSv/年を超える線量レベルの地域では,防護措置 ただし、1990年代以降。

2014-10-08 00:28:41
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

A.5 パロマレス スペイン。1966年、米国軍用機事故による核爆弾の飛散。 残存線量が1 mSv/年程度の場合,土地利用の一部制限と追加の特性評価が必要となる。

2014-10-08 00:30:32
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

A.6 チェルノブイリ 1986年旧ソ連の原発事故。 1mSv/年を超える場合防護措置。移住の権利。5mSv/年で優先的移住。

2014-10-08 00:32:38
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

A.7 チェルノブイリ/ノルウェー 一年間で最大5mSv/年、その後を1mSv/年を基準とする。 トナカイ飼育者に基準超のおそれ。

2014-10-08 00:35:54
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

A.8 チェルノブイリ/英国 2007年2月でも369の農場、196,500頭の羊が制限下に置かれている。

2014-10-08 00:37:41
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

A.9 ゴイアニア 1987年医療用の放射線源による事故。 129名の著しい汚染。死者4名。 最初の一年が5mSvの基準。その後の70年間の平均が1mSv/年を下回るよう制限。

2014-10-08 00:39:33
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

どうも公衆被曝の上限を20mSv/年にしたい人がいるみたいだけれど、世界的には1mSv/年が標準。

2014-10-08 00:40:52
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

年に1mSvの被ばくでも安全というわけではなく、自然放射線でも一定数のガン死は発生すると推計されます。 それを人為的に行うことは許されるkというと、まぁ故意であればダメでしょう。故意でなくても我慢するか否かという問題です。

2014-10-08 01:08:30
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

化学物質による発がん性にも放射線のようにしきい値が無いものがあります。 そのようなものに対処するために実質安全量(Virtually Safe Dose)という概念が提唱されています。生涯摂取しても10^-6〜10^-8程度のリスク ja.wikipedia.org/wiki/VSD

2014-10-08 01:12:21
原田 裕史 🥚 🧷 @harada_hirofumi

化学物質のVSD(実質安全量)を放射線のリスクに当てはめると、ICRPのリスク計数では、年にμSvのオーダーになります。

2014-10-08 01:13:19