古田さんから始まるノーベル賞にまつわる会話(軽め) 物理学賞の日
毎年秋のお約束。
古田さんによるノーベル賞解説。
この日は物理学賞の解説。
ノーベル物理学賞の解説書きました。駆け足で読む物理学賞3氏それぞれの貢献。 nikkei-science.com/?p=44285
2014-10-08 12:01:10赤崎先生,中村先生と並んで天野先生が受賞したのがよかったと思う。HIVの発見で,モンタニエ博士と一緒にフランソワーズ・バレ・シヌシ博士が受賞した時にもそう思った。
2014-10-08 12:05:11専門分野では誰もが知っているけど,一歩外に出ると貢献の割に知られていない,ということはよくある。別に外に知られる必要はない,との意見もあるだろうが,青色LEDとかHIVみたいに成果自体が有名な場合は,やっぱり伝わった方がいいと思う。
2014-10-08 12:06:50@Butayama3 アラマ、2008年に受賞て、つい最近じゃないの。 ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA…
2014-10-08 12:41:43@Butayama3 これ,米のロバート・ギャロ博士と仏のリュック・モンタニエ博士のどっちが発見したかで論争になってね。一度はレーガン大統領とシラク首相が「2人が発見したってことで」と政治決着した。でも実はそうじゃなかった。
2014-10-08 14:37:52@Butayama3 モンタニエ博士が先に見つけて,ギャロ博士のところに送ったHIV を,ギャロ博士が自分で見つけたと発表していたことがわかった。何でわかったかというと,2つのウイルスの遺伝子がまったく同じで,同じ株だとしか思われなかったから。
2014-10-08 14:40:46@Butayama3 今回のSTAP問題でもそうだけど,遺伝子情報を解析すると,こんな風に隠れていた事実が色々わかることがある。というわけで,科学者コミュニティではHIVの発見者はモンタニエ博士だ,っていうことはとっくに決着していただけど,公式に否定されたわけではない。
2014-10-08 14:44:33@Butayama3 HIV発見はノーベル賞確実な成果と言われていたけど,そういうわけで結構微妙な話となり,出せないんじゃないの,という予測もあった。だからモンタニエ博士と,ギャロ博士ではなくモンタニエの下で実際に手を動かしてウイルスを取ったバレシヌシ博士に授与したのは,
2014-10-08 14:52:02@Butayama3 ノーベル財団の見識を示したと,科学者の多くは受け止めた。80年代初めにエイズの原因ウイルスを探すというのは,万が一の場合は命のリスクのある試みだった。ウイルス発見のおかげで,今では非常に良い薬ができている。バレ・シヌシ博士が正当に評価されてよかったと思う。了
2014-10-08 15:03:26ふーん・・・・。悪いことはできないのね。
なんですって?
ノーベル賞を受賞した後に?
@Butayama3 HIVのモンタニエもモンタニエでなあ。| 主に古田さんのつぶやきのまとめ | ノーベル賞科学者であってもトンデモに憑りつかれる - Togetterまとめ - togetter.com/li/331680
2014-10-08 15:36:59@y_tambe @Butayama3 そのリュック・モンタニエがホメオパシーに転んじゃいましたね。 blog.homoeopathy-books.co.jp/2012/04/post-2… ノーベル賞受賞後の残念な例がまたひとつ。
2014-10-08 15:37:04