2014/10/8 e-food主催 神道 食の基礎・体験講座 まとめ
浅草神社の由来。今から1200年前、まだ隅田川が海で浅草が寒村だったころ、漁師の兄弟が漁に出たところ、観音の仏像が網にひっかかった。そこで豊漁を願うとたくさんの魚が獲れたため、この観音像を祀った。これが浅草寺のはじまりである。
2014-10-08 18:12:35浅草神社は、その漁師の兄弟と浅草寺を作った3人の功労者を、浅草寺の傍に祀ったのが浅草神社となった。明治六年に神仏分離があり、三者権現神社から浅草神社と名前が変わり、管理も浅草寺から独立した。
2014-10-08 18:14:59全国には神社が約8万あると言われている。神主がいる大きなところから、祠のような小さなとこまで。それぞれがたくさんの神は=八百万の神を祀っている。
2014-10-08 18:20:20古事記の話。高天原というドロドロの世界から、天照大神が邇邇芸命に地上に降りてちゃんとした土地になるよう遣わした。その際3つの信託を発令。
2014-10-08 18:25:231天壌無窮…地上界は栄え続けなければいけない。 2豊鏡奉斎…鏡をありがたいものとして祀ること 3斎庭稲穂…地上界では稲穂を育てて主食とするように。 このお告げが、日本のルーツだと古事記にはある。
2014-10-08 18:28:35花見とサクラについて。桜はさいの神の座=サクラと呼ばれるようになった。花見のはじまりは、カレンダーがない時代に桜の木の移り変わりを、稲作の時期の基準にしていた。花見はその稲作の始まりと豊穣を願ったことが由来。
2014-10-08 18:34:37米ができるために88個の行程があると言われている。(これが米という漢字の由来である。)稲作を行うためには、季節の移り変わりをよく読む必要があった。米を作るために必要なもの全てへの感謝の心を大事にする。
2014-10-08 18:37:45神饌(しんせん)について。神に願い事をするときには、最初に何かお備え物をして、神様に喜んでもらう、良い気持ちになって頂く必要がある。お供えものを下げることを撤饌という。神が本当に食べるわけではないが、神のパワーを取り込むために神の捧げ物を徹饌して食べるわけである。
2014-10-08 18:42:25胡麻豆腐の実演。先人たちが材料がない中で野山で材料を探し出して来た。葛粉を水と胡麻ペーストと合わせて練って行く。 pic.twitter.com/RJjpyUHDba
2014-10-08 18:51:26混ぜて熱することにより固まってくる。この発見は一説によると中国から伝わったと言われている。が、茨城県より上にはないらしい。あと沖縄にもない。葛の有名な産地は奈良県吉野。 pic.twitter.com/4eDIquaHeq
2014-10-08 18:54:50葛粉を水で練っていったもの。沈殿する前によく混ぜる。これが葛餅などになる。 pic.twitter.com/RFrURC185L
2014-10-08 18:52:36葛粉と水に胡麻ペーストを混ぜていく。イイにおいー!家でも作れるし栄養たっぷり。片栗粉でもいいけど固まりにくい。 pic.twitter.com/D01PpOF1xj
2014-10-08 18:57:00お弁当オープン!手が混んでてウマー!精進料理っぽいが牛肉と焼き魚入り。昆布と鰹は使わず、椎茸などの出汁を使う。 pic.twitter.com/2zfSTdtg7H
2014-10-08 19:05:20仏式だと精進料理があるが、神道特有の料理形式はない。神饌したものを煮炊きとか、それくらいである。ただ祀っている神によっては食の禁忌がある。例えば酉を祀っている神社では鳥は食べない、など。浅草ではキジが禁忌。数年前にキジ料理屋ができたが、浅草の町から顰蹙を買い撤退。
2014-10-08 19:09:24