自閉症バイオマーカーの探索:理化学研究所前川素子先生
第55回日本児童青年精神医学会総会
自閉症バイオマーカーの探索:理化学研究所前川素子先生
- sayoarashi
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aikider
@sayoarashi
自閉症発生率:1~1.6%、同胞内発生2~4%、男女比4:1、小児期に診断される神経発達障害の一つで2歳以前に気づかれる。
2014-10-12 17:27:36
aikider
@sayoarashi
発症率は指数関数的に増加しているが、診断率の向上、医療関係者の意識の向上、自閉症児を持つ親の横のつながりなどが原因の見かけ上の上昇か
2014-10-12 17:28:53
aikider
@sayoarashi
現時点ではASDの診断は熟練した医師の面接により行われるが、子どもの発達を正確に評価できる専門家が少ないため、簡便なバイオマーカーの開発が望まれる。病態と関連するバイオマーカーが見つかれば、薬物治療のターゲットともなりうる。
2014-10-12 17:32:42
aikider
@sayoarashi
自閉症の早期診断、創薬、再分類のためバイオマーカーが必要。ただしASDはheterogeneousなので感度100%特異度100%のバイオマーカーはありえない。
2014-10-12 17:34:45
aikider
@sayoarashi
バイオマーカーの例:血液、尿、頭囲、MRI、DTI、fMRI、EEG、ERPs、Looking measures、サッケード反応時間
2014-10-12 17:35:55
aikider
@sayoarashi
血漿オキシトシン濃度減少:個人差がかなり大きい、健常者との重なりが大きい。小児の血漿オキシトシン値は市販キットの検出限界以下で測定が難しい。
2014-10-12 17:39:18
aikider
@sayoarashi
ASPEC1の特徴:ASD家系の中にASPEC1nonsense mutationを持つ家系(1家系だけだが)が見つかった。ASPEC1自体がASDの病態と関連する可能性。リガンドを同定すれば根治療法につながる可能性も。
2014-10-12 18:04:37