他人が作ったものを自分で作ったと言ってチヤホヤされてる若者が最終的に殿様の目に止まって目の前で作るはめになり、嘘がばれて首斬られて死ぬ的な昔話を子供たちに読み聞かせておけばちょっとは世の中平和になると思うんだ
2014-10-13 19:28:36「パク左衛門は言いました。『作れる人には作れない人の気持ちがわからないのだな。わしだって版画が上手いと言われてみたい。ひとつくらいいいじゃないか、まったくあの版画屋はドケチだなぁ。』」
2014-10-13 22:00:44「パク左衛門は怒りました。『おい、版画之助、せっかく俺がお前の腕を見込んで褒めてやってるんだ、一枚くらい俺が作ったことにしても良いとは思わないのか』版画之助は、これはたまげた、どうやらこの御人は気が触れてしまったようだ、関わり合いになるとことだぞ、と思いました」
2014-10-13 22:08:23「いさかいの嫌いな版画之助は『なら、一枚だけ』とパク左衛門に版画を渡しました。『しめたものだ。しかし版画之助のやつめ、大した腕もないくせに意地だけは一丁前だ』パク左衛門はそう言いながら、大いばりで仲間に版画を見せびらかしました『下手な版画で恥ずかしいのだが、よければ見てくれい』」
2014-10-13 22:15:33「それを見初めたのは、通りがかりの役人。『これ町人、この版画を十枚ばかり注文したいのだが、頼めるか』役人は十枚の小判を見せながら、パク左衛門に言います。『小判十枚とは、こりゃあたまげた』役人から金を受け取ったパク左衛門は、思いました『まぁ、あのドケチからまた貰えば済むことだ』」
2014-10-13 22:22:29「翌日のこと、パク左衛門が版画之助の元に行こうとした矢先、昨日の役人がやってきてこう言いました『なにをしている、早く来い。版画の腕をこの目で見たいと殿がお待ちだ』パク左衛門は問答も虚しく、殿様の前に連れて行かれました」
2014-10-13 22:25:14「『どれ、パク左衛門、その方はいかにも版画が達者だと聞くが、ひとつその業を見せてもらえるか』殿様の前でいよいよのっぴきならぬパク左衛門は言いました『この版画は、版画之助という者から譲り受けたのですが、版画を作ったことも含めて、私が貰い受けたのです。すなわち、これは私のものです』」
2014-10-13 22:28:41「殿様は、パク左衛門が何を言っているのかわかりません。しかしどうやらこの者が盗人であることは明白だと察した役人は、パク左衛門に縄をかけました。パク左衛門いいます『おのれ、貴様になにがわかる。作れぬものの気持ちが貴様にはわからぬのだ』」
2014-10-13 22:31:54「役人は言います『なにやら要領を得ないが、とにもかくにも盗人の言葉に貸す耳などない』あわれパク左衛門は、最後までなにがなんだかわからぬまま首をはねられてしまいました」
2014-10-13 22:35:00めんどくさくなったのでパク左衛門にはさっさと死んでもらうことで完結してもらった。そもそもお前みたいなクズにこんな数ツイートにおよぶ話を展開して途中でなんかやめづらくなってしまって時間を無駄にしたことについてお前は責任をとって死ね。
2014-10-13 22:36:27