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中村 @nakamuraou
@keiso_silicon14 ○○と人間がくっついちゃった!!
珪素 @keiso_silicon14
まずは、ぼくらの敵、ロード・ガルガンチュアの事について説明する必要がある。見渡すかぎりの硝子都市、一個の芸術とも言えるその世界を創りだした莫大な富の出処について。高度身体改造技術。『焦土戦争』は、ぼくらの知っていた世界を完全に作り替えた。奴ら芸術者達のためだけの、美しい世界に。1
珪素 @keiso_silicon14
例えばぼくの保護者を自称する『世界歩き』だって、身体改造技術の副産物であるかもしれない。ガルガンチュアの技術と芸術は硝子都市の全てに――太陽光がそうであるように浸透して、全貌をつかむことすらできない。そんな相手だ。「ユウスケ」『世界歩き』の声が、路地の奥から響いた。「新手だ」2
珪素 @keiso_silicon14
「分かっている」嘘だった。高度身体改造者と一人で渡り合うなんて、ほとんど冗談じみている。おそらくこの相手は、『世界歩き』の索敵に頼る他の手はない。「『隠密使い(ユーディライター)』だろう。先手はやる」「右上方。3.6秒だ」右手。『鱗』を起動。「分かっている」……3.6秒後。3
珪素 @keiso_silicon14
『世界歩き』の言う通り、それは高空から来た――そのようだった。「……タイミングは」パシャン、と粘質な音が遅れて鳴った。『鱗』の防御。護衛ガイノイド機『メイド』との戦闘で、ぼくが苦しめられた防御機構。「完璧だ。これで1体」アスファルトに溶けた残骸。こいつが、今の襲撃者だったか。4
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