「太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究」(京大・飛騨天文台クラウドファンディングの試み)
京大飛騨天文台は、宇宙天気予報の日本での数少ない拠点の一つ。まずは目標額を達成してほしい。 >京大天文台、存続危機で寄付呼びかけ 日本初の研究費獲得特化型クラウドファンディングとは huff.to/1sct9Hw @HuffPostJapan
2014-10-08 23:04:39おぉ。目標の半分を超えてる。 >太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究 academist-cf.com/projects/4/shi… @academist_cf
2014-10-09 19:04:22クラウドファンディング、新しい動画をアップしました。いよいよ残り10日です。1日20人x10000円のご支援で、目標額まで到達できます。ぜひ、ご支援を! academist-cf.com
2014-10-10 04:33:00今朝、極端宇宙天気研究会@極地研(東京)で研究発表「スーパーフレアが起きたら地球はどうなるか? CMEの質量と速度の予測」。昨夜からセミ徹夜で紙と鉛筆で計算、スーパーフレアCMEの質量は10^18g(1兆トン)、最高速度は秒速6000kmとなることが判明。地球へは8時間で到達!
2014-10-10 23:24:56ビルケランドさん: スーパーフレアにともなう被爆量は?という質問ですが、大学院生の高橋君と京女の水野先生と共同研究しています。まだ最終結論が出たわけではありませんが、今日の研究会での発表からお答えしますと、さきほどの想像図のスーパーフレアCMEの場合(10^35エルグ)(続く)
2014-10-11 02:12:2210MeV以上の陽子フラックスはフレアエネルギーの2/3乗に比例することが判明。ゆえに、エネルギーが1000倍になれば、フラックスは100倍。過去最大の航空機内被爆(推定)が5mSvなので、500mSv程度と推定されます。陽子フラックスはエネルギーに比例するかと思っていたら(続)
2014-10-11 02:22:16それほどでもないことがわかったのが、新しい結果。ただし予備的な結果であることに注意。10^35erg のスーパーフレアの発生頻度は地球直撃の頻度にすれば2万年に一回程度か。もっと多い10^34erg, 10^33ergのスーパーフレアでは 通信障害や停電による都市災害が心配。
2014-10-11 02:32:35京都大学の宇宙物理教室、柴田一成教授の呼びかけ:「太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究」academist-cf.com/projects/4/shi… ←民間の寄付を募る「クラウド・ファンディング」という方法も援用中。10月20日まで。他にも様々な研究企画者が立候補しているようです。
2014-10-11 08:03:54天文台の研究を守るためのクラウドファンディング。目標額の6割超えた。期限まであと残り8日。 >太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究 academist-cf.com/projects/4/shi… @academist_cfさんから
2014-10-12 07:02:23京都大学大学院附属天文台が太陽磁場活動望遠鏡(SMART)の研究費サポートをクラウドファンディングを募集しています。 現在の達成率62%であと残り8日!>太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究 academist-cf.com/projects/4/shi… @academist_cf
2014-10-12 20:01:08海外出張中の柴田一成台長よりメッセージです。 "国際会議出席のため中国の西安に来ています。宇宙天気研究のクラウドファンディングが残り6日、しかし達成額まで71%! あともう少しで100%達成ですので、皆さんぜひご支援ください。" academist-cf.com/projects/4/shi…
2014-10-14 10:36:54タイムリーというわけではないですが^^; 11/15土 日本物理学会公開講座「プラズマの物理と応用 ~天体・核融合・産業・医療~」@東大小柴ホール。先週時点で定員の半数程度。 bit.ly/1uLDpqB @plasmankado
2014-10-16 20:13:07こういう研究基金に寄付したのは実は初めて。これは予約であって、目標額に達しないと「決済」にならない。この意味でも安心かも。「京大・飛騨天文台のクラウドファンディング」「太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究」academist-cf.com/projects/4/shi… @academist_cf
2014-10-16 23:03:32太陽スーパーフレアの研究の重要性、といってもどんな研究でも意味があり重要だと(研究者が)思うからされているわけだけれど、太陽スーパーフレアの研究の重要性は、ちょっと特別な面があります。話を聞くと納得できるのだが、例えば1989年、数年に1回程度の太陽フレアでカナダの原発が停電…。
2014-10-16 23:14:40太陽フレアとは、太陽表面から磁気流体的なプラズマが爆発的に(火炎のように)吹き上がる、あれ。太陽の内部は高温で、原子が完全に電離したプラズマ。それがグツグツと煮えたぎっている。だから電流が流れているのと同じ=磁場がある。内部の磁力線がドカンと吹き上がって爆発するのが太陽フレア。
2014-10-16 23:28:17太陽フレアなる爆発現象と共に、宇宙空間に何かのカタマリがドッカンと吹き出すことがある。これがCME(Colonal Mass Ejection)で、プラズマと磁力線のカタマリ。このCMEは惑星間空間を飛んでくるうちに衝撃波になり、さらに粒子が加速され、これが地球に届くと悪影響が。
2014-10-16 23:35:13「太陽フレアの機構と宇宙天気予報の研究」支援academist-cf.com/projects/4/shi…を呼びける柴田一成教授は、1989年当時まだ謎だった太陽フレアを解明。太陽内の磁力線のカタマリが、太陽表面を突き破って外に出て爆発したものがフレアであることを理論計算と計算機実験で証明した。
2014-10-16 23:46:02@plasmankado これは、以前言っておられたプラズマ関係の講演会ですね。太陽プラズマと柴田教授に言及いただき、ありがとうございます^^
2014-10-17 00:27:38私は宇宙天気の重要性(というより「面白さ」)を、京都女子大学の1回生向け授業で毎年、紹介してきた。こんなところで、それが結びつくとは思っていなかった。「第4回極端宇宙天気研究会」2014年10月9-10日(金)、場所:国立極地研究所、daikoushiota.com/#!spaceweather…
2014-10-17 02:40:18柴田教授が1989年に太陽フレアの仕組みを解明したといっても、それは原理的な部分に対する「パイオニアリングワーク」であって、現在ではさらに先、現実的な研究にまで進んでいる。先日の極端宇宙天気に関する研究会daikoushiota.com/#!spaceweather…で印象的だったのはその理解状況。
2014-10-17 02:42:27地球温暖化にしても、地球しか考えてない人が多すぎるという指摘もある。当たり前だが、地球も宇宙に浮かぶ星で、太陽の巨大な影響を受け続ける一介の惑星に過ぎない。この事実を忘れてはいけない。宇宙天気もその一環であって、宇宙は相当に恐ろしい環境であり、地球も宇宙の動的影響を受けている。
2014-10-17 02:51:13電気を全面的に使った現代文明も、実はここ100年程度の存在。その基盤は脆弱だ。太陽観測、あるいは太陽フレアの機構解明と宇宙天気予報のような(社会的に重要な)研究に国の予算が継続されないのはなぜか。これが日本の限界なのかもしれないが、そういうわけにもいかない。
2014-10-17 05:26:30米国にNPOなる概念が発見されたのは実はそれほど古いわけではない。気付いてみたら、米国社会にはNPOと呼べる存在がやたら多いことに、後で人々は気づいてそう命名した。そして数えてみると、何と140万団体もあった(1980年代)。特に、ベトナム戦争の時代を経て気づかれたのである。(続
2014-10-17 05:33:51承前)その理由は、米国ではNPO団体に寄付をすることで、その分、自分が国に払う税金から控除されるからだ。だからベトナム戦争に反対の人は、自分のお金がベトナム戦争に使われたくないため、自分の支援したいNPO団体に寄付を行った。こうしてその人なりの価値感と生き方が実現できたのである。
2014-10-17 05:38:38