「カジノ導入とギャンブル依存症対策を考えるシンポジウム」実況まとめ

2014/10/16、一般社団法人ギャンブル依存症問題を考える会主催で「カジノ導入とギャンブル依存症対策を考えるシンポジウム」が開かれました。 カジノ反対派、賛成派入り乱れ、国会議員の先生方に、ギャンブル依存症に対するご意見を伺いました。 ※当会はカジノ解禁については賛成、反対いずれの立場も取っておりません。
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プロローグ―当会の意図

ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

田中より、求められるギャンブル依存症対策として、当会の調査結果・見解を発表しています。パチンコなど、世界最高のギャンブル市場が動いているにもかかわらず、ギャンブル依存症対策に各業界が割いている予算はゼロ。ギャンブルに対する垣根も低い。世界最高レベルの売り上げに最低の対策。

2014-10-16 18:47:20
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

当会はギャンブル場が悪いという見解ではなく、依存症対策がなされていないことを問題視。さらに、子供をギャンブル場に連れていくことが簡単にできてしまう環境、消費者金融などで簡単に借金ができてしまう環境も問題視。離島にもパチンコ屋があるため、対策が各地隅々までなされる必要性を感じている

2014-10-16 18:50:28
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

海外のリスクファクターは人種的マイノリティー、若者、低所得、低教育、男性。対して日本では高学歴高収入の依存症者も多い。

2014-10-16 18:51:28
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

現在挙げられているカジノ入場防止策は依存症に対して効果が低い。本人・家族からの申告があったら入場させないということだが、本人は否認し、家族は気づかない。カジノ以外のギャンブルにのめり込む場合も。

2014-10-16 18:54:45
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

生活保護受給者は入場させないという対策も同様。カジノ以外に流れる。入場料を高く設定しても、数百万円を取り戻そうとしている依存症者には抑止力がない。

2014-10-16 18:55:08
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

我々が考えるギャンブル依存症対策について。

2014-10-16 18:55:50

・中学、高校、大学でのギャンブル依存症予防教育の導入
・企業のメンタルヘルス対策の一環として依存症啓発活動を導入
・成人識別ICカードの導入
 (成人していても、大学生を含む学生はギャンブル場への入場は不可とする)
・各市区町村にギャンブル依存症対策窓口の設置
・掲示物、広告物の作成
・治療費の助成
・治療施設の建設
・自助グループとの連携
・自助グループの周知、広報
・ソーシャルコスト他研究費の助成

・カジノだけではなく、公営競技、パチンコを含めたギャンブル依存症対策
・ギャンブル産業によるギャンブル依存症対策費の拠出

→これらを可能にするギャンブル依存症対策法案の設立を望みます。

与野党の国会議員、当会代表によるディスカッション

ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

引き続きまして議員の先生方の登壇です。自民党・岩屋先生、民主党・小川先生、公明党・高木先生、維新の党・小沢先生、共産党・大門先生、みんなの党・薬師寺先生、生活の党・鈴木先生。進行は前衆議院議員の初鹿先生です。

2014-10-16 19:00:52

登壇した議員より、一言ずつコメント

ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

自民党・衆議院議員岩屋先生「カジノを含む、複合型のカジノ施設を導入しようと動いているIR議連の幹事長をしております。我々の構想の目標は、観光振興、経済成長。目的はカジノではなくてあくまでもIR。複合型観光施設を振興の起爆剤にしたい。」

2014-10-16 19:02:37
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

「我が国は101箇所の公営競技場、11000店のパチンコ屋。これだけのことがなされていながら依存症対策がなされていない。我々はこの機会にしっかりとした対策の構想を進めている。」

2014-10-16 19:03:54

自由民主党 衆議院議員 岩屋たけし氏
IR議連幹事長。カジノ推進派
http://nihonseiji.com/politician/447

https://www.youtube.com/watch?v=YcZRcKs0hYE

ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

民主党・参議院議員小川「本日は民主党代表ではなく個人の意見を述べたい。依存症をなくすのであればカジノなど作らなければよい。依存症は行きやすさが関係しているのではないか。

2014-10-16 19:07:04
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

小川氏「公営競技場は決まった時間に閉まるのでカジノよりも行きにくい。また、偶然性だけのものははまりやすいと考える。スポーツ性のないカジノは許されるべきではない。パチンコは偶然性によって依存症者を作り出している。同様にカジノも依存症者を増やすことになる。」

2014-10-16 19:08:24

民主党 参議院議員 小川敏夫氏
カジノ反対派。
競走馬オーナーとしても知られる。
http://matome.naver.jp/odai/2133166712841885001

ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

公明党・衆議院議員高木氏「本日も党内勉強会を行った。先日シンガポールに視察に行った報告を行ったところ。本日、ミネソタ医科大学からいらした先生たちとの勉強会に行かせていただいた。そこで理解したことは基礎となる調査が日本では行われていないということ」

2014-10-16 19:10:34
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

高木氏「アメリカにおける報告は、問題あるレッドマークの依存症者が1、2%。イエローマークが3、4%。日本の調査ではどこからどこまでがレッドなのか明らかにされていない」

2014-10-16 19:11:53
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

高木氏「アルコールと同じようにギャンブル依存症もできないだろうかと考えているが、ギャンブル依存症は隠れた依存症という点に問題がある。アメリカのギャンブル依存症者には75%が他の精神疾患も併発しているというデータも。」

2014-10-16 19:13:07
ギャンブル依存症問題を考える会 @SCGAsince2014

高木氏「シンガポールのように、 依存症者のための対策をきっちりしていきたい。そのための財源も積極的に確保したい。」

2014-10-16 19:16:03

公明党 衆議院議員 高木美智代氏
http://nihonseiji.com/politician/205
青少年インターネット環境整備法の成立に取り組んだ実績を持つ

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