教育CSRシンポジウム2010まとめ

教育CSRシンポジウム2010の記録です。株式会社リバネスでは、2008年度の経済産業省委託事業として「社会人講師活用型教育支援プロジェクト」「早期工学人材育成事業」を実施しています。これらの成果報告会として開催されました。
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L-RAD・リバネス研究費事務局 @LRAD_LGrant

「社会で使われているものと、授業がつながっている」 2月27日は教育CSRシンポジウム。企業の持つ科学技術を教育プログラムに→ http://bit.ly/kyoikuCSR2010  #csr2010

2010-02-19 12:15:48
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

教育CSRシンポジウム、始まります! http://bit.ly/educ_csr

2010-02-27 13:07:52
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

リバネス塚田よりご挨拶:本シンポジウムは経産省の委託事業、早期工学人材育成事業、社会人講師活用型教育支援プロジェクトの今年度成果報告。実際に小中高で行われた実験も体験できるようになっていますので、お楽しみいただければと思います。

2010-02-27 13:11:49
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

経産省 産業技術環境局 小原様講演

2010-02-27 13:12:42
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

今回リバネス事業の成果紹介というところだが、これだけ多くの方が関心を持っていることが心強くありがたい。私は経産省で早期、社会人講師、どちらも理科離れ、工学離れの対策事業を担当しています。

2010-02-27 13:13:20
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

今回は冒頭に事業の背景を20分で。短い時間なので荒っぽい議論になるかと思いますが、ご容赦ください。後半では理科教育・キャリア(工学)教育の違いについて紹介したいと思います。 #CSR2010

2010-02-27 13:20:38
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

最初にいじわるな質問で恐縮ですが、大人に対する科学技術の理解度調査。たとえば子供に冷蔵庫ってどうして冷えるの?と聞かれてわかりやすく説明出来るか。家庭内にもある技術の話、社会インフラ、将来の技術の仕組みの理解度。 #CSR2010

2010-02-27 13:21:26
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

アンケート結果は・・・燃料電池ともなると、ほぼ全滅。しょうがないと思うかもしれないが、原理自体は200年も前に発明されていること。説明できないといけないかなと思う。 #CSR2010

2010-02-27 13:21:53
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

通常は子供の学力と大人の科学技術に対する理解度は比例しているが、日本は外れている。大人が低い。ポジティブに考えると子供の学力はトップレベルだが、大人の理解度は低い方。 #CSR2010

2010-02-27 13:22:27
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

日本のかなりの人口は製造業で食っている。自動車、半導体など。トヨタバッシングが今おきているが、どれだけ身近な問題として捉えているか。 #CSR2010

2010-02-27 13:22:39
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

2008年毎日新聞記事。理科が大切と考えている子どもがOECDで最低水準。授業の中で、理科が何につながるかを教わっていない。 理科が経済を支える産業とつながっている意識が希薄。 #CSR2010

2010-02-27 13:22:48
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

余談。スイス ジュネーブ酒の永住権取得試験問題の最終試験の問題。おもしろいと思ったのは、ワインの製造方法を聞く問題。きっちり答えられないと永住権が取れない。 #CSR2010

2010-02-27 13:23:38
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

ジュネーブはワイン産業が非常に重要。スイス人になるためには、自国産業を理解しているのが大事だということ。日本でも自動車を理解しろとは言わないが、軽視しすぎているのではないかと思う。 #CSR2010

2010-02-27 13:23:43
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

大学の工学部離れ。工学系学生、卒業後にエンジニアになる率ともに減っている。でもそんなに悲観しているわけでもない。中長期的に見ると、2000年以前からのデータでは、工学部進学率は波打っている。 #CSR2010

2010-02-27 13:24:54
さとち @satochi61

RT @nisyam: 2008年毎日新聞記事。理科が大切と考えている子どもがOECDで最低水準。授業の中で、理科が何につながるかを教わっていない。 理科が経済を支える産業とつながっている意識が希薄。 #CSR2010

2010-02-27 13:25:30
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

景気がいいときは工学部人気が落ちる。バブルが弾けるなど景気が悪くなると、地に足がついた産業に目が向くのか人気が盛り返す。直近のデータはプロットしていないが、リーマンショック以降、若干人気が戻っている。 #CSR2010

2010-02-27 13:27:12
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

とはいえ子どもが減っているのは間違いないので、絶対数は減っている。ただ女子の工学人口は増えていっている。 #CSR2010

2010-02-27 13:31:20
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

世界に目を向けると、中国では日本は負けている。VW、ヒュンダイ、GMが強い。トヨタで7.8%。リチウムイオン電池、DVDプレイヤー、液晶パネルなど日本製品シェアが落ちている。 #CSR2010

2010-02-27 13:31:25
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

産業界から教育界への積極的なメッセージが必要。政府の新成長戦略:プラットフォームは科学技術と人材。次世代を担う人材が、食べていける状況にするのが大事。今回の理科離れ、工学離れ対策は中長期的に重要。 #CSR2010

2010-02-27 13:32:29
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

経産省は文科、厚労省のように大きな予算を持っていないが、今回をきっかけに国の支援なしにプログラムを継続していけるしくみづくりができればいいと思っている。 #CSR2010

2010-02-27 13:33:04
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

社会人講師活用型教育支援事業:文科省と連携。小学校が対象。全国10このプロジェクトで、リバネスはそのひとつ。早期工学人材は全国6箇所。 #CSR2010

2010-02-27 13:33:10
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

理科はサイエンス、18世紀ころまでは貴族などの趣味。工学は20世紀以降の科学から生まれた技術。もうかる科学。 #CSR2010

2010-02-27 13:33:18
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

理科離れ、工学離れは日本固有か?子供の理科に対する興味は人間がもつ本能。年齢とともに薄れる。単純な対策だけではダメ。 #CSR2010

2010-02-27 13:35:21
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

理科から離れつつある子供に、目を向けてもらう必要がある。おもしろい実験は大切だが、単純な対策だけでは弊害もある。まずは理科と工学の違いを認識する必要がある。 #CSR2010

2010-02-27 13:37:03
Satoshi NISHIYAMA @nisyam

特に成熟した先進国では金融などに興味が移っていく。ヨーロッパ等も含めた共通の傾向。アメリカはちょっと特殊。東アジアでは日本が製造業で発展したあと、ピークに達している最初のケース。今後韓国、中国も同じ道を辿るだろう。 #CSR2010

2010-02-27 13:37:09
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