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sugisan2006
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気になるスポーツ報道のことば、その1【裏目】。投手交代して打たれたりすると「これが裏目」などとアナが言うがこれは誤用。裏目とは、それをしたためにしないときより悪くなること。しなかった場合の結果が不明な場合は使えない。二者択一でヒントを聞き変えたためにはずした場合になどに使える。
2013-09-26 14:30:31
気になるスポーツ報道のことば、その2【同士討ち】。お互いに攻撃が決まったときに「同士討ちー!」とアナが言うがこれは誤用。同士討ちとは仲間内での争い。例の場合は「相打ちーーーーーーー! さあどちらが先に立ち上がる。天龍か、鶴田か。阿修羅原が心配そうに見ている」と叫ぶべき。
2013-09-26 14:30:17
気になるスポーツ報道のことば、その5【悲願】。なんでも悲願って言い過ぎではないですかね? 悲願のインフレ現象。現時点でオリンピック関係で悲願と言ってもまず間違いないのは、モーグルの上村愛子選手のメダルにかける思い。他に該当する事例がありますか?
2013-09-26 14:29:36
気になるスポーツ報道のことば、その6【歴史を塗り替えた】。新記録達成時によく使われていますね。朝日新聞の天声人語でも使用されていました。ですが、記録は塗り替えられますが、歴史は塗り替えられませんから。記録を塗り替えた。歴史を刻んだ。歴史を作った。が適切。
2013-09-26 14:29:12
気になるスポーツ報道のことば、その3【王手】。あと一点、あと一勝で、オリンピック出場、優勝、といったときに「王手!」とアナが言うがこれは微妙。語源上、相手を追い詰めていることが要件のはず。楽天が日本選手権で3勝し相手がまだ2勝以下の際には「王手ーーーーーーー!」と叫んでよい。
2013-09-26 14:30:05
気になるスポーツ報道のことば、その4【二試合連続ツーランホームラン】。というので合計4打点か、すげーと思ってよく調べると前の試合ではソロホームランだったりする。アナの中では連続がホームランにしかかかっていない。間違いではないが、誤解を生じやすい言い回し。
2013-09-26 14:29:48