本日! 『NOヘイト!』刊行前夜トークイベント 阿佐ヶ谷ロフトAにて開催。当日券は19時から販売されます。 pic.twitter.com/3ZsWIiKDSz
2014-10-22 18:23:46阿佐ヶ谷ロフト出入り口付近に #東京大行進2014 、店内にアフターパーティーフライヤー pic.twitter.com/Zc5BcMSRNW
2014-10-22 19:14:25第一部は こちら
第二部始まりましたー。岩下さんに加え神原元弁護士、社会学者の明戸隆浩さん、フリーライターの朴順梨さんが登壇です。左から木瀬さん、朴さん、明戸さん、神原弁護士、岩下さん、加藤さん。 moby.to/nfkipv
2014-10-22 20:39:42『NOヘイト!』寄稿者の神原弁護士より 神原「寄稿のきっかけは、『ヘイト本ってデマじゃないの?』という話をしたことです。当時、名誉毀損裁判の準備のためにやむを得ずあるヘイト本を読んだんですね。読むと、『一般人でもできるサヨク潰し』とか『しばき隊は中核派』とか全部デマ」
2014-10-22 20:44:31神原「ああいう本が普通に出ていることへのものすごい怒りですよね。要するに<表現の自由>というけど(嫌韓本を書いて世間に)ウケればいいのか?と」
2014-10-22 20:45:50神原「(憲法学者の芦部信喜本を引用して)巨大メディアの情報を受け取るだけだと、プロパガンダなんて簡単にできてしまう。ナチスもそうだし、日本も戦時中はメディアが情報を煽った。<表現の自由>とは、国民が正しい情報を受け取る権利のことではないか?と。ヘイト本はそれをぶち壊している」
2014-10-22 20:49:18神原「インターネットが発達したことによって、コピペで簡単にデマが広がり『知る権利』はますます危ない状況になってる。インターネットが嫌韓本に対して果たしている役割は、戦時中のラジオに近い」
2014-10-22 20:51:12神原「法規制に関して、僕は効果と弊害を天秤にかけて基本的にはやった方がいいんじゃないかと思ってます。ただし、はっきり言って法律でヘイト本が全部なくなるわけがない。最終的には文化、人の心の問題だと思います」
2014-10-22 20:53:00神原「色んな市民が色んな取組をして、差別主義者を包囲していく必要があるんじゃないかということで、(文章を)書きました」
2014-10-22 20:53:40阿佐ヶ谷ロフトA:弁護士・神原元さん「ネットのヘイトを出版が後追いするというネットとヘイト本の関係は、戦時中のラジオと新聞の関係にそっくり」
2014-10-22 20:56:08明戸「『ヘイトスピーチ』は表紙が目立つんですね。ただ、何度かこの間イベントで本を売る機会があったんですが、加藤さんの本(『9月、東京の路上で』)は売れるのにこっちは全然売れない。それでも学術書と呼ばれる本のなかでは比較的買っていただきました」
2014-10-22 20:57:10明戸「ヘイトスピーチに法制度で対抗する場合、どうしても法規制の話になるんですがそれだけではない、と最近色んなところで言っています。『何を考えればいいのか』というときに<規制>か<表現の自由>かという二択になってしまう」
2014-10-22 20:58:22明戸「でもそういう形だともったいないよね、と色んなところで言っています。 もう1つ、『対抗言論』という言葉がありますが、実はこの言葉はすごくイメージが悪いんですね」
2014-10-22 21:00:09明戸「『規制ではなく市民の対抗言論で』という言い方がありますが、法規制をしないエクスキューズとしてこの言葉が使われてきた経緯があります。今晩改めて対抗言論の意義を考えなきゃいけない、と思っています」
2014-10-22 21:00:59明戸さんのお話。学者さんなので授業のようにも感じる。 pic.twitter.com/I2PkXiFz1R
2014-10-22 21:02:51明戸「ヘイトスピーチ規制の議論から少し離れて『日本では人種差別禁止法に対応するものがない』という点を強調すべきかな、というのが最近よく思っていることです」
2014-10-22 21:03:30