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CAD時代の設計
US-2の輸出等に関する話が出て来たのだけどもが、US-2の改造には以前の経験者がほとんどいないので新規開発に等しいものがあった、以前の開発では図面やら計算尺が使われていたが、CADや表計算ソフト等を駆使して行われる開発は別世代のものと言って良かった。
2014-10-23 21:20:41PS-1/US-1の開発にあたっては、開発当時の機械加工技術を前提にしているわけだから部品点数や組み立て工数も多い、昔は人件費が安かったおかげで工数を多くしても安く作れたが今はそうもいかない、NCなどの新しい工作手段に合わせるのも大変ではある。。
2014-10-23 21:23:15また、CADは作業中の問題点等が出力後の検図の段階にならないとわからない、先輩等の指導には不便だという指摘もある。>これは面白い指摘。
2014-10-23 21:25:07その他US-2関連
US-2は何故ターボプロップだったのか、ターボファンに比べてターボプロップは出力変更によるレスポンスが早い、これはPS-1/US-1の場合、推力を揚力に変える割合が大きい為、高度をパワー操作でしかコントロール出来ないので、ターボプロップが選択されているとの事。
2014-10-23 21:30:21ちなみに、飛鳥の場合、どうやってその辺を解決したのか言うと、スポイラーで速度の調整付けたそうだが、PS-1/US-1ではプロペラで調節しているとのこと、レスポンス早いってのは面白いね。。
2014-10-23 21:38:11以前US-2のメインハッチ周辺でのエンジン排気による気温上昇の話で問題点が出ている、とあったが、記事の記述に依れば2番エンジンの排気口に部品を追加して解決したそうな。>他にも幾つか改造があったとの由。
2014-10-23 21:42:15あと、石川先生のノースロップグラマンのメディアツアーレポでE-2Dのミッションシステムの他機種への載せ替えは可能かという質問の回答が「ありゃロッキードマーチンの製品ですよ?(大意)」という正直な回答で面白かった。
2014-10-23 21:52:12「要望があれば可能」(それ相応の対価は払えよ?)とのことであったが、NC-130Hに乗せて試験したとき、空力がおかしくなるんで結構困ったという話が出て来たので、もし本気なら空力テストをかなり重ねないと話にならんだろうな、とも。
2014-10-23 21:55:32