「大学は学術研究を深めるのではなく職業教育の場にする」という高等教育改廃構想の始まりか(2014.10.24)

佐藤 嘉幸／Yoshiyuki SATO @pliselonpli

つまり、教授会の権限剥奪は、金にならない人文社会系の撤廃の前哨戦に過ぎなかったのだ。教員組織の権限を撤廃して丸裸にした上で、今後金にならない人文社会系の組織を撤廃する方針が、徐々に実現に移されるだろう。

佐藤 嘉幸／Yoshiyuki SATO @pliselonpli

何度も言うが、これに対抗するには、すべての人々が平等に全分野の高等教育にアクセスできるべきである、という社会的なコンセンサスを、学生を含めて形成するしかないだろう。そうしなければ、国立大学から今後10年以内に人文社会系は撤廃されることになるだろう。

Hideyuki Hirakawa @hirakawah

↓ネオリベラルな資本・財政の論理による「大学の正常化2.0」というべきか。

Hideyuki Hirakawa @hirakawah

↓「（４）支援体制は物量やなくて精神論」はスパグロもそう。高々年間３億～４億で「グロ―バル化」その他の教育・ガバナンス改革して研究成果も出せという仕様。

増田聡 @smasuda

グローバル人材養成と特攻隊の共通点（１）一応自発的に志願者募集（２）日本の国益のために世界と闘う（３）それを国が積極的というか強制的に養成（４）支援体制は物量やなくて精神論（５）世界と闘った後のケアは特になし（６）未熟な養成でも実戦投入実績優先（７）戦意高揚が主眼で戦果は過大報告

Hideyuki Hirakawa @hirakawah

グローバル化＝英語講義を増やせということでもあるんだが、だったら日本人学生は入学年度にみっちり英語の読み書き討論の訓練をやらねばならず、そのための教育スタッフをちゃんと用意する必要がある。真面目に考えれば、その人件費だけで数億必要。

Hideyuki Hirakawa @hirakawah

ICUの場合、自分が在学した当時は一年次の2/3は英語の読み書き話すの授業で、一学年350人に対して英語スタッフは20～30人はいた。常勤も多かったはず。スパグロとるような大型総合大学ならこの10倍はスタッフが要るのではないか。

Hideyuki Hirakawa @hirakawah

そういう物量を提供することなく、現行のスタッフ＋αと少額の補助金というのは、まさに「支援体制は物量やなくて精神論」と言わざるを得ない。