アルカの反復相

アルカの "esk lunand (雨が降っている)" の反復相。分配的と集団的、個体レベルと場レベル。ロジバン話者おかゆさんが中心。※個人的なまとめ アルカ論のアスペクト考を先に読んでおくと吉じゃ。→ http://conlang.echo.jp/arka/study_yulf.html 俗アルカ辞典も参考になるぞい。→ http://mindsc.ape.jp/klel/
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Yooza (よーざ) @Kohelang

「観客が席を立ち始めた」は "inan (sein) xtamatand kit i skit" で良いのかな。

2014-10-24 08:15:36
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

@Kohelang -andが不要かと思います。一人の観客が何度も立ち上がっているような感じになります。

2014-10-24 08:21:34
Yooza (よーざ) @Kohelang

@Faras_Tilasos "esk lunand" は一粒の雨滴が何度も落ちて来ているわけではありませんし、幻日に "selan vortand" (人が死んでいる) という用例があったので主語が複数ならば自然な反復相にできると思ったのですが、私の幻文ではダメなのでしょうか?

2014-10-24 13:07:27
Yooza (よーざ) @Kohelang

私のツイートの「観客が席を立ち始めた」は、例えば、映画の本編が終わってエンドクレジットが始まったときのような場面を想定している。

2014-10-24 13:13:24
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

@Kohelang xtamatand kitで問題無かったようですね……、済みません。-and kitでアスペクトが二重になっている点に違和感を感じたのですが、反復の開始相なのでOKですね。滅多に見ないので失念していました。失礼しました。

2014-10-24 16:28:08
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

eskは恐らく雨粒の集合と捕らえていないのでこれには当てはまらないと思うが、Yoozaさんの挙げられた後者の例のように、複数の要素からなる集合を主語にとり、一回反復する度に異なる要素が動作をしても反復相は使えるようだ。この認識は無かった。#arka

2014-10-24 16:39:10
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

つまり、名詞Tを主語、動詞Kの反復相を述語とする文には、「Tが繰り返しKする」を意味する場合と「集合Tの各要素がKする」を意味する場合があるということだ。 反復相は反復と累積に分けることもできるが、こういう分け方も可能なようだ。 #arka

2014-10-24 16:58:49
おかゆ @oka_iu_tcan

集団性と分配性の話では

2014-10-24 16:59:36
おかゆ @oka_iu_tcan

Tが集団的に(それが個である場合も含めて)反復するとは「Tが繰り返しKする」ことだし、Tが分配的に反復するとは「TのそれぞれがKする(よってKという現象が反復して起こる」ということだよね

2014-10-24 17:00:42
おかゆ @oka_iu_tcan

反復のフォーカスが異なるのかな。前者は個体に焦点を当ててて、後者はその命題の発生に焦点を当ててる。

2014-10-24 17:02:03
おかゆ @oka_iu_tcan

いや、後者の説明(事象の発生が反復する)に解釈の余地があるというだけのことか。

2014-10-24 17:03:19
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

an voltat lax tu kon apa e nox, tal an et looa on tu sin da. 集合の記号で表したかったがよく分からん。

2014-10-24 17:03:54
おかゆ @oka_iu_tcan

名詞Tが個なら特に解釈はブレないけど、名詞Tが個たち(plural logic でいうplural constant)であると、集団性分配性が生じてくるので、反復の解釈も複数生じうる、と。

2014-10-24 17:04:57
おかゆ @oka_iu_tcan

「彼らは(一斉に)立ち始めた(反復)」だったら、みんなでスクワットしてるでしょ。

2014-10-24 17:06:15
跡地 @sicaiom

もしかして、今、ロジバンからアルカへの考察が入ってる?

2014-10-24 17:08:02
おかゆ @oka_iu_tcan

ロジバンというか distributiveness/collectivenessの観点から

2014-10-24 17:08:41
おかゆ @oka_iu_tcan

もしくは、相のスコープの違い。

2014-10-24 17:10:36
跡地 @sicaiom

反復が時間的なものでなくて、空間的なものなら、ありなのかね。

2014-10-24 17:12:00
おかゆ @oka_iu_tcan

人々が立ち始めていく光景全体が相のスコープか、行為が相のスコープか。上手く言えん

2014-10-24 17:12:10
おかゆ @oka_iu_tcan

何に反復相の『反復』を感じるのかはアルカ人にしかわからんから、わからん

2014-10-24 17:13:22
おかゆ @oka_iu_tcan

クワインの定義した「刺激係数」というのを使うと上手く説明できるかも。クワインはおそらくもっぱら、「その命題の真偽を考える際に考慮する時間幅」くらいに使ってると思うけど、これを時空間に拡張する。

2014-10-24 17:14:54
おかゆ @oka_iu_tcan

それが反復的かどうか、というのは刺激係数の具合(どの時空間範囲を命題判断に用いるか)によるわけだ。

2014-10-24 17:17:10
おかゆ @oka_iu_tcan

『"esk lunand" は一粒の雨滴が何度も落ちて来ているわけではありませんし、幻日に "selan vortand" (人が死んでいる) という用例があったので主語が複数ならば自然な反復相にできる』 yoozaちんのツイート

2014-10-24 17:18:55
跡地 @sicaiom

単語解説 esk 雨 luna 来る。 -and反復相かな? luna-and =lunand

2014-10-24 17:21:13
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