C.T.T.sendai 月いちワークショップ「矢野靖人さん」まとめ⑵

C.T.T.sendai 月いちワークショップ「矢野靖人さん」まとめ⑵です。 WSの振り返り、などにどうぞ!
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矢野靖人 Yasuhito Yano @YasuhitoYANO

仙台二日目。朝から小濱家のご両親と美味しいごはんと焼き魚、おひたしや茶碗蒸しやらを頂く。温かいニッポンの朝ごはん。たいへん美味しかったです。感謝。今日は、13:00〜17:00でワークショップ2コマ目。その後丸福ボンバーズの仙台公演を10-BOXで観ます。

2014-10-25 09:53:22
矢野靖人 Yasuhito Yano @YasuhitoYANO

10-BOXなう。日差しが暖かい。ワークショップ2日目まもなくです。 pic.twitter.com/kOu38oDDGt

2014-10-25 12:43:13
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【月いち】 さぁ、今日もはじまりました! 矢野靖人(shelf)さんによる月いちワークショップ。 最初は昨日の振り返りから。 俳優はメディア=媒体である。 舞台と客席の関係について。 舞台⇆客席 映画→客席 のベクトルの違い。

2014-10-25 13:12:14
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【月いち】 客席とコミュニケーションをとる上で、ひとりの俳優が使えるものは? ・声(聴覚) 強弱、スピード、高低、音質 ・所作(視覚) 動き、表情、視線 ・触覚 さわる、触れる、コンタクト ・その他使える? 味覚、嗅覚。 pic.twitter.com/zaZ7Gjhe9n

2014-10-25 13:18:50
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【月いち】 俳優=媒体(メディア)といったのは、 俳優を通すと、観客に身体感覚の共有が起こるということ。 これからは、俳優の内包する感覚情報が多ければ多いほど、観客に多くの体験がもたらされるのではないか。 という過程の元に、今日のワークを進めます。

2014-10-25 13:22:45
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【月いち】 先ほどの五感のことにメモリ忘れた補足。 視覚、聴覚、触覚は物理的信号なので、伝えられる。 味覚、嗅覚は化学的信号なので、伝えられない。少なくとも現在は。

2014-10-25 13:24:52
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【月いち】 昔は腹が立ち、80年代はムカつき、00年代くらいからきれる。怒りの身体感覚の変化。 矢野さんが演出する際、感情は問いません。身体の変化で、劇を組み立てていきます。演技は、身体です。良い俳優さんは、感情が身体に出ています。 と、矢野さんは言います。 アップはじめ。

2014-10-25 13:28:24
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【月いち】 二人ペアになり、顔のパーツを動かしていきます。 首顎動かさず、目、耳、鼻、眉、舌、頬、耳の付け根、様々なところを寄せたり、バラバラにしていきます。 目は閉じない。 ペアの人を見ながら、もっといけると教えてあげます。 pic.twitter.com/idL7TYWM54

2014-10-25 13:32:08
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【月いち】 「笑う門には福来たる」は、本当。 笑顔を作ると、脳内物質が自分を楽しくしてくれる。 顔がほぐれると、不思議と身体もほぐれる。 でも動かすのは顔だけです。首曲げない。 先に終わってしまった場合、他の人を見ます。 観察する、そして自分がそれをどう感じているのか。

2014-10-25 13:34:56
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次に耳を引っ張ります。 手っ取り早くアップするときは耳を引っ張ります。汗を掻くくらいまで。ちぎれるくらい引っ張ります。 次は頭。拳で痛いくらい、頑固な汚れをこそぎ落とすように。 痛いと場が盛り上がる不思議。 pic.twitter.com/ymk0ImJw4s

2014-10-25 13:38:40
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【月いち】 首を回します。 まっすぐ立って、芯を入れたまま、上に引っ張りあげたまま、円を描くように首を回します。 肩甲骨も。肩をあげずに、狭めたり広げたり。 pic.twitter.com/sAo2EGoixp

2014-10-25 13:45:41
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片方の人が後手に手を組み、肩が上がらないようにしつつ、ペアの人が、相手の手をあげ、後ろに引っ張ります。 絶叫の嵐。 pic.twitter.com/RZEXNq1BWP

2014-10-25 13:50:34
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【月いち】 身体をまっすぐにして体側を伸ばします。 ペアの人は膝で腰を抑え、伸ばしている手を回します。 手を上の方に回したところで、肩甲骨が回ります。 この顔すごい。 pic.twitter.com/2omgAilZXg

2014-10-25 13:59:46
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【月いち】 しっかり立って、鼠蹊部から上半身を倒します。 地球に上半身が沈み込むように。 お尻の骨は突き出して。 きつい人は膝をもっと曲げて。 pic.twitter.com/Vw0VuAvwek

2014-10-25 14:11:35
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【月いち】 足幅広げて腰を落とします。 足と膝の向きを揃えて、やや外側を向けます。 腰を落としつつ、しっかりと立てる。 膝上をしっかり持って肩を入れます。 しばらく伸ばしたらそのまま伸脚。 pic.twitter.com/1XZwi3KQPe

2014-10-25 14:14:29
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【月いち】 ペアになり、片方の人が壁にお尻をつけて、足を開きます。 もう一人の人が太ももの付け根を、壁に押し付ける形になる。 足を徐々に開いてあげる。 そして足首は立てる。 伸びたところを揉んであげる。 pic.twitter.com/P8P9lbvTBB

2014-10-25 14:28:51
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【月いち】 今まで何をしてきたのか? 体幹を動かす。インナーマッスルとも言われる。 現代生活で、平面的になりつつある身体感覚を、立体造形に戻してあげる。 体の内部をしっかりと感じる、造形する。 肩甲骨、股関節、骨盤、胸郭、肋骨、鎖骨。 それらを癒着から自由にしていく。

2014-10-25 14:33:33
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【月いち】 肚で見る。 肚で見ることができると、たくさんの人をフォーカスに入れることができる。 ここで休憩。

2014-10-25 14:38:59
矢野靖人 Yasuhito Yano @YasuhitoYANO

いつものガイダンスと、感覚を大事にするために、と身体を起こすエクササイズで、参加者がいつものようにみなさん絶叫しております。 pic.twitter.com/lDFit4N41e

2014-10-25 14:41:52
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C.T.T.sendai @cttsendai

【月いち】 休憩明けに、いよいよテクスト。 演者と距離のある言葉を、面白みを残したまま、リアリティを伴う言葉にできるのか。 日常の会話ではない、発語。音読ではなく、俳優の発語行為として、発する。 pic.twitter.com/5L3N5hCd9S

2014-10-25 14:46:51
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C.T.T.sendai @cttsendai

【月いち】 テクストを読む前に、座学。 ドラマってなんだろう? 起承転結、序破急。変化すること。 お客さんの想像力をかきたてつつ。かきたてるだけでは足りない。かきたてつつ、変化に寄り添わせていく。

2014-10-25 14:51:56
C.T.T.sendai @cttsendai

【月いち】 テクストを俳優の行為にするには? なぜこんなことを気にするのか。 テレビや映画などの映像で、リアリティの演技が増えた。 自分の身の丈にあった言葉しか話せない。そいいう芝居はあるひとジャンルにすぎない。 書かれた言葉を言葉として、発語する。 さぁ、どうなるか。

2014-10-25 14:55:12
C.T.T.sendai @cttsendai

【月いち】 注意点の確認。 語勢でアタックかけない。 一音一音はっきり。 母音をしっかり。 日本語はしっかり語尾を残すことで強く残る。語尾はしっかり。 緩急、拍子つけて良い。 日本語は強弱でなく、高低で意識を変える。 できるだけ息継ぎのないように。息継ぎのポジションを考える。

2014-10-25 14:56:19
C.T.T.sendai @cttsendai

【月いち】 いよいよテクスト読み。 昨日の初読のときより、とてもくっきりとした読みになっています。 みんなすごく落ち着いて発語している。 いい空気感です(小濱)。 pic.twitter.com/Wfh02sEO4O

2014-10-25 15:04:35
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C.T.T.sendai @cttsendai

【月いち】 いろんなペアで読まれるテクスト。 演者が何をするでもなく、同じテクストを扱っているのに、二人の関係性がまるで違くて面白い。 危うい女と、若い年下のツバメ。 若い女と、硬いまっすぐな男。 しっとり女と、年下のやさぐれ男。 育ち良い若い娘、品の良い男やもめ。

2014-10-25 15:12:05