「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」

宗教学者 島薗進氏のツイートをまとめました。 日本経済新聞に掲載された記事の紹介から、グローバルな感染症対策に取り組むべき「科学の倫理」について問いかけています。
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島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO…  日経10/29「アフリカにおけるエボラ出血熱感染者の7割は女性…アフリカでは亡くなった家族の遺体を洗う風習があり、その担い手が伝統的に女性だという。これが感染ルートのひとつと考えられる

2014-10-29 09:25:24

エボラ治療薬の開発阻む市場原理のワナ
グローバルヘルス技術振興基金CEO スリングスビー氏に聞く
(1/3ページ)2014/10/29 7:00日本経済新聞 電子版
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO78935900X21C14A0000000/?df=3

島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO… 日経10/29「こうしたことを踏まえると、エボラ出血熱を封じ込めるために、医学や薬学だけでなく宗教学や文化人類学なども含めた学際的な知恵を集め、多面的なアプローチで解決する必要がある」

2014-10-29 09:25:44
島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO…  日経10/29 ――特効薬がないのはなぜなのか。「「製薬会社にとっての経済的な動機づけに乏しいことが大きい。投資した研究開発費の回収が十分に見込める大きなマーケットではないうえ」

2014-10-29 09:26:01
島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO…  日経10/29「感染症に苦しむ人は世界でも最貧困層が大半で高い薬価を設定しづらい事情もある。これは『新興感染症』に区分されるエボラ出血熱や重症急性呼吸器症候群(SARS)や」

2014-10-29 09:26:21
島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO… 日経10/29「『顧みられない熱帯病』と呼ばれるデング熱や住血吸虫症、シャーガス病など、ほかの多くの感染症にも共通する構造的な問題だ。マーケットメカニズムが働かず、新薬開発が行われない」

2014-10-29 09:26:46
島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に…」nikkei.com/article/DGXMZO… 日経10/29「世界的に高い研究開発力を…日本の製薬会社の多くが採算面での魅力の乏しさを理由に、感染症分野から撤退…薬の購買力がない人たちが感染を繰り返し、企業によるイノベーションが起こらず」

2014-10-29 09:28:02
島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO…  日経10/29「感染症の広がりに歯止めがかからないという悪循環が続いている」いつでも必要なときに薬を届けられるためには、平時から世界の製薬会社が高度な研究開発を行っている必要がある」

2014-10-29 09:28:24
島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO…  日経10/29「ひとつの解決策は、政府と民間が手を組んで感染症の新薬開発に取り組むことだ。政府にとっても、経済損失を招きかねない感染症を根治する治療薬に投資する意義は十分にある」

2014-10-29 09:28:41
島薗進 @Shimazono

「日本がグローバルな感染症対策に関与する時期」nikkei.com/article/DGXMZO…  日経10/29 これは経済によって動いている現代の医学・生命科学の問題だということ。科学の倫理の問題でもある。しかし「研究倫理」でこういう問題は討議されているか?

2014-10-29 09:30:15