性的目線からアイドルを守る「かわいい」という言葉とその行く先

ニシザワユウカ @M_xai10

何で寝てないのかって感じなんですけど、女性アイドルの身体露出に対する目線には「性的に見えそうなものを無理やり『かわいい』に変換しようとする意識」みたいなものがあって、「かわいい」という言葉の魔法も、アイドルへの性的目線という罪悪感も非常に興味深い

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(続き) 性的に見ると崩れてしまう部分があると思ってしまうのは僕だけか 例え水着を着ようともそれはファッションとしての水着であって「その先」を想像するものではない気がする

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続き) 「ファッションとしての」というのも「性的なものを『かわいい』という言葉で煙に巻こうとする意識」に支えられている気がする 「性的なものを『かわいい』という言葉で煙に巻こうとする意識」 このフレーズ覚えておこう 「かわいい」という言葉を考えるときにも必ず役に立つときがくる

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続き) youtube.com/watch?v=F5C8xF… nerve/BiS BiSの「nerve」MVにはメンバーがスクール水着で踊る姿がある これはおそらくアイドルファンのこういった意識をパロディ化しようとする動きだったのだと思う pic.twitter.com/HrCve0DAdR

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続き) アイドルに限らず「かわいい」という言葉には、性的なもの、グロテスクなものをPOPな意識に引き寄せる魔力があると思う 例えばきゃりーぱみゅぱみゅ的な美意識には、こういう「かわいい」の自己洗脳を強く感じる

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続き) 「かわいい」がある種自己洗脳的な言葉であるとしたら、それはアイドルの美醜の中でもきれいな部分だけを見つめようとする意識にピッタリな表現だと思う （終わり）

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追記) きれいな部分を見つめようとする、というか、美醜の中でも「醜」の要素を「かわいい」と認めようとする部分が「自己洗脳的」で、可愛いと認めるためにしばしば「キャラクタ化」なんかがなされる気がする

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続き) とは言ったものの、並べてきた論をひっくり返すようで本末転倒だけど、周囲の人の言動を改めて振り返ってみると、例えばアイドルのグラビアを「かわいい」という人は少ない気がする むしろエロいものはエロい、けしからん、みたいな言葉で表現している人が多い

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続き) アイドルの身体露出に対する数多の言葉の中から「けしからん」だけを抜き出して語るのは暴論だけど、事実「けしからん」という言葉が流行したのは実感確かだし、そこの理由を考えることは無意味ではないと思う 今日は眠くなってきたから考えない

ニシザワユウカ @M_xai10

続き) グラビアに対して「かわいい」が実際使われてないねってとこまで話を戻す この「エロい」とか「けしからん」は「かわいい」で性的感情をごまかそうとする意識の先に生まれたモノなんじゃないだろうか それは名づけるなら「開き直り」 エロいものはエロい、かわいいは違う、という意識

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続き) まとめると、性的・グロテスクなものを包もうと氾濫したのが「かわいい」という言葉で、その先に生まれた開き直りという意識の表れがグラビアに対する率直な「エロい」「けしからん」であるという話 (今度こそ終わり）

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追記) もしかしたら、きゃりーぱみゅぱみゅのファッションに時折現れるグロテスクさに対しても「かわいい」ではなく率直に「グロい」という表現が、ポジティブな意味で使われる日が来るかもしれない さわやか氏の「一〇年代文化論」で述べられていた「残念」のポジティブ化のように

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今気づいた ×さわやか氏 ○さやわか氏 この人の名前は間違えないように気を付けようと思いながら間違えてしまうからほんとどうにかしてほしい