遺伝子検査の義務化について考える。
最近まとめを見ると、夫婦の浮気や托卵のまとめを多く見るけど、やはり裁判による判例をみても女尊男卑な状況に不安を持つ男は多いのだろうか。
2014-10-31 04:35:57実際の所、自身の遺伝子を残すという、生物としての当然の権利を享受するためには、子供はDNA鑑定をするのが一番の解決策であり、しかしDNA鑑定を義務化すると様々な問題が発生する。
2014-10-31 04:37:48DNA検査は信用を失うといった感情的な問題は別として、まず遺伝情報が記録に残る時点で、遺伝疾患を持つ人間が判別可能で、もし流出した場合、保険や就職が不利になる。
2014-10-31 04:40:33民族差別のような低次元な問題も発生するが、単純に寿命や健康を資産と考えた場合、これが一番の問題となるであろう。密かに流出していた場合、それを理由に採用拒否だろうと、明確な決定基準が定まってない限り反論はできない。
2014-10-31 04:42:17流出した経路が確定すれば保証なりできようが、まぁまずムリだろう。遺伝子疾患なんて情報は大金を出しても欲しがる情報だろうし。もし国民の遺伝情報を精査するのが義務化された場合、医療機関に個人情報を流出するルートが生成されてしまうのは時間の問題だろう。
2014-10-31 04:45:19また、もし遺伝子検査を義務化したとして、一番の問題は、社会にまともな子供が育たないということ。例えばこれが不倫と知っていて男性側も加担していれば、遺伝的にも男性側に責任が生じるだろう。しかし、婚姻関係を結ぶ前や、婚姻関係を知らなれば片親の出来上がりだ。
2014-10-31 04:51:12近年のDNA鑑定では2,3割が父親の遺伝子と不一致という結果になっているが、もともと怪しんだ人間が行っているとはいえ、かなりの数字になるであろうと予測できる。
2014-10-31 04:53:53故意の不倫である場合、その多くが男性を遺伝的なペアとしてではなく、経済力や環境を支える要素としてみていると言えるため、当然片親となったときに経済力などないと推測できる。その結果割りを食うのは生活保護資金を出す国、ひいては国民であったり。
2014-10-31 04:56:47遺伝子検査を義務付け、国民の遺伝情報を明確にすれば、当然、犯罪の抑止力となるし(遺伝情報が現場に残っていれば特定が用意になる)、遺伝疾患の早期発見につながるといったメリットを享受できるだろう。ただし、現代では、まだそのデメリットをカバーする方法論が未発達である。
2014-10-31 05:01:36遺伝子検査の義務化のデメリットをカバーするには、 ・遺伝情報を保護する絶対的な信頼性を持つ保護機関を設立する。 ・親の人格や経済力に左右されない、子供を育てるシステム。 ・遺伝情報により明確となった”性能差”を埋める外部デバイスと医療技術。 なんかが必要かも。
2014-10-31 05:06:50そのバランスを取るのが遺伝情報を持つ男性にも強制的な認知責任が生ずる場合だけど、ここまで来るともう婚前交渉自体が出来なくなるような社会になって少子化ならぬ微子化になってしまうのではないだろうか。
2014-10-31 05:13:04実際に、愛情や社会的な体裁以外で、子供を生むメリットが希薄になってしまう。いや、既にメリットが少ないから少子化が進んでいるのだろうけど。
2014-10-31 05:15:40資産の継承や、労働力など、近世以前の社会では当たり前であったメリットが無いならば、子供を感情的な動機以外でつくる意味などなくなってきている。 師弟制度のように、子供に技術を継承させるのも、職業選択の自由の概念によって難しくなっているだろうし。
2014-10-31 05:18:38そういう意味で、まだ子供が生まれているのは、恋愛を推奨しているドラマや小説などの、恋愛を刷り込んで消費を促すコンテンツの副次効果のお陰なのかもしれない。
2014-10-31 05:20:29話が飛んで行くので、戻すが。 冷静にデメリットを列挙すれば、遺伝子検査の義務化はあってはならない。 ただし、遺伝子検査という動かぬ証拠能力があることを明確化し、結果的に機能不全家庭が生まれないよう、警鐘を鳴らすことは、社会を支える有能な人材を生むためにも必要かもしれない。
2014-10-31 05:33:41