2014年11月2日「本よみうり堂」がヤバい件
- mayabashimusume
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参考まとめ
本編
1.今日の読売新聞「本よみうり堂」。脳みそがおめでたい作家が福島県の居住制限区域内の某牧場で取材して書いた小説が取り上げられてた。書評によると作家も主人公も放射能よりもっとヤバいものに脳みそがやられてる感じが伝わってくる世紀の迷作の模様。#放射脳
2014-11-02 09:55:562.もう少し世の中のニュースや知識を備えていれば、こんな本をそもそも書評するべき本に選ばないとも思うのだが、数ある本の中からわざわざこれを選評した石田千氏は多分本当にこれまで福島県については何の関心も抱かず、ましてその牧場について何の検索もしなかったんだろう。#放射脳
2014-11-02 10:01:223.「聖地Cs」というこれまた何とも頭が悪いというか作家のイタさしか伝わってこないタイトルである。主人公は職場からも家庭からも閉め出され(「居場所がない」じゃないあたりからイタイが、評者がそう書いたんだからいいだろう)、ボランティアとして件の牧場を訪れる。 #放射脳
2014-11-02 10:05:464.ボランティアとして働き始めた牧場での描写に、評者の石田千氏は感銘を受けた模様で「牛たちの弱肉強食」「糞尿のにおい」とわざわざ触れている。「弱肉強食」は餌の奪い合いかと思われるが、牛にきちんと一頭ごとに餌を与えていればそんな事態は起こらないし、においがあって当たり前だ。#放射脳
2014-11-02 10:18:455.そして「汚泥に足をとられ倒れると、指のあいだからぬるぬるとCs(セシウム)がしたたる。」……ナニコレ。抽象表現とか主人公の脳内イメージとしてもなんて頭が悪い。これは主人公=作家の言葉なのか、評者たる石田千氏の言葉か。どちらにしても苦笑いしか出ない。#放射脳
2014-11-02 10:28:236.続く文章はかなり意味不明。「泣いても悲鳴をあげても逃げられない、日本が創造した聖地のすがた」 ……いや、そこから牛を逃がさないでいるのはそこの牧場主なんだけど?聖地だと思ってんのはアンタだけなんだけど?牛はむしろ真っ当なご飯をもらえずに困ってるんだけど? #放射脳
2014-11-02 10:31:197.この本は短編集のようだが、「強者にささやかに対抗する(そしていつかは立場を逆転させたい)弱者」が根底に流れるテーマにあるようだ。 そしてそういうテーマに激しく入れ込んでしまっている石田千氏。言うに事欠いて「強肉弱食の世の末が、始まりつつある」とか書いちゃっている。#放射脳
2014-11-02 10:38:528.登場人物たちは「善男善女」と評者は言う。しかし、悪意がなければ何をしてもいいのか。 例えば、この取材元の牧場主が病気の牛を制止を振り切って何の囲いもないトラックに乗せて、そのまま遠路はるばる首都のど真ん中に運び込むというバイオテロまがいのことをしたとか。#放射脳
2014-11-02 10:49:349.しかし、石田千氏が「(前略)さんさんと放射能を浴びる牛たちだった」という文章を堂々と載せているのにはさすがに開いた口がふさがらなかった。 読者が読んだ本をそっくり真に受けて疑わない現象というのは往々にしてあることだけど、それにしたってこれはヒドイ。#放射脳
2014-11-02 10:55:1810.作家でありエッセイストであれ何であれ、もうちょっと世の中の出来事にアンテナを張り、モデルがあるならサラッと調べておかないと大恥をかくという スバラシイ事例を読売新聞という大メディアで証明した石田千氏に栄光あれ。 #放射脳
2014-11-02 11:07:12