【スーパーニュースアンカー】有本香さんのコメント 2014/11/04 #アンカー #anchor
消費税率10%に上げる?上げない? 来月判断前に有識者から意見聴取
【消費税10%に上げる?上げない?】(1)有本:消費税を8%にするときも言ったことだが大反対。大体まだデフレを脱していない中で増税をするなんてほとんどクレイジーな話。8%に引きあげるときにも有識者会議をやったが、結局何が起きたかといえば税収も減っていく方向。 #アンカー
2014-11-05 15:48:15【消費税10%に上げる?上げない?】(2)有本:だからそういうことを示した有識者会議とは何なの?と。甘利大臣の言うように「肌感覚」を聞きたいなら、私とサニー氏を呼んでくれたら(一同笑う)。たとえばVTRに連合の会長も出ていたが、肌感覚ではなくてポジショントーク。 #アンカー
2014-11-05 15:50:06【消費税10%に上げる?上げない?】(3)有本:立場で賛成か反対かが決まってしまっている人の話なんて、聞いたってしょうがない。意味が全然ない。それからVTRに浜田参与が出ていた。この人は安倍総理のブレーンと言われる人で、アメリカの大学でも教えていた。 #アンカー
2014-11-05 15:50:48【消費税10%に上げる?上げない?】(4)有本:こういう人たちがブレーンだったわけだから、安倍総理は「もともとは」増税既定路線には反対の考え。しかし三党合意があるし、自民党の中でも増税があるべき形だという人が少なからずいる。そして公明党を説得できるかという問題もある。 #アンカー
2014-11-05 15:51:26【消費税10%に上げる?上げない?】(5)有本:それから、やはり最大の障壁は財務省。 岡安:財務省の「圧力」のようなもの。 有本:その通りで、財務省はもう絶対増税ありき。しかし17日に速報値が出るが、今の状況を見れば財務省も誤りを認めるべき。 #アンカー
2014-11-05 15:52:22【消費税10%に上げる?上げない?】(6)有本:だいたい財務省の考えというのはアメリカの思惑と一致していることが多い。しかし、今回はアメリカ側からも日本の増税はちょっと待った方がいいんじゃないのという意見が出てきた。それはアメリカの識者もそうだし、当局もそう。 #アンカー
2014-11-05 15:53:05【消費税10%に上げる?上げない?】(7)有本:ひとつ紹介すると、ポール・クルーグマンというノーベル賞を受賞した経済学者。この人は、自分は失われた20年の間、日本の政策をいろいろ批判してきたがしかしそれは改めます、ごめんなさい、と言っている。 #アンカー
2014-11-05 15:54:10【消費税10%に上げる?上げない?】(8)有本:むしろいまEUなどの状況が非常にあぶない、日本に学ぶべきじゃないか、などと言いはじめている。いままでの自分の考えを改めている。クルーグマン氏も、今は増税よりもやはり景気の回復に専念した方がいいんじゃないかと言っている。 #アンカー
2014-11-05 15:55:52参考:ポール・クルーグマンの発言を伝える記事
【消費税10%に上げる?上げない?】(9)有本:だから、ここに関してはもう対米追随でいいんじゃないか。日本の財務省も考え方を変えた方がいいと思う。少なくとも、とりあえず一定期間延期という大きな政治決断を安倍総理がするかどうか。私は、希望的観測もふくめて延期すると思う。 #アンカー
2014-11-05 15:56:53【消費税10%に上げる?上げない?】(10・了)岡安:消費税増税の判断はおそらく来月だが、そのあたりどう出てくるか。 有本:私は延期すると思う。ここで安倍総理が政治的な賭けに出なかったら、総理に返り咲いた意味がない。そのくらいのことだと思う。 #アンカー
2014-11-05 15:57:49参考:消費税について解説のあった回(ウイグル問題についての解説もあります)
"死ぬ権利"を考えるきっかけに 29歳米国人女性が予告通り死亡
【米国人女性の「安楽死」】(1)有本:「死ぬ権利」という言葉自体にも私は違和感を感じる。ただ、それは私の感じることだが。この番組では一貫して「安楽死」という言葉を使っていて、これは良心的だと私は思う。一部で「尊厳死」という言葉が結構あるが、これは全然ちがう。 #アンカー
2014-11-05 15:58:34【米国人女性の「安楽死」】(2)有本:「尊厳死」と言ってしまうと非常に広いものまで考えないといけない。要するにどういう状況が人間にとって尊厳のある死に方なのか。死に方というのはイコール生き方でもあるわけで、そんなことまで議論するのかと考えると、言葉の問題も非常に重要。 #アンカー
2014-11-05 15:58:57【米国人女性の「安楽死」】(3)有本:死ぬことは権利なのか、ということ。そういう議論というのは、VTRでおそらく法制度の観点からくわしい先生がコメントしていたが、この問題はどこの切り口から議論するかで全然見え方が変わってしまう問題。 #アンカー
2014-11-05 15:59:33【米国人女性の「安楽死」】(4)有本:結局日本と、キリスト教を土台にしている欧米社会とではそもそもの死生観もちがうわけだから、そういう中で話し合っていったところで答えも出ない。本当にこれが正解だというものはないし、方向性も欧米社会とはちがったことになるかもしれない。 #アンカー
2014-11-05 16:00:21【米国人女性の「安楽死」】(5)有本:たとえばヨーロッパの一部の国では子供でも安楽死が認められている。もちろん、親の同意などいろいろ条件はあるが。では日本でそこまで行くのかというと、そうではないだろうというところがある。 #アンカー
2014-11-05 16:00:44【米国人女性の「安楽死」】(6・了)有本:専門家とそうでない人というよりも、どんな角度から議論をするか。できるだけ広い角度からいろいろな議論をすべきだと私は思う。正解をひとつに求めるというよりは、この問題をよく考えるということがまず大事だと思う。 #アンカー
2014-11-05 16:01:07ニュースの熱点~北京APEC首脳会議迫る 日本は"チベット問題"を忘れるな!
【熱点~チベット問題】(1)有本:いま香港ではデモがずっと1か月起きている。先月の熱点ではそれを取り上げた。しかし中国の中には香港とはまたちょっとちがった、とくに深刻な人権問題というものがある。これを私たちは忘れてはならない。 #アンカー
2014-11-05 16:02:02【熱点~チベット問題】(2)有本:APECでは経済的な議題が中心になるが、あえていまここで、日本がこの問題について忘れずどう関わるかということに焦点を当てたい。 坂元:有本氏は長年チベット問題を取材して、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世にも会っている。 #アンカー
2014-11-05 16:02:52