マイナースポーツ（インラインスケート）業界の懐事情

uhouho(インラインスケート愛好家) @sk8uhouho

時々、イベントの収支公開をした方が良いのではないかと言われることがあります。 初期のJISSAは公開していたのですが、なんとなく嫌になり公開しなくなりました。

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10年前の第1回のスラローム選手権大会とかの収支報告はまだ残っていますね。 jissa.org/modules/jissad… これは80名集まるから4万円弱の黒字（スタッフの駐車場代さえ自己負担ですが）が出たケースです。

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他にスラロームの大会がなく、四国や北海道からも参加選手がいたころの話です。 そして、業界が今ほど沈んでおらず、ショップもメーカーも比較的気前よく協賛品を提供いただけた時代の話です。

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今のJISSAは当初と違い、これから盛り上がるであろうローカルでイベントを開催し、ローカルが運営方法を理解して自分たちで運営できるようになっていくことを望んでいます。

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このため、軌道に乗り始めたら（もしくは難しい場所だと判断したら）場所を変えて、また別の場所でイベントを開きます。 この10年近く、これを繰り返してきました。 さて、過去の話はこれくらいにして、現状のインラインスケート業界の大会の参加費について比較してみましょう。

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▼光が丘フェスティバル homepage2.nifty.com/souma/event/fe… 参加費：無料

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これは光が丘パイロンズが運営しているイベントです。 デュアルレースがメインとなりますが、全体的にお祭りのようにスラローム愛好家が集まって楽しもうという趣旨のイベントです。 業界的にこのような趣旨のイベントを「フェスティバル」と呼ぶことが多いです。

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場所の占有費用は、受付にある募金箱でまかなっています。 uhouhoも3万円ほどつっこんだことがあります。 どこかに活かされていれば良いのですが。

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▼鵠沼ミニフェスティバル hidesk8.com/kugefes/2014/k… ※パーク入場料大人300円、子供100円 参加費：無料 uhouhoの親友である大原氏が運営するイベントです。

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これは、施設側から年に数回のイベント予算が組まれており、有料にすることが出来ないイベントです。 スタッフに駐車場代(2,000円/日)は基本的に出ません。 大原氏など中心人物は場内に入れているでしょうけれども。

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また、予算が全て支給されるため、盾やメダルが豪華なことが多いです。 大原氏はLBCのサポートを受けており、レンタルスケートにSEBA FRを導入したり、多くの繋がりを生んでいます。 無料で賞品が豪華なのは、大原氏の継続した講習と、LBCとの関係が大きく影響しています。

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ちなみに、大原氏がここで講習会をひらく前はuhouhoがひらいていたのですが、片道2時間かかるのに1年で音を上げて、大原氏に頼んで引き継いでもらいました。 予算が組まれていない状態でイベントを開催すると、どうなるのか試算したことがあります。

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--イベント試算ここから-- 鵠沼海浜公園　スケートパーク　占有費用 前提条件：入園料+売り上げの5％+コート貸切使用料金5,000円/時間 参加費：500円X57人＝28,500 収入合計\28,500 支払マージン：28,500X5%=1,425(参加費の5%)

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場所代：5,000X3時間=15,000(5,000円/時間) 損害保険：131X53人=6,943(45名までは6,210円)＜古いデータで今はもっと上がっています 賠償保険：5,000X1式=5,000 支出合計：28,368円 --イベント試算ここまで--

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備品代を含まない損益分岐点は500円×57人 となりました。 3時間でのイベントでこれです 現実的ではないですね。

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▼光が丘カップ hikaricup.com/2014/modules/d… ※当日支払 大人：1,000円 子供：500円 光が丘カップ実行委員会が運営するイベントです。

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今まで参加人数を50名を割ったことはありませんが、減少傾向にあります。 このままの料金で採算がとれるか、既に募金や繰越金でまかなっているのか分かりません。 少なくとも、スタッフの交通費・駐車場代は出していないでしょうね。

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▼インラインチャレンジin横浜 inline.jp/12ic_sankajize… ※事前支払、中止時の返金なし Ａコース：3,500円：2,000円 Ｂコース：2,000円：1,000円 Ｃコース：500円 Ｄコース：1チーム2,000円

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スタッフへ弁当と駐車場が提供されています。＜uhouhoが関係していた当時は 参加人数・収支は一般公開されていないため、不明点が多いです。

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▼第20回国際インラインスケート岐阜長良川大会 city.gifu.lg.jp/11928.htm おそらく日本で過去最大だった大会です。 現状はかなり衰退（種目減少）しているようですが… ※事前支払、中止時の返金なし

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・ロードレース 大人：3,000円 5歳～18歳高校生：1,500円 ※海外からの参加選手については無料 ※上記参加料に、20回大会オリジナル記念Ｔシャツ代を含む。 ※1種目内で1クラスのみエントリー可。 ・インラインホッケー 1チーム　5,000円

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▼インラインスキーチャレンジ＠アルペン inlineskate.or.jp/140831icalpen.… ※事前支払、中止時の返金なし

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・チャレンジクラス（男女年齢問わず）1,000円 ・ジュニア男・女（小学生以下）2,000円 ・オープン男・女（中学生以上）2,000円 ・ワールドクラス（男女年齢問わず）3,000円

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▼第33回東京都クラブ対抗競技会 trsf.jp/info/youkou/14… ※事前支払、中止時の返金なし？

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ホッケー：1チーム：20,000円 スピード：1名1レース：1,000円 リレー：1チーム：2,000円 フィギュア：1名：2,000円 スピードは一人で複数のレースに出る選手が多いので、上記の記述になっていると予想できます。