ニセフォール・ニエプス博物館の展示
Jean Damoizeauが開発したCyclographe(1891年)、360度のパノラマ写真を撮影するのに使われた。 pic.twitter.com/GZf7duZh1K
2014-11-08 03:00:48大砲型のFerrotype(E.Faller, 1900)です。ferrotype自体はtintype、melainotypeとも呼ばれ、1860年代・70年代に使われたポジ式写真機です。 pic.twitter.com/LajJLFFJyx
2014-11-08 03:05:15コートダジュールの印刷業者が1920年ごろに風景のパノラマ写真を撮影するのに使用したカメラです。これはネガ板が撮影されました。 pic.twitter.com/j7SmDEwdlA
2014-11-08 03:08:361942年ごろにMaurice Bonnetが開発し、54年まで販売されたOP3000写真機です。これはレリーフ効果を出す写真を作成するために開発されました。 pic.twitter.com/7MKQn1Fckh
2014-11-08 03:12:15第一次大戦に大英帝国空軍が空中戦の訓練用に使ったライフル型写真機 (mitrailleuse photographique)のMark II Hythe のレプリカです。 pic.twitter.com/eSuFBBbJIb
2014-11-08 03:17:23ニエプス博物館の1階展示場の様子。こじんまりとしてます。 pic.twitter.com/avP5jb9Q3m
2014-11-08 03:28:511827年に撮影された写真を実際に撮ったニエプスの撮影機の実物です。 pic.twitter.com/qUfuNPTY0d
2014-11-08 03:30:28説明書きには「現存する最古の写真を撮影した……」とあったのだけど、たしか2003年にサザビーズのオークションで1826年撮影の写真が出品されたはず。落札したのはポンピドーセンターだっけか。
2014-11-08 03:31:23最初期の写真機もこういう形でぽつんと置かれていると、ただの木箱にしか見えない(てか、要するにただの穴あき木箱だが)。 pic.twitter.com/gdXiNyjsjM
2014-11-08 03:34:131828-1829年ごろにニエプスのヘリオグラフィで撮影された写真の実物です。銅版のうえに銀が塗布された撮像板が使用されています。 pic.twitter.com/pcnNSBRrh5
2014-11-08 03:55:491829年にダゲールがニエプスに譲った撮影機です。 pic.twitter.com/lTrn40YXx1
2014-11-08 04:03:55説明をうっかり撮り忘れたのですが、形状からしてダゲレオタイプですね。下は撮像板の作成や現像のための薬品類の容器だと思われます。 pic.twitter.com/0W6IpvKvXb
2014-11-08 04:18:22「近代漫画の父」ともいわれるオノレ・ドーミエは写真の黎明期に写真撮影を風刺する漫画をいろいろと描いています。4枚ともドーミエの風刺画です。 pic.twitter.com/nuVXIb7m4B
2014-11-08 04:25:57訂正)右下のみジュール・プラティエ作でした。RT @massa27: 4枚ともドーミエの風刺画です。 pic.twitter.com/nuVXIb7m4B
2014-11-08 04:27:13さきほどの4枚のうちの左上、Charivari紙1856年6月5日号に掲載されたドーミエの風刺画です。人物写真を撮影するとき頭を抑える器具が使われていたのが風刺されてますね。 pic.twitter.com/LPgkmpEb3C
2014-11-08 04:32:2220世紀のはじめに登場したイーストマン・コダックの「コンパクト」カメラなど。撮像板ではなくフィルムを用い、ボタンを押すだけで撮れることから大ブームを起こしました。 pic.twitter.com/wSkR9TtPEi
2014-11-08 05:23:26当時のイーストマンの写真用フィルムです。ビジネスの勝因はフィルムのラボ・チェーンを同時に展開したことでした。 pic.twitter.com/w8hVXJxLdN
2014-11-08 05:25:17Kodakの登場は、それまで写真技術の開発を先導してきたフランス人たちには大ショックだったわけで、「Kodakとは何ぞや?」が議論されたわけです。 pic.twitter.com/8FUabjJqo8
2014-11-08 05:30:4520世紀初頭のKodakカメラ、まあ、ダゲレオタイプなどと比べれば、びっくりするほどコンパクトです。しかも撮影が簡単となればヒットするのも当然でしょう。 pic.twitter.com/1ZUvfehEvR
2014-11-08 05:33:13最後に、これは写真関係ではないのですが、 「ピエロと犬」と題するキネトスコープの1900年ごろのフィルムも展示されておりました。 pic.twitter.com/U5yhkh32XU
2014-11-08 05:34:59以上、一連のツイートで示した写真は、すべてフランスのChalon-sur-Saon市にあるニセフォール・ニエプス博物館で常設展示されているものです。小さな博物館ですが、メディア史研究者は行って損はないですね。Lyonのリュミエール博物館とセットで行くのもいいかも。
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