2014年11月8日

第10回「ユニゾンをつかってみよう」

2014.11.07に行ったTwitアレンジ講座のまとめです。
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

時間になったので始めていこうと思います。 これまでの過去講座は togetter.com/id/aca_arr にまとめられていますので、良かったら観てみて下さい。 本日の講座も出来る限り早くまとめを作ります^^

2014-11-07 22:00:07
Twit アレンジ講座 @aca_arr

今日は「ユニゾンを使ってみよう」というテーマで1時間ほどおはなしをしたいと思います。 まず「ユニゾン」とはなんぞや?簡単に説明すると【同じ音程を2人以上で歌うこと】です。その使い方は多様で、アレンジに与える効果はかなり大きいので、どのように使われるか考察していきましょう。

2014-11-07 22:01:20
Twit アレンジ講座 @aca_arr

ユニゾンは、アカペラに限らずオーケストラや様々な形態の音楽で用いられています。オーケストラにおいては、違う種類の楽器が同じ旋律を奏でることで「より分厚く聴こえる」「新しい音色を作ることが出来る」などの効果がありますが、アカペラでは主に前者の効果が期待されて使われることが多いです。

2014-11-07 22:02:55
Twit アレンジ講座 @aca_arr

同じ音程で歌う、ということは和音を構成するための音が減らされてしまうということにも繋がるので、使いどころは難しくもあるのですが、ハモっている状態に負けない魅力が生まれるところがポイントです。 今日はどういう風に作るのか、またその効果はどういうものが期待されるのかを見ていきます。

2014-11-07 22:04:06
Twit アレンジ講座 @aca_arr

ユニゾンは、定義では「同一の音程(一度)であるとありますが、 広義にはオクターブが違ってもユニゾンとします。同性の場合も、男性・女性で歌う場合も、どちらもあります。組み合わせ方はそれこそ多彩なので、ひとくちに語ることが出来ませんがいくつか例をみていきましょう。

2014-11-07 22:05:12
Twit アレンジ講座 @aca_arr

①リードボーカルとコーラス1人でユニゾン 字ハモがテーマの講義でも取り扱いましたが、 リードボーカルに対して3人で字ハモをつける場合に、コーラス3人とも違う音程にするのではなく、そのうちの一人をユニゾンにすることでリードラインが埋もれやすくなってしまうことを避けることが出来ます。

2014-11-07 22:06:21
Twit アレンジ講座 @aca_arr

ユニゾンのパートを作らないといけないというわけではありませんが、 ユニゾンがあると旋律の主張がはっきりする効果があります。 (譜例10-1では2ndがユニゾン) ※ユニゾンは2ndでないといけない、ということはありません。 pic.twitter.com/wvs67yxUxP

2014-11-07 22:08:27
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

②リードボーカルとコーラス全員でユニゾン 全員リードボーカルと同じ旋律を歌うことで力強い印象を与えるとが出来ます。曲の始まりを全員のユニゾンから入ったりするとインパクト大です。ただし、インパクトが大きいからと使いすぎると、単調に聴こえてしまうのでバランスに気をつけましょう。

2014-11-07 22:09:39
Twit アレンジ講座 @aca_arr

コーラス全員でユニゾンにする場合、 1stコーラスをリードのオクターブ上にしたり、 3rdコーラスをリードのオクターブ下にしたりすることもあります。 オクターブ差があるパートを入れることで、より効果が大きくなります。 (こちらも同じくバランスに注意しましょう)

2014-11-07 22:11:00
Twit アレンジ講座 @aca_arr

リード・コーラス全員でユニゾンは、ユニゾン途中からハモりに派生するように使うと非常に効果的です。 (この講座では、これを「ユニゾンからの派生」と呼ぶことにします) 字ハモをすべてハモりにしてしまうのではなく、前半部分をユニゾンにして、最後の方をハモる、みたいなパターンのことです。

2014-11-07 22:12:22
Twit アレンジ講座 @aca_arr

サビを1番・2番と繰り返していくうちに最後のサビだけユニゾンからの派生にしたりすると、より力強い印象になります。 この使い方はユニゾンを使う上での肝となりますので、色々なパターンを覚えていくようにするといいでしょう。

2014-11-07 22:13:02
Twit アレンジ講座 @aca_arr

譜例10-2では、前半2小節はユニゾンになっていて後半2小節がハモリとなっています。このようにユニゾンから派生することで、3小節目がよりドラマチックに盛り上げることが出来ます。繰り返しのパターンの中で、最後だけ使うと印象的でしょう。 pic.twitter.com/gKJRB2UO4V

2014-11-07 22:15:01
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

③コーラス3人でユニゾン コーラス全員で、リードとは違った動きでユニゾンを作る場合もあります。対旋律を作ることもありますし、単純な全音符を全員で歌う、というケースもあります。②と同じく後半に派生する形を絡めて、同じフレーズを繰り返す場合にユニゾン→ハモり、とやることも多いですね。

2014-11-07 22:21:56
Twit アレンジ講座 @aca_arr

小節をまたぐ大きなフレーズでも同じく、前半2小節はユニゾン、後半2小節はハモりなんかも使えるパターンですね。イントロに原曲で印象的なメロディをユニゾンで持ってきて、後半ハモりにする、などもよく使うパターンです。

2014-11-07 22:22:33
Twit アレンジ講座 @aca_arr

譜例10-3では、リードボーカルの動きを追いかける部分でユニゾンを使っています。一回目ユニゾン、二回目ハモり、という形になっています。こういうフレーズを繰り返すメロディは、特にサビでよく使われるので覚えておくと汎用性高いでしょう。 pic.twitter.com/2VouaDP4VG

2014-11-07 22:23:30
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

④ベースも含めたユニゾン ユニゾンにさらにベースを含めるパターンもあります。これは①~③の別パターンというよりは、さらにプラスでベースも含める場合もある、と思ってもらえたらと思います。ベースをリードとユニゾンにする場合は大体リードボーカルのオクターブ下になります。

2014-11-07 22:24:28
Twit アレンジ講座 @aca_arr

ベースが通常のベースラインではなく歌詞を歌うことで非常にインパクトがあります。ボイパをお休みにすることでより効果を高めることが出来ます。ラストのサビで始めの数小節をベース含めたユニゾンで入る、などの使いかたが効果的です。こちらも同じく派生と絡めて使ってもよいでしょう。

2014-11-07 22:25:41
Twit アレンジ講座 @aca_arr

ユニゾンの使い方をいくつか例を挙げてみました。 他にも例えばアイドルグループがユニゾンで歌うことが多いのでその雰囲気を出すためにあえてリードボーカルを2人にする、なんかの使い方なんかも考えられるかもしれませんね。実際にどのように使われているか耳で聴いて、雰囲気を掴んでみましょう。

2014-11-07 22:26:34
Twit アレンジ講座 @aca_arr

⑤アレンジ譜から見るユニゾン 最後に実際のアレンジではどう使われているか、音源と併せてみてみましょう。 Time Five「変わらぬ想い (Nothing's Gonna Change My Love For You)」から。( youtu.be/4KjWpWBTz6g )

2014-11-07 22:27:55
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

サビ入りの曲ですね。 Aメロ0:20から聴いてみて下さい。(歌詞でいうとIf I had to live my life から始まる部分) 初めはユニゾンから入り、without youのyouの部分で派生しています。リードが高い音にいくため、下に音を重ねやすくなっています。

2014-11-07 22:29:46
Twit アレンジ講座 @aca_arr

このあと面白いのが一旦派生するも、 empty の部分でまたユニゾンに戻っています。 さらに派生したかと思えば The nights ~ long のlongで またユニゾンに。終わりの部分をユニゾンで終わることで、単純にずっと字ハモで歌っている場合とは違った味わいが出ますね。

2014-11-07 22:30:49
Twit アレンジ講座 @aca_arr

次はThe Real Group「Words」 ( youtu.be/SDnaeVRXdW0 ) を題材に見てみましょう。 同じく字ハモが非常に多い楽曲なのですが、 先程とは違いユニゾンはあまり出てきませんね。

2014-11-07 22:33:15
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Twit アレンジ講座 @aca_arr

しかし、0:50~0:51部分(Oh- Words)で一旦ユニゾンになることで、サビのハーモニーの広がりをより効果的に演出しています。 1:35~1:36で一番同様ユニゾンになるのですが、二番ではベースが更にオクターブ下にいっているので幅が広いユニゾンになっていますね。

2014-11-07 22:34:36
Twit アレンジ講座 @aca_arr

アカペラのアレンジにおいてユニゾンを上手く使うことで、より旋律を印象付けたり、盛り上げる部分を一層引き立てたりすることが出来ます。 まずは色々な音源を参考にして、どういう部分でユニゾンが使われているかを見て、使われ方を覚えていくといいでしょう。

2014-11-07 22:35:18
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