- ersteliebe
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鬼神の仮面はリンクが生きてきた業を映し出したもの。この仮面をかぶったとき、鎮まらない哀しみと苦しみと無念を内に秘めた荒ぶる神、荒御魂へと化けるのだ。これはきっと彼の本性だ。その秘められた癒されぬ魂は、骸に成り果てて尚、彼を世に繋ぎ止めているのだ。
2014-11-06 11:22:55あっ、あっ、荒ぶる神……ばけもの……人には越えられない、創造神の手の中にある時間の法則に触れた代償が、彼を蝕んで、この世に縛り付けて、鬼と化すのだ。
2014-11-06 11:24:36でも彼も、勇ある者で、選ばれた剣を持つもので、魔の領域に身を墜とすことはできなかった。だから、仮面として現れたのだ。彼が生きた世界にそっくりな、かつて見た滅びゆく故郷とそっくりな彼の地で、彼は自らの本質を仮面の中に見出したのだ。
2014-11-06 11:27:39今この瞬間に、月の中のこどもたち、スタルキッド、巨人、ハイラルでのリンクの立ち位置を代行するタルミナのカーフェイなどの存在が、脳内で一本に繋がった気がします。
2014-11-06 11:29:45その鬼と化す程の業を抱えたリンクの存在が、血統という意味では皆無になり、その名残も大洪水リセットで海底に沈んでしまった世界では、新しい世界を探しにいこうという流れになったのか……昔を知っている精霊や魔王は、リンク再来は不穏だと歓迎しなかったけれど、業は別の時間軸にいっちゃったから
2014-11-06 11:35:48どうでもいい情報。
↓ここから深夜の考察タイム。
ムジュラの仮面の悪意の魅力に惑わされたものが、スタルキッドだった点。時オカとほぼ同時代の歴史観を持つ世界でも、まず間違いなく、スタルキッドはコキリ族の成れの果てであるが
2014-11-07 00:21:34永遠の子どもではない、妖精は去り、容姿はハイリア人。時オカのEDはコキリではなくハイリア人としてのアイデンティティを新たに構築してきた流れをぶった切り全否定した上でのリセット。ハイリア人にもなりきれず、コキリと似たような体格だけれども、彼はコキリの成れの果てとなった
2014-11-07 00:27:09たぶん
「時オカの続編と名言されていて、尚且つ、時間的にかけ離れていないムジュラの仮面の世界においても、スタルキッドはコキリ族の成れの果てと定義することは可能である。そしてまた、リンクも、故郷の森を離れ、ハイラルからも離れた時点で、コキリ族でもなくハイリア人でもない、当にコキリ族の成れの果てと言えるのではないか」
ということだと思う。
時オカリンクの抱える寂しさ無念さの原点はたぶんここなんだけれども(動機付けと達成の観点から見るとリンクという存在は基本否定されてばかりだ)、そういう成れの果ての彼が、悪意の塊に唆されて突き進んでいってしまったかもしれない可能性の一つが破滅のみが未来にあるタルミナだったのでは
2014-11-07 00:30:39つまり
「コキリ族の成れの果てであるスタルキッドが、悪意に唆され、タルミナという世界を滅びに導いた過程は、リンクが辿っていたかもしれない破滅への道筋だったかもしれない」
ということだろうか。
日本語が迷子です。たすけて
ムジュラのストーリーの基本パターンは、滅びに向かう世界で、妄執やら遺恨やら後悔やらを残して荒御魂と化してるやつらを癒して、彼らの力を借りて土地そのものを鎮めるというパターンなわけだが。
2014-11-07 00:33:53故郷や親を捨てた後悔に雁字搦めのデクナッツ、英雄として果たすべき責を全うできずに無念のままに散ったゴロン、守りたいと決めた大切な人がを守りきれずに悔みながら息絶えたゾーラ と、リンクが癒していくやつらは、こう見ると、リンクという存在に課された業に打ち勝てなかった存在って感じ
2014-11-07 00:38:09……リンクという存在に「時のオカリナの世界・舞台において」課された業(「ゼルダ」からすれば「勇者」になるのに必要な試練とも言い換えることができるかもしれない)……
もっと言うと、故郷を離れなければならない、勇者としての力を発揮しきれない、目の前の大切な人を守ることができなかったという三点は、シリーズ通してリンクに課されるテンプレでもある。故郷を離れるの点は、旅立ちに際し離れなければならない場合と、ED後に明確に故郷を離れた(捨てた)場合に分けられるが。いずれにせよ、リンクという存在に、別離、無念、後悔は切っても切り離せない。
@ersteliebe ゾーラ元気だったけど。それでも、守りたいと心に決めた人(時オカの中でも派閥によってまあ分かれると思いますけど)を守りきれずに力尽きるのを、リンクに見届けさせて鎮魂させるってヤバイ
2014-11-07 00:40:12