2014.11.11　参議院法務委員会での有田芳生氏によるヘイトスピーチ問題に関する質問まとめ

有田芳生 @aritayoshifu

法務委員会で質問します。テーマは「ヘイトスピーチの深刻な実体ー人種差別撤廃条約を日本で具体化するためにー」。ネットで１０時から中継されます。webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php　匿名によるネットの差別と煽動問題に時間をさきます。

ヲ茶会（チェリーズ事務所所属🍒） @wochakai

参議院法務委員会。法務委員長挨拶の後に有田議員が最初の質問をする。ネットでのヘイトスピーチの問題。及び先日のジュネーブでの対日審査について。　有田「日本から国連へ映像を持って行ったが委員の人はそれを見て驚いていた。南京大虐殺に準えた鶴橋大虐殺や新大久保デモでのガス室発言云々。」

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有田議員がヘイトデモでの発言を引用。「あいつ等、チョンコは人類ではないと。クソチョンコども八つ裂きにして家を焼き払え　殺せ殺せ朝鮮人。」など。そして一連のハーケンクロイツデモについて言及する有田議員。　有田「国際社会から見てこれはどうなのか？オリンピックを開催する国として云々。」

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有田議員が法務大臣へ質問する。ヘイトデモについての実態調査など。　法務大臣「ヘイトスピーチは極めて酷い発言云々。社会に対する大きな問題、極めて由々しきもの。実態についての把握は大事な前提なので担当部局、人権擁護機関が全国にあるので実態を把握していくことが大事。」

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有田議員「ヘイトスピーチは酷い発言ではなく差別の扇動。これは議論になるのでこれ以上はなさないが差別されている人たちがどのような被害を蒙っているかを出発点をしないといけない。担当機関での実際の調査は進んでいるのか？」

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岡村人権擁護局長「全国の法務局で人権相談を行っており被害者からのメールなどによる被害の申告を受付て現状を把握している。」　有田議員「被害者からのメールなどに対応してくれているとのことだが全国で毎週のように行われている。被害が届かないと調査をしないのは非常に問題。」

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有田議員「人権機関などが率先して調査をするべきでは？」　岡村局長「動画などの確認をしているが全国での網羅的な調査は難しく行っていない。」　有田議員「そこを調査しないところが遅れているところ。ネットでの調査を難しいというが在特会などの団体がまとまった形で動画で出している。」

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有田議員「映像だけではヘイトスピーチの実態は分からない。ＤＶＤを配布し谷垣大臣も以前に見てくれた。活字や映像だけでは分からない。現場へ行けば肌感覚でそれが分かる。在特会などの活動に抗議する人がどんどん増えてきた。警察も増えてきた云々。新大久保の場合では1千人以上の人が動き回る。」

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有田「肌感覚で理解して貰う、それをして貰わなくては理解出来ない云々。警察庁は実態調査をしているか？」　警察庁塩川審議官「関心を持って調査している。デモでも暫し違法行為をしている云々。」

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有田「警察を見ていても取り締まる方向が違うと思うことがあるがまたにしたい。これを知って頂きたいという思いがある。在特会のヘイトスピーチの背景にはネットでの匿名の動きがある。」　ここで質問へネットでの匿名のヘイトスピーチについて。

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有田「ある在日女性がTwitterでやり取りをしていたところ匿名で攻撃が増えた。」と、ここで資料としてその画像を提示。有田議員がその書き込みを読み上げる。ちょっと文字に起こすのが憚られる。

kato82 🛌 @kato82

有田議員が法務委員会でネットでの匿名のヘイトスピーチについて質問中 webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php

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有田「いまでもこのような書き込みが続いている。私はこの攻撃を受けた在日の女性と話をした。匿名で誰だか分からない。ストレスで1週間入院された云々。その在日女性曰く、「Twitterでも孤立している。ただいまはそうでもなくなってきたから少し楽になってきている云々。」」

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有田「人種差別をなくすだけではなく日本が共生社会になっていくためにも大事なこと。」　そして質問は元朝日新聞記者への家族への攻撃について。　有田「娘さんにも攻撃がなされている。）」と、ここでそのネットでの書き込みについて引用する。

kato82 🛌 @kato82

速報：マユなんとかと関なんとかの発言、参議院法務委員会で取り上げられる

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ここで有田議員が総務省の担当に質問、プロバイダーについて。それに対し総務省担当である吉田氏がプロパイダー責任法を引用しその対応などについて説明。

ヲ茶会（チェリーズ事務所所属🍒） @wochakai

有田「書き込みが放置されている。個人がプロバイダーに依頼するというプロセスに回答してくれたが書き込みは変わらない。これをどうするのか？」　吉田「可能な限り迅速に削除されることを期待される。」　有田「期待しても変わっていない。迅速且つ効果的な処置といっても何も生まれていない。」

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有田「先ほどの在日女性の件は2012年だが削除されていない。ネットも新たな段階へ行かなくてはいかない。元朝日新聞記者の娘さんへの書き込みは刑法に抵触すると考える。告発されるのではないか云々。被害者が精神的に追い詰められてしまう。告発罪なので被害者自身がそれやらなくてはならない。」

ヲ茶会（チェリーズ事務所所属🍒） @wochakai

有田「現行法を用いて削除していくということはないのか？」　警察庁塩川審議官「刑法の脅迫罪、名誉毀損罪などが適用される場合は対処していく云々。」そして過去のネットでの適用件数について答弁。

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有田「北海道の元朝日新聞記者の娘さんのケースはどうか？」　塩川「個別具体的なことなので差し控えさせて頂く。」　有田「新たな立法が必要な局面に日本があると考える云々。脱法ドラッグに関してのインターネットのガイドラインが変更されたたそれについて。」

ヲ茶会（チェリーズ事務所所属🍒） @wochakai

総務省吉田「インターネットは表現の自由云々。慎重な対応。民間の事業者へのオブザーバーとして云々。」　有田「表現の自由も守るためにもヘイトスピーチの規制が必要と考える。脱法ドラッグの問題とは次元は違うが総務省でも積極的にイニシアチブを取って貰いたい。」