木ノ下秀俊氏（真宗大谷派）「それぞれのふくしま」

島薗進 @Shimazono

０木ノ下秀俊氏（真宗大谷派）「それぞれのふくしま」（宗教者災害支援連絡会第19回情報交換会）6/2。第21回の情報交換会も印象深いお話をお三方からうかがった。 sites.google.com/site/syuenreni…　以下では福島での被災状況に関わる2回前のお話を紹介する。

島薗進 @Shimazono

１木ノ下秀俊氏（真宗大谷派）「それぞれのふくしま」（宗援連情報交換会）6/2「原発の関係者からとにかく逃げるようにと言われたが、後で事実そうだったと分かった。行政とメディアの情報はあてにならないというその時の状況は今も続いている」 sites.google.com/site/syuenreni…

島薗進 @Shimazono

２木ノ下秀俊氏「それぞれのふくしま」「放射能の情報も同様。稲を作るのかどうか。行政に言われても確かな情報はない」「だから皆がそれぞれに判断しなくてはならない。その判断は多様にならざるをえない。それをおたがいに認めて生きていく他ない」 sites.google.com/site/syuenreni…

島薗進 @Shimazono

３木ノ下秀俊氏（大谷派）「それぞれのふくしま」「「それぞれ」を尊ぶことが日々必須のことだ。ところが「福島」とか「被災地」で一括されてしまう。「ひとりひとり」が尊ばれていない。南相馬の住民にとってふだん「ふくしま」は「福島市」を指す」 sites.google.com/site/syuenreni…

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４木ノ下秀俊氏（真宗大谷派）「それぞれのふくしま」「南相馬も鹿島、原町、小高と違う。また、人もそれぞれだ。農家を続けるかどうか。次世代に「継いでほしい」という人もいれば「もういい」という人もいる。そのことを見ずに一括りにされている」 sites.google.com/site/syuenreni…

島薗進 @Shimazono

５木ノ下秀俊氏「「安全・安心」という専門家も「ノーモア福島」などという人もそうだ」「「美味しんぼ」の鼻血は避難所で見聞きしたことがある。何を今さらと思ったが読んでみた」「よく言ってくれたという思いがあるが、案の定つぶされた」sites.google.com/site/syuenreni…

島薗進 @Shimazono

６木ノ下秀俊氏「放射能のほの字も言えないような状況が福島県内にある。なかったことにして「復興」に進もうとしている」「心配があっても言えない。黙ってしまうしかない。心配していないわけがないが、口に出すと白か黒かになってしまう」 sites.google.com/site/syuenreni…

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７木ノ下秀俊氏（真宗大谷派）「それぞれのふくしま」「対立しないためには言えない。そこで、誰にも言えず不安を抱えるようになっていく。そうして孤立していくことになる。皆、ひとりひとりだ」「宗教者として何かをするか？初めにはそういう意識はもてなかった。」

島薗進 @Shimazono

８木ノ下秀俊氏「それぞれのふくしま」「人が必要としていることに応じていくことでせいいっぱいだった。今はどうか。「人はひとりひとりなんだ」ということを踏まえて、ひとりひとりの人間に会っていくこと。そしてできるだけのことをしていくこと」sites.google.com/site/syuenreni…

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９木ノ下秀俊氏（真宗大谷派）「それぞれのふくしま」「だが、もしかすると宗教者なら話せるということもあるかもしれない。人は自由な立場で寺に来るからだ」「危険かどうかは言えない。抑え込んだり、分断を進めたりしたくない」。 sites.google.com/site/syuenreni…

島薗進 @Shimazono

１０木ノ下秀俊氏「それぞれ…」「だから「用心しながら生きていく」「用心するに越したこはない」というようにしている」「そうしてふつうにつきあっていくようにしている」南相馬の僧侶のお話だが、原発事故被災地の現状理解に示唆するところ大きい。sites.google.com/site/syuenreni…