
読後感想文が国語教育をだめにしているかもしれない、という疑問。
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midoriSW19
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あと、日本の国語って文の鑑賞技術に偏ってて「作者の言いたい事」だとか「主人公の気持ち」だとかにあたかも正解があるように教えるんだけど、弊害が多いと思う。あのせいで日本じゃ「あんたなんかに私の気持ちは分からない」が殺し文句になる。他人の気持ちがわかったら超能力者。#SalondeF
2014-11-05 21:44:35
「解釈」とか「鑑賞」に主眼の置かれてるのが日本の国語なんだけど、解釈は歴史や社会に任せて、鑑賞は美術や音楽に任せて、国語では文章で相手を説得したり、口頭でディスカッションしたりする技術をもっと教えたほうがいいと思う私。その技術は絶対他の言語でも役にたつから。#SalondeF
2014-11-05 21:51:06
@reservologic 日本の国語って・・「作者の言いたい事」だとか「主人公の気持ち」だとかにあたかも正解があるように教えるんだけど、弊害が多い>まさに。先日「彼はxxと言ったが、おそらく○○という意味だろう」と愚かにも書いて、豪人担当教官にバッサリやられましたw
2014-11-05 22:24:07
息子の英文学(国語は英文学と英語に分かれている)の授業を傍観していると、ともかくどっさり本を読まされる。日本の教科書は長い小説のつまみ食いや短文のアンソロジーだけど、英国では1学期1冊とか決められて夏休みに読破して来いといった宿題が出る。@lovepicass #SalondeF
2014-11-05 22:59:51
夏休みに読破した1冊(例えばシェークスピアの『ハムレット』など)を、9月から始まる秋学期全部使って研究解釈し学期末に試験。英語(国語)ではクリエイティブライティングの授業が特徴的。創作です。先生がお題を出して短編小説を書く。試験もある。 @lovepicass #SalondeF
2014-11-05 23:06:50
娘の勉強はあまり観察してなかったけど、高校のプロジェクトではボブ・ディランの詩(歌詞)使ってアメリカ近代史を論じる、をグループで取り組んでた @midoriSW19 英国では1学期1冊とか決められて夏休みに読破して来いといった宿題が出る@lovepicass #SalondeF
2014-11-05 23:06:55
お邪魔します。うちの子は米国ですが、やはり、夏休み中に1冊読み、新学期の最初にはその本については議論します。今年度は作文に力を入れるとかで、ノンフィクション、短編小説、論説など、読んだり書いたりしてます@MiyamaeYukari @midoriSW19 @lovepicass
2014-11-05 23:20:08
私も毎週図書館に娘を連れて行きました。何冊もどっさり借りるので車で運ぶ必要があった。読書量は多かった。@kyougenki うちの子は、夏休み中に1冊読み、新学期の最初にはその本については議論します。 @midoriSW19 @lovepicass #SalondeF
2014-11-05 23:31:31
日本のインターで小学生していたときは、クラスで書評サイトに登録して、競って読んだ本の書評を書き、また、一定期間に読んだ本の数を申告し、多い子は表彰されて、ご褒美に図書室でお茶会に招待、とかありました。@MiyamaeYukari @midoriSW19 @lovepicass
2014-11-06 00:01:37
小学生には読んだ本の数を競わせるのは効果があるみたいです。こちらのご褒美は星マークのシールを教室の壁に貼ってもらうこと@kyougenki 一定期間に読んだ本の数を申告し、多い子は表彰されてご褒美に図書室でお茶会 @midoriSW19 @lovepicass #SalondeF
2014-11-06 00:17:34
@reservologic @MiyamaeYukari 結構国語の担当教師との相性の問題になるんですよね。フィーリングが国語担任と合うかどうかで解釈が違ってきて上手く点数に反映されたり、されなかったり。
2014-11-07 00:24:56
文章の評価は読み手の能力と立ち位置を反映するわけだから、教師は多様な他の「観点」を提示して、視野を広げることに力を注ぐべき @miumiu0303 フィーリングが国語担任と合うかどうかで解釈が違って @reservologic 日本の国語って文の鑑賞技術に偏 #SalondeF
2014-11-07 00:49:20
たとえば「我が輩は猫である。名前はまだない」。この名文の「は」と「が」の使い方は絶妙。これひとつで小論文成り立つでしょう。この「猫」という「話者」の主体が持つ自我の認識、読者との距離 @miumiu0303 フィーリング @reservologic 国語 #SalondeF
2014-11-07 01:13:41
根本の問題は子供の多様な価値観を容認できない教師、かも?@MiyamaeYukari @miumiu0303明解な文章だといいんですけど、テストで出題された文章が微妙な時はもう国語教師との腹の探り合いに終始するより他ないんです@reservologic #SalondeF
2014-11-07 01:54:59
教育の堕落ですよ。。。悲しい @miumiu0303 明解な文章だといいんですけど、テストで出題された文章が微妙な時はもう国語教師との腹の探り合いに終始するより他ないんです @reservologic #SalondeF
2014-11-07 01:15:46
一方、「言葉」の心理学的解析能力は非常に重要だと思う。説得にも議論にも、言葉の「話者」の意図や立ち位置を見分ける必要があるわけだし。@reservologic 国語では文章で相手を説得したり、口頭でディスカッションしたりする技術をもっと教えたほうがいい #SalondeF
2014-11-05 22:01:13
作文で論争したりするのも国語でやったらいいと思う。相手の論点の弱点をついたり、あいまいな部分を指摘したりしているうちに、解釈能力も付いてくる。今の国語って「書いてないこと」を理解させようとしすぎ。その前に「書いてあること」をきちんと批判的に理解できないと。 #SalondeF
2014-11-05 21:55:09
作文での論争ができるようになったらこんどは口頭でのディベートの練習をしたらいいと思う。ディベートは勝ち負けを決めるゲームだけど、本当の自分の意見とは反対側の意見を弁護する役になったりすると、結果としてトピックに対する理解度が高まる。それでこそ歴史解釈にも役立つ。#SalondeF
2014-11-05 21:59:18
いや、そこじゃなくて、正解のないものについてあたかも正解があるかのような誤解を与えているのが日本の「国語」という教科だってことです。いろんな物の見方を認める素地というのがそこからは育たない。RT @kumat1968: テクストから妥当な読み取りをする力って、やはりとても大切だ。
2014-11-05 22:09:06
こう考えてくると、日本の今の教科システムだと、教科としての国語が他の教科のためにほとんど役に立ってないことがわかる。文学鑑賞で夢見るのもいいけど、それじゃ社会や歴史を冷静に見る眼は育たないと思う。歴史修正主義みたいな夢物語も国語教育の不備から来てる気がする。 #SalondeF
2014-11-05 22:02:24
亡くなった米原万里さんがプラハの学校にいた時の図書館司書の話。読み終わった本を返しに行くと、司書がサマリーを話すように求めるんだそうです。ちゃんと読んでないとまとめられず、「攻撃的な読書」体験と書いてあった。 @kyougenki @lovepicass #SalondeF
2014-11-06 10:21:31
ノンフィクションでも小説でも読んだ本の「あらすじ」をまとめるのは有意義。感想文は意味がないと思う。読後に書くなら批評でなくてはいけないし、批評できないなら「あらすじ」を書くほうが記憶を確かにできて後々役立つ。@kyougenki @lovepicass #SalondeF
2014-11-06 10:35:00
国語はその他の科目全ての基礎だから、語彙の豊富さや文法の正しさ以外に評価されるべき点は、まとまった量の文章をどのぐらい理解できているか。読後感想文を書くのに理解はほとんど、あるいはまったく必要なく、作文の練習にもあまりならない。 #SalondeF
2014-11-06 11:43:49
「感想文は意味がない」に同意。子供は教師の喜びそうな、優等生的なことを書く。自分の本当の気持ちを書くとは限らない。@midoriSW19 @kyougenki #SalondeF
2014-11-06 11:17:14