【横山光輝「三国志」講座34「和睦」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第34話「和睦」の回です。 ※解説はあくまでbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座34「和睦」01】 第34話でございます。 またしても危ういところで命拾いをした公孫瓚。加勢に来てくれた劉備達に対し、公孫瓚は趙雲を紹介します。 劉備玄徳を見て、目を見開く趙雲。運命の出会いです。

2014-11-13 12:28:30
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」02】 関羽と張飛も紹介されて、お互い挨拶の後、祝宴が始まります。公孫瓚は劉備達が自分の部下でないことを残念がっていますが、劉備も趙雲も現状は公孫瓚の客将扱いです。そんな公孫瓚は放っておいて、劉備と趙雲はお互いの力量を推し量っていました。

2014-11-13 12:30:31
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」03】 後に蜀を支える大物同士との初対面の夜は静かに流れていきます。 一方、董卓により遷都された長安の都。急ピッチで街づくりをしたと見え、大変なにぎわいを見せています。反董卓連合軍の崩壊で、敵がいなくなり、都市づくりに専念できたのでしょう。

2014-11-13 12:33:32
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」04】 董卓は、大政相国を名乗ります。これは、諸大臣の上の位です。日本で言えば内閣総理大臣みたいなもんですか。皇帝に次ぐ位ですが、もちろん、皇帝より偉そうに振舞っています。この回の董卓さん、なぜか序盤は髭がありません。

2014-11-13 12:35:59
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」05】 書き忘れ説とか考えましたが、重版の際に修正をするということもあるので、横山先生に何か意図があったのでしょうか。髭がない分、悪役たる董卓の表情がわかりやすいです。そんな董卓さんのもとに、李儒が袁紹軍VS公孫瓚軍の戦いの報告に来ます。

2014-11-13 12:38:08
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」06】 李儒の報告では、袁紹軍のほうが旗色が悪いようです。一ヶ月以上に及ぶ戦いで両軍疲れ果てているということ。これを聞いた董卓は「李儒、お前は酒をうまく飲ませる術を心得ておるな」と上機嫌です。こういうセリフが言える大人はすごいと思います。

2014-11-13 12:40:19
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」07】 反乱軍がお互いに殺しあっている状況は、董卓を利することになります。高笑いとともに、袁紹も公孫瓚もみな死んじまえばいい、とのたいまいます。あまりにも笑いすぎて髭が生えてきました。そのタイミングで李儒が諌めの言葉を吐きます。

2014-11-13 12:41:55
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」08】 李儒の報告のタイミングは現代でも通用しますかな。ひとしきり相手を上機嫌にさせておいたところで、冷静な判断を求める発言をする李儒。ビジネス本とかで、「出来る部下の振る舞い」とか出せそうな勢いです。さて、その李儒の話とは…。

2014-11-13 12:43:35
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」09】 袁紹と公孫瓚のどちらかがそのうち戦に破れ、どちらかが死ぬことになるが、生き残った方が力をつけるに違いないといいます。確かに相討ちというのはなかなかないものです。そこで、李儒は奇策として、董卓が和睦を進めてはどうかと提案します。

2014-11-13 12:45:22
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」10】 当然董卓は疑問に思うわけです。なんでわざわざ、自分に背いた二人を和睦させる必要があるのか、と。ここで、李儒は政治の妙たるものを説くわけです。この機会に二人に恩をかけて、手なづけてしまおうというわけです。董卓はこの案を「むむ」と聞きます。

2014-11-13 12:47:04
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」11】 惜しいな、「むむむ」じゃなかった。 余談ですが、横山三国志の「むむむ」を全部集めた人がいらして、そのブログがこちらです。d.hatena.ne.jp/niguruta/20101… もちろん、ここでの董卓の「むむ」はノーカウントです。

2014-11-13 12:49:40
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」12】 董卓は「犬も3日買えば恩を忘れぬと言うからのう」と袁紹と公孫瓚を犬扱いしてますが、すぐに手を打つように李儒に命じます。 仕事が早い李儒は、すぐに公孫瓚に皇帝からの使者を派遣します。戦場には死体が転がりまくっています。

2014-11-13 12:52:28
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」13】 謹んで帝の使者を迎える公孫瓚と劉備達。和睦の提案に対し、袁紹が受けるなら、と受け入れます。それを聞いた使者は、袁紹のもとへ。これを見て劉備は戦はおさまるとみます。関羽が袁紹が話を受けるかと尋ねると、劉備は喜んでうけるさ、と答えます。

2014-11-13 12:54:53
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」14】 両軍疲れ果てた状態で、袁紹軍の疲弊ぐあいも考えると、勅使の話に飛びつくだろうと予想します。張飛は、もうひと押しだったのに、と残念がりますが、劉備の予想通り、袁紹も勅命に従います。袁紹と公孫瓚は橋の上で杯を交わして休戦となります。

2014-11-13 12:57:10
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【横山光輝「三国志」講座34「和睦」15】 その日のうちに兵馬をまとめ、それぞれの国に帰国する袁紹軍と公孫瓚軍。こうして、ひとまず、袁紹対公孫瓚の戦いは終わりました。 このあとの帰趨については次回です。 今回はここまで。

2014-11-13 12:59:29