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ツイートまとめ イラストレーター・中村佑介氏による『イラスト講座』『Q&A』の説明書 イラストレーター・中村佑介氏の『イラスト講座』『Q&A』の説明書です。 『イラスト講座』『Q&A』を読む際にはぜひ合わせて読んでください。 34185 pv 155 12 users 30
▼中村さんにこのような質問が・・・
マルフシ @malufusiiiiii
@kazekissa お忙しい所、突然失礼します。私は今普通高校の一年生で、東京芸大に進学したいと考えています。ですが、twitterやpixivなどを見ていると、同年代でも私より上手い人がたくさんいらっしゃって、自分には才能が無いのでは、と思ってしまいます。(続く)
マルフシ @malufusiiiiii
@kazekissa (続き)また最近では嫉妬もしてしまいます。そこで中村さんに質問なのですが、中村さんは他の方の才能に嫉妬することはなかったのでしょうか。また、美術を志したとき、中村さんはその点についてどのように考えたのでしょうか。不躾な質問ですが、ご回答をお願いできますか?
▼解答です
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A①】美術系ではなく普通高校1年生のまるふしさん。芸術大学に進学し、デザイナーになりたいと考えているそうです。そんなまるふしさんは最近、pixivやTwitterの同年代の作品をみて、「自分よりスゴイ…」と嫉妬してしまう事が多くなったそうです。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A②】こういった気持ちは、いくつになっても、多かれ少なかれ誰にでもある事として、「僕もあったよ~」と言えば一瞬気が楽になるのかもしれませんが、またパソコンの画面をつけるとぶり返すと思います。それでは一体どう対処したら良いのか。今日はその辺りを考えてみようと思います。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A③】もう少しまるふしさんのお気持ちを掘り下げさせてもらったところ、具体的には他人の作品の「細部まで描き込む丁寧さ、きちんと完成させる根気強さ、一番大きいのは、色のセンスや塗りの丁寧さ」などに嫉妬されるそうです。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A④】さて、そんなまるふしさんはどんな作品を描かれているのか。これは学祭の時に作ったポストカードだそうです。憂いの中にも清潔感があり、とても素敵ですね。親戚の高1がこれを作ったら、それこそ僕が嫉妬してしまいそうです(笑) pic.twitter.com/a2jTdFoXWI
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中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑤】こんなに素敵な作品を作れるのに、なぜまるふしさんが嫉妬してしまうのか。それは簡単です。パソコンの力を借りているからです。それは例えば、シークレットシューズを履いて高身長に見せても、背の低い男性のコンプレックス自体はなかなか緩和されないのと良く似ています。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑥】先程はあくまで例えなので、気を悪くされた方は申し訳ございません。つまり言いたかったのは、「何かの力を借りても、自分がやったようになかなか実感できない」という事。お小遣いの5000円より、はじめてバイトで稼いだ5000円の方が大きかったですよね。それが実感です。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑦】それでは先程のまるふしさんの作品から、ご本人の実力以外の部分をすべて消して行ってみます。パソコンの力を借りたのは、光、模様、空の写真、フォント(文字)…etc pic.twitter.com/XoQXwhDv7W
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中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑧】ずいぶんとシンプルになりましたが、これが本来のまるふしさんが"ご自分で実感できる自分の実力"という訳です。 pic.twitter.com/YFqAM2RJ8C
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中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑨】確かに先程の作品と比べると確かに寂しい感じはしますが、人物も構図もお上手なので、裏を返せば、これより描写力や構図力のない他人の作品には、劣等感は抱くことはないはずです。 pic.twitter.com/tpBCOJtzSS
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中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑩】この引き算から見える本来の実力こそが、「そこそこの作品が作れているはずなのに、必要以上に他人に劣等感を抱いてしまう」というものの正体だったのです。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑪】(ここで一旦注釈。今回のQ&Aの目的は決してコンピュータを使って制作する作品の否定ではなく、自分に自信の持てない子の原因究明と、レクチャーですので、その点だけ、誤解なきようお願い致します。)
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑫】そうなのですよね。コンピュータの良いところはたくさんありますが、欠点は「一見実力以上の見栄えの良い作品が完成するけれど、自分でやったという実感がなかなか持てない」という部分です。特に若い時期は余計にそう思うことでしょう。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑬】原因が掴めた所で、それでは一体どうしたら良いのか。それぞれの意見があると思いますが、僕はこう思います。劣等感を持ってしまう子は、制約がない限り、下手でも自分の手で描いた方が良いと。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑭】その理由はふたつあります。1つ目は、先程から申し上げている通り、自己や自信を形成する思春期においては、「ペンと紙さえあれば、何もなくても自分はできるんだ!」という事を実感しておいた方が、後々劣等感を引きずることが少なくなるからです。
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑮】もう1点は、プロや大学生になってパソコンを使った時、手描きに比べてあまりの楽さに余裕が出て、他の人より作業が早く丁寧に仕上がります。ドラゴンボールで悟空が重い服を脱ぎ実力がアップするシーン、あれと良く似ています。 pic.twitter.com/HerJ4dO4LF
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中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑯】もうわかりましたね。そう、今は勝負の時でも何でもありません。天下一武道会に出る為の修行の時期です。そんな大切な時期に、自分を大きく見せることばかりに時間を費やすことはよして、きちんと筋トレを行いましょうよ(例え)。 pic.twitter.com/jt2OLJoZgb
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中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑰】では絵やデザインにおいての"筋トレ"とは何なのか。それはこの講座やQ&Aでも何度もご指摘している通り"デッサン"です。今は「面倒くさいなぁ」と思っているかもしれませんが、小学生の時習った九九(9×9)、あれ好きだったかどうかは別として、いま役に立ってますよね?
中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑱】ではどんな風に役に立ってくるのか。具体的にまるふしさんのデッサンを見て、お答えしてゆきます。これは紫の色紙、ティッシュ箱、じゃがいも2個、ピーマンをデッサンされたそうです。 pic.twitter.com/6jQ9o2eJ8y
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中村佑介🎨Yusuke Nakamura @kazekissa
【まるふしQ&A⑲】形や構図は上手く取れていますが、立体感、質感、ディテール(細部)、色の差が弱いです。実際に目の前の景色を白黒にしたら、こんな風(右)に見えているはずです。画面の左を隠しても、右の色や素材、伝わってきますよね。 pic.twitter.com/LG5kT0OsYN
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