『毒になる親 ──一生苦しむ子供』引用まとめ

著:スーザン・フォワード 訳:玉置悟『毒になる親 ──一生苦しむ子供』(講談社+α文庫) 2014/11/18 読了。引用ツイートのまとめです。自分の人生を、自分の手に取り戻したい方へ。
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白汀 @hakutei0528

“「自分の問題を他人のせいにしてはならない」というのはもちろん正しい。けれども結論から先に言えば、それをそのまま幼い子供に当てはめることはできない。自分を守るすべを知らない子供だった時に大人からされたことに対して、あなたに責任はない”(スーザン・フォワード『毒になる親』)

2014-09-27 18:45:21
白汀 @hakutei0528

“とかく人間は、ネガティブな感情を本来向けなければならない対象からそらせ、より容易なターゲットに向けてしまいやすい”(スーザン・フォワード『毒になる親』講談社+α文庫 第一章)

2014-09-28 19:28:47
白汀 @hakutei0528

“彼女はいつも相手の男を責めたが、本当の問題は、自分がいつも似たような欠陥のある男とばかり一緒になってしまうところにあるとは気づいていなかった。彼女は相手のために努力していると信じていたが、実際には面倒を見ることで彼らの無責任な行動を誘発していたのだ。”(『毒になる親』第二章)

2014-09-30 11:18:31
白汀 @hakutei0528

“このタイプの親の持つ問題の深刻さがなかなか理解されにくいのは、彼らは子供を支配しようとしているのに「子供のことを気づかっている」という“隠れみの”に包まれているためである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第三章 コントロールばかりする親)

2014-09-30 11:18:47
白汀 @hakutei0528

“本当は親のほうに問題があるのに、ほかの兄弟姉妹もその親と一緒になって「お母(父)さんを傷つけて」「お前ひとりだけ違うことをするとは何事だ」という非難を浴びせる家庭は「毒になる家」と呼ぶしかない。これに親戚まで加わればもう地獄だ。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第三章)

2014-09-30 15:01:46
白汀 @hakutei0528

“アルコール中毒の親は、哀れをさそうような、そして、助けてもらわなくては生きていけなような、それでいて分別のない行動を通じて、積極的に、かつ無理やり、子供から子供の役を奪い取ってしまっているのである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第四章 アルコール中毒の親)

2014-10-01 20:52:39
白汀 @hakutei0528

”共依存者が“ダメ人間”をパートナーにするのは、自分が“ダメ人間”であることを自覚してのことばかりではなく、相手と比較して自分のほうが優れていると感じることができるためのこともある。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第四章 アルコール中毒の親)

2014-10-02 13:49:51
白汀 @hakutei0528

“重要なのは、(1)何を冗談のタネにしているのか、(2)残酷さの程度、(3)その発言の頻度、の三つであり、それによっては冗談が冗談でなくなるのである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第五章 残酷な言葉で傷つける親)

2014-10-03 16:54:19
白汀 @hakutei0528

“完全主義の親の過剰な要求に悩まされる子供は、普通二通りの道をたどる。親の承認と賞賛を得るために必死で頑張るか、親の望む通りにしないように反逆するか(中略)どちらにせよ、頭のなかで鳴り続ける親の声を消し去らないかぎり、状況が変わることはない”(『毒になる親』第五章)

2014-10-03 16:55:13
白汀 @hakutei0528

“彼らは自分の子供を、心を満たしてくれなかった親のかわりに満たしてくれる対象と見なしている。したがって、子供が自分の望むことを満たせないと激怒し、激しくくってかかる。だがその時、彼(彼女)が本当に激怒している相手はその子供ではなく、自分の親なのである。”(『毒になる親』第六章)

2014-10-03 16:57:32
白汀 @hakutei0528

“子供というのは、普通はだれでも本能的に“いい子”でありたいと思うものである。“いい子”は家の秘密をしゃべったりしないのだ。だが、そのために、“家の秘密”はさらに重く背中にのしかかる。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第六章 暴力を振るう親)

2014-10-03 16:58:34
白汀 @hakutei0528

“親子関係にはたくさんの心理的強要がある。それゆえ、子供に対して性的な行為をしようとする親は、無理やり力ずくで行動する必要はないのである。だがそのために、被害者の子供は自分が受けている被害の重大さを過小評価してしまうことが多い。”(『毒になる親』第七章 性的な行為を行う親)

2014-10-05 00:03:23
白汀 @hakutei0528

“何かがおかしいと思っても「恐ろしそうなことは見たくない」とばかりに目の前にカーテンを下ろし、何も見ない道を選んだのである。だが、「見ないこと」によって自分と家の平穏を守ろうとするのは、見当違いな努力である。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第七章 性的な行為を行う親)

2014-10-05 00:03:55
白汀 @hakutei0528

“「毒になる親」は、自分の考えが間違っていることを示す事実には必ず抵抗する。そして自分の考えを変えるのではなく、自分の考えに合うように周囲の事実をねじ曲げて解釈しようとする。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第八章 「毒になる親」はなぜこのような行動をするのか)

2014-11-05 22:30:10
白汀 @hakutei0528

“「毒になる親」は、家族の危機(それは彼らにとっての危機なのだが)に対しては、「事実の否定」「真実を隠すこと」そしていちばん最悪なのは「人を非難すること」で対抗しようとする。そしてその非難の対象となるのは、いつも必ず子供なのである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第八章)

2014-11-05 22:31:42
白汀 @hakutei0528

“人間の感情は理屈に合わないことを無条件で納得できるようにはできていない。許さないといけないからという理由で無理やり許したことにしてしまっても、それは自分をだましているだけなのである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第九章 「毒になる親」を許す必要はない)

2014-11-06 19:18:48
白汀 @hakutei0528

“真実を見つめて問題に取り組むというのは非常につらい作業であるため、その苦しさから逃れるために「許し」に逃げ込んでしまう人がいる”(スーザン・フォワード『毒になる親』第九章 「毒になる親」を許す必要はない)

2014-11-06 19:19:38
白汀 @hakutei0528

“本当に許すことができるのなら、それはかまわない。だがそれは「心の大掃除」という長い道のりを経て(略)最後の結論としてそうなるのでなくてはならないということなのである。まず最初に「許さなくてはすべてがはじまらない」というのでは、順序が逆なのだ。”(『毒になる親』第九章)

2014-11-06 19:21:35
白汀 @hakutei0528

“人間の感情が他人の言動から影響を受けるのは事実だが、大人であるなら、だれかに傷つけられた時に自分を癒すのは自分の責任である。それは親であろうと同じことだ。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十章 「考え」と「感情」と「行動」のつながり)

2014-11-07 15:40:12
白汀 @hakutei0528

“多くの状況のもとでは、感情がわき起こる直前に、常に家で培われた「考え」が無意識のうちにあなたの全身を駆けめぐる。この「考え」がどんなものか、そして、それと「感情」とのつながりを理解することが、自滅的な「行動」に走ることを止めるための第一歩だ。”(『毒になる親』第十章)

2014-11-07 15:40:52
白汀 @hakutei0528

“相手に対して感情が自動的に反応してしまうのを許しているということは、自分に対するコントロールを失っているということであり(略)それはつまり、自分の感情をコントロールする力を相手に与えてしまっているということだ。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十一章 自分は何者か)

2014-11-08 09:39:22
白汀 @hakutei0528

“人に対して自分をはっきりさせることができないのは、自分の弱さのためだと考える人は多い。けれども、「自分にはできない」と思っているのは、実際には「できない」のではなく、「しないでいること」を選択しているのである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十一章 自分は何者か)

2014-11-08 09:40:23
白汀 @hakutei0528

“相手が変わるか変わらないかは重要なことではない。大切なのはあなたが変わることであり、あなたは相手の反応がどうであるかには無関係に、自分の力だけで過去のパターンから変わっていくのである。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十一章 自分は何者か)

2014-11-08 09:41:23
白汀 @hakutei0528

“義務を果たさない親によって結果的に子供が苦しめられているのであれば、そこに悪意があったかなかったかを論じるのは的がはずれている。親としての義務を果たさなかった親は、したこととしなかったことの両方の面で責任を負わねばならない。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十二章)

2014-11-16 09:46:38
白汀 @hakutei0528

“抑えがたい大きな怒りを無理やり抑えつけている時、あなたの心はうっ積し、イラついて、あなたは間違いなく人と摩擦を起こす。怒りとは、うまく管理していないかぎり、必ず本人に害を与えるものなのだ。”(スーザン・フォワード『毒になる親』第十二章 「怒り」と「悲しみ」)

2014-11-16 09:47:42