アルファ通信がらみのデマに対するye2cun氏久々の連ツイ

野々村 @ye2cun

御無沙汰致しております。 安否を気遣って下さるツイートをお見かけしましたので、今からちょっとだけ復活します。

野々村 @ye2cun

(1/18)『国から測定器の改造を強要され、それを拒否して契約を解除されたアルファ通信が破産した』というデマについて、アルファ通信側は国を相手取った訴えを取り下げ、リアルタイム線量測定システムは同社側の費用負担によって来春までに撤去されることとなり、既に作業が開始されています。

野々村 @ye2cun

(2/18)アルファ通信側は、国を相手取った訴えを取り下げた理由として、①自らの主張を立証できる証拠が無い、②勝訴の見込みが無い、③設置したリアルタイム線量測定システムの撤去工事費用を自社に残された資産内で全額賄うことが可能、の3つを挙げています。

野々村 @ye2cun

(3/18)『①自らの主張を立証できる証拠が無い』については、納品したと主張する600台の内、2台分の試験成績証しか存在せず、測定器としての要求仕様を満たしていたことを証明できるものがありません。

野々村 @ye2cun

(4/18)納品前検査においても指示値の誤差が大きく（大きく出る、著しく小さく出る）、アルファ通信は要求仕様を満たすことを諦めたも同然に自社検査データを改竄しますが、営業部長が改竄データを国に提出する前夜に役員が検査直後のデータをメール送信してしまっており、すぐに露呈しました。

野々村 @ye2cun

(5/18)納品については、既に10日延期された納期を2週間過ぎても納品できず、アルファ通信は『（更に2週間後の）11月14日までに完納できなければ御沙汰を甘受する覚悟』との誓約書を提出しています。

野々村 @ye2cun

(6/18)その期日（11月14日）までに130台、契約解除前日（11月17日）までに596台工事を行なったとする報告が存在しますが、それまで再三納期を守ることができなかったアルファ通信が、その3日間だけ怒涛の勢いで作業を行ない466台の工事を終えたとするのは荒唐無稽です。

野々村 @ye2cun

(7/18)『②勝訴の見込みが無い』については、担当弁護士が「勝訴の見込みが無い」、社長が「社員の協力を得られない」と語っており、アルファ通信にとって、裁判を継続しても意味が無い、裁判を継続できないという判断です。

野々村 @ye2cun

(8/18)『③設置したリアルタイム線量測定システムの撤去工事費用を自社に残された資産内で全額賄うことが可能』については、アルファ通信側が撤去工事の見積もりを取ったところ、同社に残された財産の範囲内でそれを賄えるということです。

野々村 @ye2cun

(9/18)アルファ通信が国を相手取った訴えを取り下げること、同社製のリアルタイム線量測定システムを同社側の負担で撤去することについては、同社の負債総額の8割に相当する債権者が同意し、債権者集会を先月20日に終え、撤去工事は既に開始されている次第です。

野々村 @ye2cun

(10/18)デマ屋の安易な反論として「国の圧力がー！」というのが出るのは想像に難くありませんが、そもそもアルファ通信はリアルタイム線量測定システムの落札時点で資金が無く工事費用等を他社が立て替え払いをしており、また、落札額は負債総額の1割に過ぎません。

野々村 @ye2cun

(11/18)国がアルファ通信に求めていたのは同社製のリアルタイム線量測定システムの撤去と、契約が履行されなかったことに対する違約金等で、その違約金等は落札額の1割程度、これを債権とみなしても負債総額の1%に過ぎません。

野々村 @ye2cun

(12/18)つまり、国から契約を解除されたためにアルファ通信が破産した訳でもなく、訴えの取り下げや撤去の決定に国の意向が作用することも起こり得ないということで、何かにつけとりあえず「国からの圧力がー！」とか言ってる皆さんには「バカじゃねーの？」と申し上げておきます。

野々村 @ye2cun

(13/18)『国から測定器の改造を強要され、それを拒否して契約を解除されたアルファ通信が破産した』というデマは、そのルーツをたどると、その全てがアルファ通信の社長と昔から懇意だった、あるいは取材活動の支援を受けていた二人のジャーナリスト、元木昌彦と桐島瞬に行き着きます。

野々村 @ye2cun

(14/18)この二人のジャーナリストをルーツとするデマには、フランスFR3の番組や、西尾正道北海道がんセンター名誉院長の講演も含まれます。 舶来品や肩書を根拠なく礼賛し、それでもこのデマを信じている皆さんには、再度「バカじゃねーの？」と申し上げておきます。

野々村 @ye2cun

(15/18)デマのルーツである二人のジャーナリストや彼らの記事を掲載した各媒体が、アルファ通信が破産しても、国を相手取った訴えが取り下げられても、リアルタイム線量測定システムの撤去が始まっても、ダンマリを決め込んでいること自体が、これがデマであることの証左の一つです。

野々村 @ye2cun

(16/18)実際に、アルファ通信製リアルタイム線量測定システムの状況として、ほとんどが故障、数少ない指示値が表示されている箇所では値は突飛に大きい場合（522μSv/h等）もあるが全体として後に設置された代替機よりも小さく、正常動作していない、という結果が出ています。

野々村 @ye2cun

(17/18)「国際基準より低い日本基準！」とか言ってる人も居ますが、各国の標準器が同等か各国間で相互承認しているので、独自の日本基準とかいう概念自体が誤りです。 それっぽい言葉に踊らされ、それでもこのデマを信じている皆さんには何度でも「バカじゃねーの？」と申し上げておきます。

野々村 @ye2cun

(18/18)…とか言ってると「工作員！」とか言う人が必ず出て来るので、私としては追い詰められた子どもが発する「お前の母ちゃんでーべーそー！」くらいにしか思えず、なんだか面白そうなので、そんな皆さんのために、あらかじめ「工作員でーす！時給一億万円でーす！」と申し上げておきます。

野々村 @ye2cun

以上、連投失礼致しました。 お世話になった皆さん、ありがとうございました。 （遺言じゃないです） では、また眠りに就きます…。

野々村 @ye2cun

アルファ通信製リアルタイム線量測定システムが続々と撤去されていることをTL上で知り、安堵しているのと同時に、正直なところ一抹の寂しさを感じております。 また、撤去作業の進捗に伴ない、珍妙な陰謀論が再燃するのでは…と危惧しております。

野々村 @ye2cun

…という訳で、アルファ通信製リアルタイム線量測定システムについて触れた昨年の動画に、より詳細なデータや根拠を追加し、再構成したものを公開しました。 youtu.be/XYNaSSsrC-c

拡大

野々村 @ye2cun

冒頭に、思わせぶりな予告編っぽいものを追加しました。 youtu.be/XYNaSSsrC-c pic.twitter.com/MNHrdOFN7k

拡大

拡大

野々村 @ye2cun

虚報の源である元木昌彦・桐島瞬とアルファ通信との関係（があるとする根拠）、桐島の記事を引用して展開される西尾正道の謎の講演、西尾が引用している矢ヶ崎克馬の謎のグラフの解説も追加しました。 youtu.be/XYNaSSsrC-c pic.twitter.com/6lEr6lF9XG

拡大

拡大