【連続スケベ小説】羽根っ娘の愛情たっぷりモーニング

羽根っ娘の産みたて卵でおいしい朝食作って食べるだけの健全なスケベ小説です。
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CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

俺なんて毎月羽根っ娘に卵産ませてるぞ

2014-11-21 22:35:49
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

だって羽根っ娘の産んだ無精卵なら腐らせるくらいなら食べたほうがいいでしょ!?

2014-11-21 22:37:23
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「おはよう」目を覚ますと、見慣れた顔が俺を見下ろしていた。「昨日来ないと思ったら、そういうことか」「正解」彼女はにっこりと笑い、背中の翼を嬉しそうに揺らした。「朝ごはん、今作るね」「どうせ玉子焼きなんだろ」「残念、今日は特製目玉焼きでした!」結局卵じゃないか。 #連続スケベ小説

2014-11-21 22:58:59
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「そろそろだと思ったよ」「私の産卵周期、覚えてくれたの?」そこは果たして目をキラキラさせて喜ぶことかどうかはともかく、こいつが卵を持ってくる日はだいたい毎月二十日ごろだ。「本当は有精卵がいいんだけど、今月もハズレ」彼女の背中で翼がしぼむ。認知なんかしないぞ。 #連続スケベ小説

2014-11-21 23:02:53
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「ベーコンとソーセージ、どっちがいい?」「ベーコン」「はいはーい」白い翼がとてとてとキッチンへ駆けていく。俺は大きくため息をついてベッドから背中を引きはがす。キッチンからはさっそくベーコンの焼ける音と共に香ばしい匂いが漂ってきた。空腹には刺激的だ。 #連続スケベ小説

2014-11-21 23:07:12
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「はーい、お待たせ」ちょうど俺が椅子に座ったタイミングで焼きたてのベーコンと厚切りのトーストが出てくる。「で、私の自信作」ドスッっという重い音とともに大皿に鎮座した巨大目玉焼きがテーブルに降り立つ。「でかくね?」「計ってみたんだけど、いつもより200g重いの」 #連続スケベ小説

2014-11-21 23:12:33
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

そうでなくても彼女たち羽根つきの卵はスーパーで売っている鶏卵の数倍のサイズがある。それが今日は輪を掛けてデカい。「いっぱい食べてね?」「お、おう……」思っていたよりヘビーな朝食になってしまった。「悔しいけど、美味い」「だって、愛情が隠し味だもん」  #連続スケベ小説

2014-11-21 23:20:53
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「あー、はいはい」ぷるんとした表と、カリカリに焼けた裏面に程よく塩気が効いている。こうなると炭水化物――ようは今ベーコンの横に鎮座している狐色のごとく焼けたトースト――が欲しくなる。「バターあったっけ」「マーガリンならあるよ」「じゃあジャムだけでいいや」「はい」 #連続スケベ小説

2014-11-21 23:28:18
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

彼女からジャムの瓶を受け取り、トーストに塗りたくる。「やっぱこれだな」砂糖の甘みと小麦の香り、イチゴの酸味が目覚めの舌に丁度いい。「ジャムだけって変じゃない?」彼女もエプロン姿のまま俺の対面に座り、マーガリンを塗ったトーストの上にジャムをのせる。「太るぞ」  #連続スケベ小説

2014-11-21 23:32:09
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「うっ……」マーガリンつきジャムトーストを一口かじった彼女の動きが止まる。「太るぞ〜」抑揚を殺した口調で彼女を煽る。「う、うぅ、う」それでも食いついたまま動かないあたり、彼女はわかりやすい。「はぐっはぐっむぐっ」もうヤケなのか、彼女は一息にトーストを食べ進めた。 #連続スケベ小説

2014-11-21 23:35:37
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「食べた分運動するもん……」「へぇ」俺はもう一枚のトーストにベーコンと目玉焼きをはさみながら彼女の強がりに付き合う。「ベッドの上で、あんたと」「ンゴフッ!?」むせた。というかたぶん今肺に入っちゃいけない物が入った。「ちょっと、頑張って産んだんだからこぼさないで」 #連続スケベ小説

2014-11-21 23:39:39
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「あぁ,うん、そう、そうだね」俺は何度か深呼吸して自分を落ち着かせる。「ねっ? だから今夜は……お願い」彼女の深い蒼色の瞳がじっと俺を見据えている。期待に満ちた彼女の目かに否定の言葉は返せなかった。「あぁもう、わかったよ。ただしゴムに穴あけたりすんなよ」  #連続スケベ小説

2014-11-21 23:45:55
CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「じゃあしっかり食べて精力つけてもらわないと。はい。あーん」「へいへい」しぶしぶあけた俺の口に目玉焼きがつっこまれる。「やっぱうめぇな」「でしょ?」彼女は得意げに胸をはった。  #連続スケベ小説

2014-11-21 23:48:47