「後宮楽園球場」野球関連元ネタ等まとめ

「大洋の鯨はどこへ?」「ええ、ええ、星になりました」 『このライトノベルがすごい!2015(2014年度版)』で総合5位を獲得した石川博品『後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール』の野球関連元ネタ等を主に収録したまとめです。 2巻まとめ 続きを読む
書籍 文学 ライトノベル 石川博品 ラノベ
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大白日帝国―野球の巡業で身を立てていた白日人が興した国。その皇帝暗殺の野望を胸に秘める少年・海功は宮廷に入りこむため、少女に扮して後宮の一員となる。新入り宮女として勤務しはじめた彼が見たものは、帝国中から集められた美少女たちが、野球で皇帝の寵愛を争う熱狂の楽園、すなわちハレムリーグであった。野球少年の海功もハレムリーグに巻き込まれていき―!?

スポーツ新聞風?特設サイト
http://dash.shueisha.co.jp/feature/haremleague/

電子書籍版
http://www.amazon.co.jp/dp/B00PF3Z6I8/

𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
「後宮楽園球場」の元ネタについてちょっと調べてみた。以下、だらだらつぶやく。私のような身でも知ったかぶりできるんだから、インターネットのさても便利なことよ。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
まずタイトルの「後宮楽園球場 ハレムリーグ・ベースボール」。まず「後宮(ハレム)」、第二にかつて東京に存在した「後楽園球場」、第三にオランダはハーレム(Haarlem)で開催される国際大会「ハーレム・ベースボール・ウィーク」。
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今作はTLでもっぱら「ハリーグ」の略称で通っているが、日本プロ野球の「パシフィック・リーグ(パ・リーグ)」もかけていると考えられるかもしれない。どうだろう。
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65p「三打数で八安打したことあるもの」 いわゆる「全盛期のイチローコピペ」から「3打数5安打は当たり前、3打数8安打も」。全体的にネタ元が古めかしいがこれは珍しく2000年代のもの。 zenseiki.com
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2ちゃん語、正確にはプロ野球板やなんJネタとおぼしきものもあったが、これ以外に断定はできなかった。
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p84では後宮の野球は9人制とわざわざ言及されている。とするとそれ以外の人数で行う公式戦も存在するように思われる。この世界で三角ベースは一般的ではないのだろうか。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
前後するが82p、投手は政治力のある人が独占しがち、とある。花形ポジションはピッチャーということだね。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
口三味線(ささやき戦術といったほうがいいかもしれない)で打者の集中をかき乱そうとする捕手。特にモデルはいないだろうがこんな美少女いやや(笑)。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p108の本盗及びそれが原因でのp140の乱闘は、それぞれ1969年巨人対阪急の日本シリーズ、1994年の巨人対ヤクルトであるらしい。 twitter.com/chrisakira4/st…
リンク Twitter 栗栖章 on Twitter "石川博品『後宮楽園球場』内の野球シーンが素晴らしい。p108のホームスチールの場面は1969年日本シリーズでの土井のホームスチールが元ネタであるし、p140の乱闘シーンはおそらく1994年の巨人-ヤクルト戦で西村が村田真一に与えた頭部死球をきっかけとした乱闘が元ネタだろう。"
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p104の三塁へのスライディングもなにかモデルがありそうな気がするんだが。
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p120「大洋の鯨はどこへ?」「ええ、ええ、星になりました」横浜を本拠地としていたプロ野球チーム、大洋ホエールズが1993年横浜ベイスターズに。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
今調べていて知ったのだが、親会社が変わったからチーム名もそれとともに、というわけではなく、マルハからTBSに交代したのは2001年のことだったのだね。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
またもちょっと戻ってp107「真っ黒に汚れた足袋を真っ白にするのと同じくらい無理なことだ。」嘘だと言ってよバーニィ!…もとい。1019年のワールドシリーズで起こった八百長事件、通称「ブラックソックス事件」か。シカゴ・ホワイトソックスの選手が賄賂を受け取りわざと敗退。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p124、半世紀前のスコアブック、しかも地方リーグのものを入手し「頭の中でプレーが再現される」と熱く語るジラ。マニアックである。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p128「林檎事件」は1933年、慶応対明治で起こった大乱闘事件、p129「ポカリ事件」は1949年巨人の三原脩監督が「後楽園球場」で南海の筒井選手をポカリとやった事件らしい。 twitter.com/chrisakira4/st…
リンク Twitter 栗栖章 on Twitter "他にも「ポカリ事件」だの「リンゴ事件」だの…。まったくもって素晴らしい。フォロワーの一人が読んでいたので手にとってみたが、本来のライトノベル読者層の中でこういった細かいネタに気が付く人はどれくらいいるのだろう…。"
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p146「あ、赤鬼…」顔の下半分を血で染めた姿を、赤鬼と称され、顎を複雑骨折してもなお出場したチャーリー・マニエルにならったものか。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p143乱闘にそなえ利き手をかばうためにグラブをはめなおす香の君。金田正一?
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p156「下臈所の三悪人」隠し砦の三悪人――ではなく、野村克也が大いに手を焼いた江本孟紀、江夏豊、門田博光を「南海ホークスの三悪人」と呼んだことからだろう。「三勇士」はどうだろうな。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
あと同じページの「害人」。こちらは成績を残せないどころか、チームに多大な迷惑、損害を与えた外国人選手を揶揄していう俗語。穏当な言い方でネタ外国人とも。具体例は枚挙に暇がない。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p196「あなたを抜かしちゃったら、わたしがアウトになるんだからね」「塁を踏み忘れるんじゃないわよ」これについては詳細なルールが存在する。歴史が長いぶんだけ、実際に打者走者を抜いた、踏み忘れたといった例も多いのであろう。
𝓴𝓲𝓼𝓪𝓭𝓪𝓵𝓸𝓰 @kisadalog
p197「神さま預言者さま蜜芍さま」西鉄ライオンズのエースであり、1958年の日本シリーズで巨人相手に3連敗と王手をかけられてから4連勝を成し遂げ「神様仏様稲生様」とたたえられた稲尾和久。
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コメント

ますたあ陽太郎4s @kaolu4s 2014年11月24日
まだ指摘が出ていないみたいなので。P138香の君の恐ろしさ、四球の割に死球が多いは東尾修のケンカ投法。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s 2014年11月24日
P194「アーバラナ海に叩きこめ」はサンフランシスコ・ジャイアンツ本拠地AT&Tパークの「スプラッシュヒット」かな。サンフランシスコ湾に飛びこむ場外弾。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s 2014年11月24日
P196の宙返りホームインは秋山幸二の宙返りホームイン。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s 2014年11月24日
P197蜜芍攻城龍(ゴジラ)は松井秀喜の通称「ゴジラ」からか。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s 2014年11月24日
P255杏摩勒の赤いバット。打撃の神様こと川上哲治の赤バットから。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s 2014年11月24日
P265花刺のフォロースルーとガッツポーズは中村紀洋をモデルにしているか。微妙。
ますたあ陽太郎4s @kaolu4s 2014年11月24日
p291のプレイはオーティズのグラブ投げかな? NPBでは安全進塁権が与えられるけどまあそこは協会が違えばルールも変わる。
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