労働力が商品なのか? 職が商品なのか?
- Hagiasophia765
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@niwardino ああ、その件でしたか。私はむしろ、国会議員は給与を最低賃金にでもして、供託費も1~10万円ぐらいに落として、定数を今の10~100倍ぐらいにした方が良いと思っているので、この公約には興味が無いどころか、反対でした。この件については、東浩紀が詳細に述べています
2014-11-23 19:37:59@Hagiasophia765 なるほど。しかして供託金と給与下げるとしても、議員数を10~100倍とは、発想としてはすごいですが、これなかなか難儀でしょう。給与を最低賃金にしたら、候補者数に欠員が出たりしそうですね。
2014-11-24 12:49:24.@niwardino twitter.com/niwardino/stat… 公務員にしても、代議士にしても、「理想」を掲げるなら給与は最低賃金にすればいいんですよ。そもそも、「便所掃除」や「核廃棄物の処理」という、明らかに不人気な仕事が尤も高給取りでないだんかいで、需給上狂っている
2014-11-24 12:51:48✕ 尤も ◯ 最も
.@niwardino 今の労働市場は、職が商品になっている。だから、人気職の給与が跳ね上がり、不人気職の給与が安くなる。本来は逆であるべきなんですよ。あくまで商品は「労働力」です。だから、労働力の集まらない「不人気職」こそ高給になるべきなんです。で……
2014-11-24 12:54:30.@niwardino で、本題なんですが、賃金を下げて公務員なり、議員なりに欠員が出たなら、次年度から「株のティック抜き」のように最低賃金なり、個別の給与なりを、それこそ最低賃金のように一円刻みで上げていけばいいんですよ。そもそも、理想って何よ?ってはなしですよね。その状況って
2014-11-24 12:56:54希少価値を重視すべきは労働側の求心力であり、雇用側の求心力じゃない。って言っても分かりにくいかな?まあ、正確に言うなら、人の集まらない職には二種類あって、「技術の問われる職」と「意欲の問われる職」の二つが有るのよ。で、世の中では前者しか重視されていない。これが間違っている
2014-11-24 13:01:06「技術の問われる職」(高度な専門職、資格制の医者とか、選抜制の公務員や代議士)と「意欲の問われる職」(不人気、悪印象の便所掃除や核廃棄物処理)の双方を、同じ給与で扱え。と、書いているだけなんだけどね。そこが不自然に思えるなら、建前なんて無意味なんだから、捨てちまえよ。と思う
2014-11-24 13:03:27ただまあ、「技術の問われる職」でも、本当の「技術職」の需給バランスはけっこうまともなものもある。イラストレーターや漫画家はあきらかな技術職だが、一部の売れっ子以外、その求心性を反映して給与水準が落ちているからね。一番の問題は「選抜性の専門職」だろう
2014-11-24 13:37:49募集倍率(一件の募集に対する応募人数)は1倍より高く、狭き門なのに、わざわざ法外な給与で人を集めている。これは、明らかに異常で、募集倍率が「1」になるように給与を安く設定するのが本来なら、妥当なのだ。これは、公務員や代議士という、特別な資格が必要のない職が該当する
2014-11-24 13:42:17逆に、資格制の専門職でも、過酷すぎて人が集まらない。同じ資格の仕事なのに、待遇に差があるにも関わらず、過酷な方が薄給という狂った現場も有る。開業医と救急医療従事者が該当する。ただまあ、これは自営業と従業員という職業形態の差もあるので、一概には論じれない部分もある
2014-11-24 13:44:15だが、こういう需給ギャップのほとんどは、結局のところ「労働を人間の条件」にしている今の社会システムに問題が有るのであって、無条件BIなどを実施して「冷静に職を選べる状況」を作れば、多少の混乱とともに自然と解消すると思う。無論、社会の発展は度外視する事になるけどね
2014-11-24 13:45:38@Hagiasophia765職が商品、確かにその通りでしょうね。なかなか面白いです。少なくともマクロ経済学至上主義の方よりは遥かに(笑)。ただ、実現性という観点ではどちらも難しいと思います。政治の理想を実現するために身銭を切るぐらいの猛者はそう多くは現れないでしょうし。
2014-11-24 13:52:08.@niwardino んー。身銭というよりも、民間部門が重要という割には、政府部門が人的資源取り過ぎているんですよ。公務員ってのは、本来はコンビニ店員程度のクオリティでも問題ない
2014-11-24 14:21:04無条件BIを実施すると、旧ソ連のように社会が停滞ないしは破綻するのではないか?という疑問に対しては……
これは、オルダス・ハクスリーの「すばらしい新世界」という小説を読めば、何となくわかると思うのですが…。そもそも社会の発展というのは、極めて内省的な分野のもので、宗教的な理由(宗教そのものではない)が大きいのです。ソ連が発展しなかった理由は共産主義ではなく宗教否定が大きいと思います
2014-11-24 15:23:41